このページでは、菓子のドーナツを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ドーナツのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはドーナツの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 379 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (43.9) | g | |
└糖質 | (44.0) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.5) | g | 普通 |
たんぱく質 | (7.2) | g | 普通 |
脂質 | (20.2) | g | 多い |
食塩相当量 | (0.8) | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<ケーキ・ペストリー類> ドーナッツ イーストドーナッツ プレーン」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ドーナツがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ドーナツはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
ドーナツとは?どんな食材?
ドーナツは、甘い菓子の一種であり、主に小麦粉、砂糖、卵、バター、牛乳などを使用して作られます。
小麦粉
ドーナツの主要な食材の一つは小麦粉です。小麦粉は、ドーナツの生地を作る際に使用され、主にグルテンを含んでいます。グルテンは、生地を柔らかくし、ドーナツの食感を作り出す役割を果たします。
砂糖
ドーナツには甘さを与えるために砂糖が使用されます。砂糖は、ドーナツの生地に甘さを加え、食べる人の味覚を満足させる役割を果たします。また、砂糖は生地の色合いや香りにも影響を与えます。
卵、バター、牛乳
ドーナツの生地には卵、バター、牛乳などの乳製品が使用されます。これらの食材は、生地をより豊かな味わいにし、滑らかなテクスチャーを作り出す役割を果たします。また、乳製品はドーナツの風味を高め、香りを引き立てます。
以上のように、ドーナツは小麦粉、砂糖、卵、バター、牛乳などを主な食材として使用して作られます。これらの食材が組み合わさることで、甘くて柔らかな食感と豊かな風味を持つ美味しい菓子が完成します。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はドーナツがダイエットにどう役立つか説明します!
ドーナツはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
ドーナツの栄養データについて
ドーナツは、可食部100gあたりで379kcalのカロリーがあります。このカロリーは高いと言えます。また、炭水化物の量は43.9gであり、糖質も44gと多いです。一方で、食物繊維は1.5gと普通の量です。タンパク質は7.2gであり、脂質は20.2gと多いです。塩分は0.8gで普通の量です。
ドーナツの健康的な食事への役立ち方
1. エネルギー源としての役割
ドーナツは高カロリーな食品ですが、その分エネルギー源としての役割を果たすことができます。特に運動をする前や体力を消耗した後など、エネルギー補給が必要な時にドーナツを摂取することで、短期的なエネルギー補給が可能です。
2. 応急的な甘味源としての役割
ドーナツは糖質が豊富な食品です。糖質は体内でブドウ糖に変わり、脳や筋肉などの活動に必要なエネルギー源となります。忙しい時や急な疲労感を感じた時に、ドーナツを摂取することで一時的な甘味源として役立ちます。
3. 心の安らぎを与える役割
ドーナツは甘くて美味しい食品です。食べることは人々にとって心の安らぎを与えることがあります。ストレスや疲労感を感じた時に、適度にドーナツを楽しむことで気分転換やリラックス効果を得ることができます。
まとめ
ドーナツは高カロリーで糖質や脂質が多い食品ですが、適切な場面で摂取することで健康的な食事に役立つことがあります。エネルギー源としての役割や応急的な甘味源としての役割、心の安らぎを与える役割などがあります。ただし、摂取量や頻度には注意が必要です。バランスの取れた食事を心がけながら、適度にドーナツを楽しむことが大切です。
おすすめ:ドーナツのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ドーナツに含まれる無機質の栄養を解説!
ドーナツの栄養データについて
ドーナツの栄養データを見ると、以下のような特徴があります。
1. ナトリウムが多い
ドーナツの可食部100gあたりには、310mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や体液の異常などのリスクがあります。そのため、ドーナツを摂取する際には適量に気をつける必要があります。
2. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが多い
ドーナツには、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった無機質栄養素が多く含まれています。これらの栄養素は、体内の代謝や免疫機能の維持に重要な役割を果たしています。ドーナツを摂取することで、これらの栄養素を一部補うことができるでしょう。
3. カリウム、カルシウム、マグネシウムなどが普通
カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素は、体内の機能や健康維持に重要な役割を果たしています。ドーナツにはこれらの栄養素も含まれていますが、量は普通程度です。そのため、ドーナツを摂取することでこれらの栄養素を補うことはできますが、他の食材とのバランスを考える必要があります。
以上のように、ドーナツの栄養データを見ると、ナトリウムが多く含まれている一方で、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった栄養素が豊富に含まれています。また、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素は普通程度です。これらの特徴を踏まえて、ドーナツを摂取する際には適度な量とバランスの取れた食事を心がけることが重要です。
ドーナツに含まれるビタミンを解説!
