こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。おつまみとして、お菓子の材料として、色々使えて美味しいくるみ。でも、余ってしまって困る事ありますよね。そんな時に是非試して欲しい、ちょっとおしゃれで美味しいディップをご紹介します。お酒のお供にぴったりですよ。それでは早速作っていきましょう!
くるみとマッシュルームのディップの材料(3~4人分)
材料一覧
くるみ無塩 | 60g | |
粉チーズ | 15g | |
マッシュルーム | 80g | |
パセリみじん切り | 大さじ2 | |
アンチョビ | 30g | |
オリーブオイル | 50ml |
くるみとマッシュルームのディップの作り方
くるみには栄養がいっぱい
くるみはポリフェノールがたっぷり含まれていて、抗酸化作用の強いナッツ。その他、肌に嬉しいビタミンE、疲労回復効果の高いビタミンB、食物繊維など、美容と健康に嬉しい栄養が沢山入っています。
一日の摂取量の目安は30gくらい、このレシピにはくるみが60gも含まれます。細かく砕いた状態で食べやすいので、無理なく摂取出来るメニューです。
マッシュルームは生で食べられるキノコ
マッシュルームは唯一生で食べられるキノコです。独特の風味や食感が魅力ですね。ただし、必ずフレッシュなものを使って下さい。かさが閉じていて、固くてハリのある物がおすすめです。
数日たった物は生食にはむきませんが、炒めたり煮込んだりすれば美味しく召し上がれますよ。
大きな欠片が無くなるまで攪拌して下さい。
パセリは香りと色の隠し味
くるみやマッシュルーム、アンチョビなど、どちらかと言えば濃厚な味わいの食材が多いので、少し爽やかな香りのパセリを加える事で良いアクセントになります。また、茶色っぽい色が多い中でパセリの綠がとても鮮やか。ちょっとグリーンの彩りが加わる事で、味もワンランクアップしたように感じるのが不思議です。
くるみの香りがすごい!色々使えるコク旨ディップ
フードプロセッサーで混ぜるだけの簡単レシピなのに、お店のような香り高いディップが完成しました。少し離れた所までくるみの香ばしい香りがふわっと漂います。マッシュルームや粉チーズのコクのある香り、アンチョビの独特のうま味も加わって止らない美味しさです。
バケットやクラッカーのディップとして活躍しますが、茹でたペンネと和えたり、ポテトサラダのアクセントに加えたり、色々な食べ方が楽しめます。お酒のお供や、おもてなしの一品として楽しんで下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」