こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。ポタージュは優しい味で消化が良く、大人から子供まで大好きなスープですね。今回は小松菜と長ねぎを使った優しいミルクポタージュをご紹介します。味付けに味噌を使うことでコク深くホッとする味になります。それでは早速作っていきましょう!
小松菜と長ねぎのミルクポタージュの材料(4人分)
材料一覧
小松菜 | 100g | |
じゃがいも | 1個(100g) | |
長ねぎ | 50g | |
バター | 30g | |
牛乳 | 200ml | |
生クリーム | 100ml | |
味噌 | 小さじ2 |
付けあわせ
パセリ、オリーブオイル |
小松菜と長ねぎのミルクポタージュの作り方
じゃがいもはメークインがおすすめ
ポタージュに使うじゃがいもは「メークイン」がおすすめです。男爵はすり潰すと少し粉っぽい喉ごしになりますが、メークインはねっとりとしてきめ細かい喉ごしなので、ポタージュを滑らかに仕上げてくれます。
味噌は万能調味料
今回は化学調味料や塩を使わずに、味噌のコクと塩分だけで仕上げてみました。味噌独特のコクや風味が入るので、これだけで十分美味しく仕上がります。また、野菜を炒める時に使うバターとも、発酵食品同士で相性抜群です。
ハンドブレンダーがおすすめ
ポタージュ作りには鍋に直接入れて使える「ハンドブレンダー」がおすすめです。置き型のフードプロセッサーの場合は「鍋から移し替えて、攪拌したら再度鍋に戻して」と作業が繁雑になりがち。また、移し替える時にこぼしたり、移し替えるごとに少しずつロスが出たり、ちょっと大変です。
鍋で直接攪拌出来るハンドブレンダーなら、移し替えたりこぼしたりする事がなく、スムーズに作業出来ますよ。
ほっこり優しい甘みのポタージュ、味噌の風味も効いてます
化学調味料は一切使わず、自然の食材だけで作ったポタージュは優しい甘みが魅力。味噌の風味が効いているので、優しい中にもしっかりとしたコクとうま味が感じられる味に仕上がりました。生クリームのコクやバターの風味も美味しさを引き立ててくれます。
小松菜の食感が適度に残り、まさに「食べるポタージュ」と言った感じです。これなら小さなお子さんにも安心して食べさせられますね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」