ドーナツのビタミン含有量について
ドーナツに含まれるビタミンの特徴を3つに絞って論じます。
ビタミンA
ドーナツに含まれるビタミンAは、レチノールとβ-クリプトキサンチンの2種類があります。レチノールは10 μg含まれており、量的には多い方です。一方、α-カロテンやβ-カロテン、β-カロテン当量は含まれていません。また、レチノール活性当量も10 μgで、普通の量と言えます。
ビタミンD
ドーナツにはビタミンDが0.2 μg含まれています。ビタミンDの含有量は多い方です。
ビタミンE
ドーナツにはビタミンEが含まれており、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールの4種類があります。特にγ-トコフェロールが8.6 mgと、量的に多く含まれています。α-トコフェロールも2.5 mgと、多い方です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はドーナツの使用例としてレシピをご紹介します。
ドーナツを使ったレシピ20選!
#1 クリスピークリームドーナツ風ふわもちドーナツ
強力粉、片栗粉、薄力粉、グラニュー糖、牛乳、無塩バター、グラニュー糖、粉糖、無塩バター、等
ホームベーカリーで作る、有名なドーナッツ専門店「クリスピークリームドーナツ」のドーナツ再現レシピ。生地はホームベーカリーで作れるので失敗無く簡単に作れます。…
レシピを見る#2 もっちりあんドーナツ
ホットケーキミックス、片栗粉、牛乳、あんこ、グラニュー糖
ホットケーキミックスを活用した、あんドーナツのレシピ。ドーナツ生地のベースはホットケーキミックス。…
レシピを見る#4 米粉ドーナツ
ブラウンシュガー、バニラオイル、米粉、バーキングパウダー、サラダ油、微粒子グラニュー糖、きな粉
米粉を使った、グルテンフリーな一口ドーナツのレシピ。小麦粉とバター不使用。…
レシピを見る#5 ホットケーキミックスで作るころころドーナツ
ホットケーキミックス、豆乳、はちみつ、サラダ油、微粒子グラニュー糖・きな粉など
ホットケーキミックスと豆乳、はちみつ、サラダ油を使った、ころころドーナツのレシピ。ホットケーキミックスと豆乳を混ぜ、サラダ油とはちみつを加えて生地を作ります。…
レシピを見る#6 100均型で作る焼きドーナツ
グラニュー糖、牛乳、ホットケーキミックス、バター、バニラオイル、コーティングチョコ(黒・白)、チョコスプレー
100均型で作る焼きドーナツのレシピです。このレシピでは、DAISOのシリコン型を使って、簡単にオーブンで焼けるドーナツを作ることができます。…
レシピを見る#7 まぐろ寿司ドーナツ
まぐろ(刺身用スライス)、きゅうり(スライス)、ご飯、ライム果汁、オリーブオイル、いくら、しそ大根
寿司ケーキならぬマグロの寿司ドーナツのレシピ。シリコン製のドーナツ型に具材と酢飯を詰めて抜くというアイデアがなんとも秀逸。…
レシピを見る#8 外はカリっと、中はふんわりの"ドーナツ"
薄力粉、ベーキングパウダー、バター、グラニュー糖、粗糖、牛乳、強力粉、揚げ油
オーソドックスなドーナツのレシピ。カリッと揚がったできたてのドーナツを食べられるのは、手作りならではの楽しみ。…
レシピを見る#9 コロコロ可愛い♪かぼちゃのソーセージドーナツ♪
魚肉ソーセージ、ホットケーキミックス、かぼちゃ、牛乳、揚げ油
かぼちゃを使ったドーナツのレシピ。ホットケーキミックスを使ったお手軽ドーナツです。…
レシピを見る#10 坂田阿希子さんの昔懐かしドーナツレシピ
バター、ショートニング、グラニュー糖、バニラエッセンス、薄力粉、ベーキングパウダー、牛乳、揚げ油
表面に入ったひびが特徴的な、オールドファッションドーナツのレシピ。プロが教えるポイントを守れば、さくっと軽い食感でやさしい甘味を感じる、昔懐かしのドーナツも簡単に作れます。…
レシピを見る#11 マヨでふんわり!おやつコーンドーナツ
じゃがいも、ホットケーキミックス、牛乳、砂糖(上白糖)、ベーコン、パセリ、サラダ油、キユーピーマヨネーズ、サラダクラブ北海道コーン(ホール)、等
じゃがいもとホットケーキミックスを活用したコーンドーナツのおやつレシピ。ホットケーキミックスに、マヨネーズとじゃがいもを入れフライパンで揚げました。…
レシピを見る#12 軽い食べ心地の"豆腐レモンドーナツ"
全粒粉、強力粉、てんさい糖、ベーキングパウダー、レモンの皮、絹ごし豆腐、揚げ油
レモン香る豆腐ドーナッツのレシピ。このドーナッツは卵や乳製品などの動物性食品を一切使っておらず、体への負担が少ないのが特徴。…
レシピを見る#13 ドーナツ寿司
まぐろの切り身、ボイルえび、サーモンの切り身、いくら、錦糸卵、きゅうり、ごはん、すし酢、黒ごま、等
見た目も楽しいパーティなどでも大活躍のレシピ。好きなお刺身をカラフルに並べて彩りも綺麗で、一度に色んな味も楽しめて満足感もあります。…
レシピを見る#14 外はカリッ!中はもっちりぽて豆腐ドーナツのレシピ
ジャガイモ、豆腐、砂糖、ホットケーキミックス
外はサクッ、中はもっちりとした食感に仕上げたホームメイドドーナツです。もっちり感の秘密は潰したじゃがもと豆腐。…
レシピを見る#15 ポテサラ焼きドーナツ
ポテトサラダ(市販品)、ホットケーキミックス、牛乳、砂糖、キユーピーマヨネーズ
斬新なポテトサラダをドーナッツにリメイクするレシピ。余ってしまったポテトサラダの処理に困ったときに活躍するレシピ。…
レシピを見る#16 奪い合うほど旨し!無限に食べれる♪ハニーシュガードーナツ♪
ホットケーキミックス、ヨーグルト(パルテノ使用)、はちみつ、グラニュー糖
