チーズホエーパウダーのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

チーズホエーパウダーのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはチーズホエーパウダーの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	339	Kcal	高い
炭水化物	77.0	g
└糖質	76.5	g	多い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	12.5	g	普通
脂質	1.2	g	低い
食塩相当量	1.8	mg	多い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「＜牛乳及び乳製品＞　（その他）　チーズホエーパウダー」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、チーズホエーパウダーがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

チーズホエーパウダーはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

チーズホエーパウダーとは？どんな食材？

チーズホエーパウダーは、乳（乳粉）を原料として作られる食材です。その名前の通り、チーズとホエー（乳清）が組み合わさったパウダー状の食品です。

チーズホエーパウダーの特徴

チーズホエーパウダーは、乳（乳粉）から作られるため、乳製品の風味と栄養を持っています。チーズのコクとホエーの爽やかな酸味が絶妙に調和しており、料理やお菓子作りに幅広く活用することができます。

チーズホエーパウダーの使い方

チーズホエーパウダーは、料理やお菓子作りに便利な食材です。例えば、パスタやピザのトッピングとして使用することで、チーズの風味を手軽に加えることができます。また、スープやソースに混ぜることで、コクや風味を増すことができます。さらに、お菓子作りにも利用することができ、クッキーやケーキの風味を引き立てることができます。

チーズホエーパウダーはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. タンパク質の供給源として役立つ

チーズホエーパウダーは、可食部100gあたりに12.5gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の組織を構築し、修復するのに必要な栄養素です。特に筋肉の成長や修復には十分なタンパク質の摂取が重要です。チーズホエーパウダーは、タンパク質の供給源として役立ち、健康的な食事に必要な栄養素を補給することができます。

2. カロリーが高くなく、脂質が低い

チーズホエーパウダーは、可食部100gあたりに339kcalのカロリーを含んでいます。カロリーが高い食材は摂取量に注意が必要ですが、チーズホエーパウダーは比較的低いカロリーでありながら、脂質も1.2gと低いです。脂質の摂り過ぎは健康に悪影響を及ぼすことがありますが、チーズホエーパウダーは脂質の摂取を抑えることができます。

3. 食物繊維がないが、糖質が多い

チーズホエーパウダーは、可食部100gあたりに糖質が76.5g含まれています。糖質はエネルギーの供給源となりますが、摂り過ぎには注意が必要です。また、チーズホエーパウダーには食物繊維が含まれていないため、腸の働きを促進する効果は期待できません。食物繊維は便通を促進し、健康的な消化をサポートするため、他の食材との組み合わせに注意が必要です。

おすすめ：チーズホエーパウダーのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

チーズホエーパウダーに含まれる無機質の栄養を解説！

1. 多く含まれる無機質栄養素

チーズホエーパウダーは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンといった無機質栄養素が多く含まれています。特にカリウムやカルシウムの含有量は多いです。これらの栄養素は、骨や歯の形成に関与したり、神経伝達や筋肉の収縮に必要な役割を果たしています。

2. 低い銅の含有量

一方で、チーズホエーパウダーには銅の含有量が低いです。銅は体内の酵素の働きを助け、鉄の吸収を促進する役割を持っています。銅の不足は貧血や骨の発育障害などの健康問題につながる可能性がありますが、チーズホエーパウダーには銅が少ないため、銅を摂取する他の食材との組み合わせが必要です。

3. 多く含まれる微量元素

さらに、チーズホエーパウダーにはヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった微量元素も多く含まれています。これらの微量元素は、体内の代謝や免疫機能の維持に重要な役割を果たしています。特にヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要なため、適切な量を摂取することが重要です。

以上のように、チーズホエーパウダーは多くの無機質栄養素を含み、特にカリウムやカルシウムの含有量が多いです。一方で銅の含有量は低く、他の食材との組み合わせが必要です。さらに、微量元素も多く含まれており、特にヨウ素の摂取には注意が必要です。

チーズホエーパウダーに含まれるビタミンを解説！

チーズホエーパウダーのビタミン含有量の特徴

1. ビタミンAの特徴

- レチノールは11 μg含まれており、量としては多いです。
- α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンは含まれていません。
- β-カロテン当量は10 μgで、一般的な量と言えます。
- レチノール活性当量は12 μgで、一般的な量と言えます。

2. ビタミンB群の特徴

- ビタミンB1は0.22 mg含まれており、量としては多いです。
- ビタミンB2は2.35 mg含まれており、量としては多いです。
- ナイアシンは1.4 mg含まれており、一般的な量と言えます。
- ビタミンB6は0.25 mg含まれており、量としては多いです。
- ビタミンB12は3.4 μg含まれており、量としては多いです。
- パントテン酸は5.95 mg含まれており、量としては多いです。
- ビオチンは23 μg含まれており、量としては多いです。

3. ビタミンCの特徴

- ビタミンCは3 mg含まれており、量としては多いです。

なお、チーズホエーパウダーにはビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸は含まれていません。

「チーズホエーパウダー」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	339	Kcal	高い
炭水化物	77.0	g
└糖質	76.5	g	多い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	12.5	g	普通
脂質	1.2	g	低い
「チーズホエーパウダー」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	2.2	g	低い
有機酸	2.7	g	多い
灰分	7.1	g	多い
コレステロール	28	mg	普通
食塩相当量	1.8	mg	多い
アルコール	-	g	無し
「チーズホエーパウダー」のビタミン・無機質等
ナトリウム	690	mg	多い
カリウム	1800	mg	多い
カルシウム	620	mg	多い
マグネシウム	130	mg	多い
リン	690	mg	多い
鉄	0.4	mg	普通
亜鉛	0.3	mg	普通
銅	0.03	mg	低い
マンガン	0.03	mg	普通
ヨウ素	80	μg	多い
セレン	7	μg	多い
クロム	1	μg	多い
モリブデン	47	μg	多い
ビタミンA
└レチノール	11	μg	多い
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	10	μg	普通
└レチノール活性当量	12	μg	普通
ビタミンD	Tr	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0	mg	無し
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	Tr	μg	無し
ビタミンB1	0.22	mg	多い
ビタミンB2	2.35	mg	多い
ナイアシン	1.4	mg	普通
ビタミンB6	0.25	mg	多い
ビタミンB12	3.4	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	5.95	mg	多い
ビオチン	23.0	μg	多い
ビタミンC	3	mg	多い

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

チーズホエーパウダーと同じ乳の乳粉ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
全粉乳	490	41.5	25.5	26.2	(0)
脱脂粉乳	354	55.2	34.0	1.0	(0)
乳児用調製粉乳	510	57.9	12.4	26.8	(0)
カゼイン	358	2.8	86.2	1.5	(0)
チーズホエーパウダー	339	76.5	12.5	1.2	(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。