料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、ウィンナーとじゃがいもで作るひと口サイズの可愛らしいレシピです。少ない材料でも、見た目もボリュームもあるので、持ち寄りパーティーやおつまみにぴったりです。生地はプレーン味とパセリを加えた2種類です。では早速作りましょう!
ウィンナーポテトの材料(2人分)
具材
じゃがいも | 3個(345g) | |
ウィンナー1本の長さは約6cm | 10本(190g) |
調味料A
顆粒コンソメ | 小さじ1(3g) | |
シュレッドチーズ | 30g | |
片栗粉 | 30g | |
ドライパセリ | 小さじ1(0.7g) |
調味料B
牛乳 | 大さじ3(45g) |
たれ
ケチャップ | 大さじ2 |
その他
薄力粉 | 小さじ1(3g) | |
サラダ油 | 大さじ2 |
付けあわせ
パセリ |
ウィンナーポテトの作り方
じゃがいもの皮を剥き、芽を取り除いたら3cmくらいの大きさに切り、耐熱ボウルに入れて水(大さじ1・分量外)と一緒に入れたらラップをふんわりカブせ電子レンジ600ワットで5分加熱します。芯までしっかり火を通し、やわらかくします。加熱後、マッシャーなどで潰します。 電子レンジを使わず、ゆでてやわらかくする場合は、ゆで上がった後余分な水分を捨て、再び鍋に戻し入れたら中火で鍋を揺すりながら余分な水分を飛ばし、粉ふきいもにします。
じゃがいもを加熱している間にウィンナーを半分の長さに切り、ポリ袋に薄力粉と一緒に入れたら袋の口を閉じ、振って粉をしっかりまぶします。ポリ袋がない場合は、大きめのボウルに入れ、菜箸でかき混ぜながら粉をまぶします。 今回使用のウィンナーは、長さが6cmくらいのものを半分に切ったものです。これ以上長い場合は、三等分にしても大丈夫です。
潰したじゃがいもに調味料A(コンソメ、チーズ、片栗粉)を加え、木べらで練り混ぜながら馴染ませます。生地が粉っぽいので、牛乳を少量ずつ加えながら生地のかたさを調整します。生地を握って軽く跡が残る程度が目安です。チーズは、シュレッドチーズ(ピザなどで使うことが多いもの)を使用していますが、代わりにとろけるタイプのスライスチーズを細かくちぎったものを使用しても大丈夫です。
今回、2種類の生地を作るため、この段階では、ドライパセリは生地に加えません。
残った生地にドライパセリを加え、混ぜ合わせます。ドライパセリを加えることで、少し生地がかたくなる場合があるので、牛乳を少量加えてかたさを調整してください。 生地ができたら、残りのウィンナー10本に先ほどと同じように尖った方に生地で包みます。 これでプレーン生地10本、ドライパセリ入り生地10本合計20本できあがりです。 ちなみに、生パセリを刻んで使用してもよいのですが、焦げやすいので、ドライパセリを使用しています。
薄力粉をまぶすことではがれにくくなる!
ウィンナーに薄力粉をまぶしてから生地で包むことで、糊代わりになって加熱しても、冷めてもはがれにくくなります。薄力粉をまぶさずにそのまま生地を包むと、ウィンナーの油分が加熱時に染み出てきて生地がくっつきにくくなってしまうためです。薄力粉は油分を吸収することで、粘りっけが出てくるので、この作業は必ず行います。
ひと口サイズのおいしさに手が止まらない!
ウィンナーを半分に切ったサイズなので、子供でも食べやすく、一度に大量にできるのも嬉しい料理です。見た目もコロコロとして可愛らしく、ケチャップをつけて食べるのでちょっとしたホームパーティーやおつまみにもおすすめです。
また、じゃがいもと相性のよいコンソメとチーズがおいしさを引き上げてくれ、主張し過ぎない隠し味として実は欠かせない調味料です。チーズは生地の形を固定してくれる役目のあるので、ちょっと多いかなくらい使っても美味しくできます。
今回はケチャップをそのままつけていますが、大人向けならプラスチリソースを加えるとピリッとした味に変わります。ドライパセリを加えた方は、ほのかにパセリの風味が感じ、プレーンタイプとはひと味違った仕上がりに楽しめますよ。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。