材料を揉みこんで揚げるだけ、ホットケーキミックスを使ったドーナッツレシピ。ヨーグルトを入れることでさっぱりとした甘さに仕上がります。…
レシピを見る#17 手が止まらないっ♡混ぜて焼くだけ♪ごまのお豆腐焼きドーナツ
ホットケーキミックス、すりごま、砂糖、絹ごし豆腐、サラダ油
ホットケーキミックスや豆腐を使った、混ぜて焼くだけで簡単に出来る、ごま風味の焼きドーナツのレシピ。脂で揚げないヘルシーな一品です。…
レシピを見る#18 きな粉米粉焼きドーナツ♪特定原材料7品目不使用!こどもおやつ
米粉、きな粉、砂糖、ベーキングパウダー、豆乳、きな粉(仕上げ用)
作業時間はたった5分のかんたん米粉ドーナツのレシピ。材料を混ぜ合わせたら方に入れてオーブンで焼くだけのお手軽レシピ。…
レシピを見る#19 【材料同量3つだけ】豆腐とバナナの揚げないドーナツ
ホットケーキミックス、絹ごし豆腐、バナナ、砂糖、揚げ油、粉砂糖
豆腐とバナナを使った、ドーナツのレシピ。ホットケーキミックスを使うので、手間もかからず、初心者さんにもおススメのレシピ。…
レシピを見る#20 くせになるもちもち食感! ポンデドーナツ
白玉粉、サラダ油、粉砂糖、はちみつ
白玉粉と絹豆腐を活用したドーナツのレシピ。生地は小さな団子状に丸めて繋げるので、ポコポコとした可愛らしい仕上がりです。…
レシピを見る最後に、ドーナツの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ドーナツ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 379 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (43.9) | g | |
└糖質 | (44.0) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.5) | g | 普通 |
たんぱく質 | (7.2) | g | 普通 |
脂質 | (20.2) | g | 多い |
「ドーナツ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (27.5) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (1.2) | g | 普通 |
コレステロール | (19) | mg | 普通 |
食塩相当量 | (0.8) | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ドーナツ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (310) | mg | 多い |
カリウム | 110 | mg | 普通 |
カルシウム | 43 | mg | 普通 |
マグネシウム | 14 | mg | 普通 |
リン | (73) | mg | 普通 |
鉄 | (0.5) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.6) | mg | 普通 |
銅 | (0.07) | mg | 普通 |
マンガン | (0.17) | mg | 普通 |
ヨウ素 | (5) | μg | 多い |
セレン | (17) | μg | 多い |
クロム | (1) | μg | 多い |
モリブデン | (12) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (10) | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (1) | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | (Tr) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 10 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0.2) | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (2.5) | mg | 多い |
└β-トコフェロール | (0.3) | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | (8.6) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (1.8) | mg | 多い |
ビタミンK | (25) | μg | 多い |
ビタミンB1 | (0.09) | mg | 普通 |
ビタミンB2 | (0.11) | mg | 普通 |
ナイアシン | (0.7) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.05) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0.1) | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.56) | mg | 普通 |
ビオチン | (3.9) | μg | 多い |
ビタミンC | (Tr) | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。