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全粉乳のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、乳の全粉乳を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

全粉乳のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは全粉乳の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー490Kcal高い
炭水化物39.3g
└糖質41.5g多い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質25.5g多い
脂質26.2g多い
食塩相当量1.1mg普通

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「<牛乳及び乳製品> (粉乳類) 全粉乳」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、全粉乳がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

全粉乳はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

全粉乳とは?どんな食材?


全粉乳は、乳(乳粉)の一種であり、乳製品の一部です。乳を凝縮し、水分を取り除いた後、乳固形分を粉末状にしたものです。この粉末状の乳製品は、長期保存が可能であり、乳製品の栄養成分を濃縮した形で提供されます。

全粉乳の特徴


全粉乳は、乳製品の中でも特に栄養価が高く、多くの栄養素を含んでいます。たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど、乳に含まれるさまざまな栄養素をバランスよく摂取することができます。また、全粉乳は乳製品の風味や味わいも持ち合わせており、料理や飲み物に使用することで、豊かな風味を楽しむことができます。

全粉乳の利用方法


全粉乳は、様々な料理や飲み物に利用することができます。例えば、ベーキングやデザート作りに使用することで、風味や濃厚な味わいを引き出すことができます。また、コーヒーや紅茶に加えることで、クリーミーなテイストを楽しむこともできます。さらに、スムージーやプロテインシェイクにも全粉乳を加えることで、栄養価を高めることができます。

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ざっくり説明するとこんな感じです!次は全粉乳がダイエットにどう役立つか説明します!

全粉乳はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. タンパク質が豊富


全粉乳は、可食部100gあたりに25.5gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、体の細胞や組織の修復や再生に必要な栄養素です。特に運動後や筋力トレーニングの後には、タンパク質を摂取することで筋肉の回復を促進することができます。全粉乳のタンパク質は、アミノ酸のバランスも良く、質の高いタンパク源として利用できます。

2. エネルギー源として利用できる


全粉乳は、カロリーが490kcalと高めです。このため、エネルギーを必要とする活動や運動を行う際に、全粉乳を摂取することで効果的にエネルギーを補給することができます。特に、朝食やランチなどの食事に全粉乳を取り入れることで、長時間の持続力を必要とする活動にも対応することができます。

3. ミネラルやビタミンも含まれる


全粉乳には、カルシウムやリン、ビタミンA、ビタミンDなどのミネラルやビタミンも含まれています。特にカルシウムは、骨や歯の形成や維持に必要な栄養素です。全粉乳を摂取することで、これらの栄養素をバランスよく摂ることができ、健康な体作りに役立ちます。

以上のように、全粉乳はタンパク質やエネルギー源として利用できるだけでなく、ミネラルやビタミンも含まれているため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ただし、糖質や脂質の量には注意が必要ですので、適量を摂取することが大切です。

おすすめ全粉乳のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

全粉乳に含まれる無機質の栄養を解説!

「全粉乳」の特徴



「全粉乳」は、乳(乳粉)の栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。

1. 多くの無機質を含む


全粉乳は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどの無機質を豊富に含んでいます。特にカリウムやカルシウムの含有量は多く、健康な体を維持するために必要な栄養素として重要です。

2. 鉄や銅などの微量元素は普通程度


全粉乳に含まれる鉄や銅などの微量元素は、普通程度の含有量です。これらの栄養素は体内の代謝や免疫機能に関与しており、適切な量を摂取する必要があります。

3. ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンなどは含まれていない


全粉乳にはヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどの栄養素は含まれていません。これらの栄養素は体内の機能に重要な役割を果たしていますが、全粉乳からは摂取できませんので、他の食材からバランスよく摂取する必要があります。

以上のように、「全粉乳」は多くの無機質を含み、鉄や銅などの微量元素は普通程度ですが、ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンなどは含まれていない特徴があります。栄養バランスを考えた食事を心掛ける際には、これらの特徴を踏まえて適切な食材の選択を行うことが重要です。

全粉乳に含まれるビタミンを解説!

1. ビタミンAの特徴


全粉乳に含まれるビタミンAは、主にレチノールとして170 μg含まれています。これは他の食品と比較して非常に多い量です。また、全粉乳にはα-カロテンやβ-カロテンなどのプロビタミンAは含まれていません。ビタミンAは視力の維持や免疫機能のサポートに重要な役割を果たします。

2. ビタミンDの特徴


全粉乳に含まれるビタミンDは、0.2 μgと比較的多い量です。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康をサポートします。特に日光によるビタミンDの生成が難しい場合や、乳製品を摂取することでビタミンDを補給することが重要です。

3. ビタミンEの特徴


全粉乳に含まれるビタミンEは、主にα-トコフェロールとして0.6 mg含まれています。他のトコフェロール(β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロール)は含まれていません。ビタミンEは抗酸化作用を持ち、細胞の酸化ストレスから守る役割を果たします。

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最後に、全粉乳の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「全粉乳」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー490Kcal高い
炭水化物39.3g
└糖質41.5g多い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質25.5g多い
脂質26.2g多い

「全粉乳」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分3.0g低い
有機酸1.2g多い
灰分6.0g多い
コレステロール93mg多い
食塩相当量1.1mg普通
アルコール-g無し

「全粉乳」のビタミン・無機質等

ナトリウム430mg多い
カリウム1800mg多い
カルシウム890mg多い
マグネシウム92mg多い
リン730mg多い
0.4mg普通
亜鉛2.5mg多い
0.04mg普通
マンガン0.02mg低い
ヨウ素-μg無し
セレン-μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール170μg多い
└α-カロテン-μg無し
└β-カロテン-μg無し
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量70μg多い
└レチノール活性当量180μg多い
ビタミンD0.2μg多い
ビタミンE
└α-トコフェロール0.6mg普通
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK8μg多い
ビタミンB10.25mg多い
ビタミンB21.10mg多い
ナイアシン0.8mg普通
ビタミンB60.13mg普通
ビタミンB121.6μg多い
葉酸μg無し
パントテン酸3.59mg多い
ビオチン-μg無し
ビタミンC5mg多い

(100 g:222mL、100 mL:45g)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

全粉乳と同じ乳の乳粉ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
全粉乳49041.525.526.2(0)
脱脂粉乳35455.234.01.0(0)
乳児用調製粉乳51057.912.426.8(0)
カゼイン3582.886.21.5(0)
チーズホエーパウダー33976.512.51.2(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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