料理クリエイターの川久景子です。今回は韓国料理の中でもすっかりお馴染みのヤンニョムチキンに切り餅を細長くしてトッポギ風にしたボリューム満点なピリ辛おかずレシピをご紹介します。 お正月で余ったものや、キッチンの片隅に残っている切り餅があれば大活躍するメインメニューになります。では、早速つくりましょう。
ヤンニョム餅チキンの材料(4人分)
具材
鶏もも | 2枚(540g) | |
切り餅 | 3個 | |
長ねぎ | 1/4本(30g) | |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
下味調味料
塩 | 小さじ1/4 | |
粗びき黒こしょう | 0.8g | |
片栗粉 | 大さじ2 |
味付け調味料
砂糖 | 大さじ1 | |
しょうゆ | 大さじ1・1/2 | |
ケチャップ | 大さじ3 | |
コチュジャン | 大さじ1・1/2 | |
にんにく(すりおろし) | 5g |
ヤンニョム餅チキンの作り方
一口大に切ったらポリ袋に入れ、下味調味料の塩、粗びき黒こしょうを加え、全体に味が行き渡るようにもみ混ぜたら片栗粉をまぶします。ポリ袋を使うと手が汚れず、粉が飛び散ることがないので便利です。片栗粉を後から加える理由は、先に加えた塩、粗びき黒こしょうがしっかり鶏肉に馴染むようにするためです。
6鶏肉を焼く
餅を焼いたフライパンに鶏肉を並べ入れ、軽く焦げ目がつき、中まで火が通るまで焼きます。油は餅を焼いた後に残っていたもので足りるかと思いますが、足りなければ追加でサラダ油を少量加えて焼きます。
最大のコツは餅を細長く切り、先に焼いておくこと!
鶏肉より先に切り餅を焼くことで、フライパンが完全に熱くなる前から焼くことができ、餅をじっくり焼くことができます。また、細長く切っタコとで火の通りもよく、焼き時間が短くて済みます。この段階で餅は火が通っているので、最後に鶏肉を合わせた時には軽く加熱して少しトロリとなる程度で済みます。
いざ実食。トロリとしたトッポギ風切り餅がおいしい!
まずはトッポギ風の切り餅を。鶏肉に箸が進みそうですが、餅のトロリとした食感としっかり味が絡んだ味付けはいつもの切り餅とは一風変わった仕上がりです。 調味料を絡めタコとで全体がカリカリだったものがやさしい食感にやわらかくなり、とても食べやすいです。 本場のトッポギはここまでやわらかくはありませんが、これはこれでかなりおいしいです。焼き餅のように餅が伸びることが少ない点も食べやすく、歯で噛み切れますよ。
続いては鶏肉。これはやはり問答無用のおいしさです。餅はそのまま食べても十分おいしいですが、鶏肉は刻んだねぎをたっぷりのせて食べるのが断然おすすめです。ねぎの辛みと調味料の辛さとももらしい鶏肉の食感が合わさってこれだけでも白ご飯が進みます。
切り餅で簡単トッポギ風のヤンニョムチキンは箸が止まらないおいしさ!
ヤンニョムチキンはいまやすっかりお馴染みの韓国料理ですが、そこへ細長く切った切り餅を同じく韓国のトッポギ風にして合わせて焼くことでボリュームも増してコチュジャンの辛さとよく合います。辛みの調整もできるので、子供がいても一緒に食べれるのがおうちご飯の嬉しいポイントですね。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。