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干し納豆のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、豆の干し納豆を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

干し納豆のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは干し納豆の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー357Kcal高い
炭水化物29.3g
└糖質15.3g普通
└食物繊維17.2g多い
たんぱく質33g多い
脂質16.8g多い
食塩相当量5.1mg多い

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、豆分類に所属する正式名称「だいず [納豆類] 干し納豆」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、干し納豆がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

干し納豆はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

干し納豆とは?どんな食材?


干し納豆は、納豆を干して作られる食材です。納豆は大豆を発酵させたものであり、干し納豆も同様に大豆を使用しています。しかし、干し納豆は水分を取り除くことで、納豆とは異なる食感と風味を持っています。

干し納豆の特徴


干し納豆は、納豆と比べてより乾燥しており、少しパリッとした食感があります。また、発酵の過程で生じる特有の匂いも軽減されています。そのため、納豆の風味を楽しみたい方や、納豆の匂いが苦手な方にもおすすめの食材です。

干し納豆の使い方


干し納豆はそのまま食べるだけでなく、様々な料理に活用することができます。例えば、サラダやおにぎり、お好み焼きのトッピングとして使用することができます。また、干し納豆を戻して納豆として食べることもできます。干し納豆の風味を活かした独特の料理を楽しむことができます。

干し納豆は、納豆とは異なる食感と風味を持ちながら、納豆の栄養素をそのままに楽しむことができる食材です。干し納豆の特徴を活かした料理を試してみると、新たな食の楽しみが広がるでしょう。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次は干し納豆がダイエットにどう役立つか説明します!

干し納豆はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. 食物繊維が多く含まれているため、腸内環境の改善に役立つ


干し納豆は可食部100gあたり17.2gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果があります。腸内環境が良好な状態になると、便秘の予防や免疫力の向上に繋がります。



2. タンパク質が多く含まれているため、筋肉の形成や修復に役立つ


干し納豆は可食部100gあたり33gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は筋肉の形成や修復に必要な栄養素です。適切な量のタンパク質を摂取することで、筋肉の健康を維持し、体力や代謝の向上に寄与します。



3. 食事のバランスを考える上での栄養素の一つとして取り入れることができる


干し納豆はカロリーや糖質、脂質、塩分が多いとされていますが、適度な量を摂取することで食事のバランスを考える上での栄養素として取り入れることができます。他の食材と組み合わせることで、栄養バランスの良い食事を実現することができます。

おすすめ干し納豆のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

干し納豆に含まれる無機質の栄養を解説!

干し納豆の特徴


干し納豆の栄養データを見ると、以下の3つの特徴が見受けられます。



1. 多くの無機質を含む


干し納豆は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなど、多くの無機質を含んでいます。これらの栄養素は、体内の様々な機能に必要な役割を果たしており、健康維持に重要です。



2. ミネラルバランスが良い


干し納豆に含まれる無機質は、バランスよく含まれています。特にナトリウムとカリウムの含有量が高く、これらのミネラルは体内の水分バランスや神経伝達に関与しています。そのため、干し納豆を摂取することでミネラルバランスを整えることができます。



3. 栄養価が高い


干し納豆は、栄養価が非常に高い食材です。特に鉄や亜鉛、マンガン、モリブデンなどの含有量が多く、これらの栄養素は酸素の運搬や酵素の働きに関与しています。また、カルシウムも多く含まれており、骨や歯の形成に必要な栄養素です。干し納豆を摂取することでこれらの栄養素を効率的に摂ることができます。

干し納豆に含まれるビタミンを解説!

「干し納豆」のビタミン含有量の特徴



1. ビタミンAの特徴


「干し納豆」に含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンは含まれておらず、β-カロテンやβ-クリプトキサンチンが主な成分です。特にβ-クリプトキサンチンの含有量は多く、ビタミンAの補給に適しています。

2. ビタミンEの特徴


「干し納豆」にはビタミンEが豊富に含まれています。特にα-トコフェロールやβ-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールの含有量が多く、抗酸化作用や細胞の健康維持に役立ちます。

3. その他のビタミンの特徴


「干し納豆」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンなども多く含まれています。これらのビタミンはエネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たしています。

なお、「干し納豆」にはビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCは含まれていないことに注意してください。
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最後に、干し納豆の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「干し納豆」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー357Kcal高い
炭水化物29.3g
└糖質15.3g普通
└食物繊維17.2g多い
たんぱく質33g多い
脂質16.8g多い

「干し納豆」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分12g低い
有機酸1.2g多い
灰分8.9g多い
コレステロール-mg無し
食塩相当量5.1mg多い
アルコール-g無し

「干し納豆」のビタミン・無機質等

ナトリウム2000mg多い
カリウム1600mg多い
カルシウム190mg多い
マグネシウム200mg多い
リン570mg多い
5.8mg多い
亜鉛3.4mg多い
1.03mg多い
マンガン2.31mg多い
ヨウ素5μg多い
セレン5μg多い
クロム2μg多い
モリブデン300μg多い
ビタミンA
└レチノール-μg無し
└α-カロテンTrμg無し
└β-カロテン6μg普通
└β-クリプトキサンチン1μg多い
└β-カロテン当量7μg普通
└レチノール活性当量1μg普通
ビタミンD-μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール2.6mg多い
└β-トコフェロール0.7mg多い
└γ-トコフェロール18.5mg多い
└δ-トコフェロール8.9mg多い
ビタミンK300μg多い
ビタミンB10.11mg多い
ビタミンB20.22mg多い
ナイアシン1.5mg普通
ビタミンB60.32mg多い
ビタミンB12Trμg無し
葉酸μg無し
パントテン酸2.64mg多い
ビオチン31.2μg多い
ビタミンC0mg無し

ビタミンK: メナキノン-7を含む/食物繊維:AOAC2011.25法

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

干し納豆と同じ豆の納豆ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
納豆184(4.8)16.510.09.5
挽きわり納豆1856.416.610.05.9
五斗納豆21420.315.38.14.9
寺納豆24825.918.68.17.6
塩納豆13715.38.34.46.0
干し納豆35715.33316.817.2

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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