料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、きのこをたっぷり使い、調味料は「ラー油」だけのシンプルな炒め物です。ラー油は強すぎない程度の辛みで噛めば噛むほどじわじわと辛さが伝わってきます。 普段はたっぷりパセリを食べる機会が少ないかたも多いかと思いますが、パセリは刻むことで独特のさわやかな風味が広がり、食材にしっかり絡みやすく意外にたくさん食べることができます。濃い緑色も見た目の美しさを引き立ててくれます。では、さっそく作りましょう!
きのことパセリのにんにく炒めの材料(2人分)
具材
しめじ | 1株(170g) | |
エリンギ | 4本(160g) | |
えのきだけ | 1株(170g) | |
スライスベーコン | 7枚(160g) | |
生パセリ | 7.5g | |
にんにく | 1かけ | |
ラー油 | 小さじ1 | |
オリーブオイル | 小さじ1 |
きのことパセリのにんにく炒めの作り方
炒めていくと、かさが減り、きのこ類から水分が出てきます。
8ラー油をまわし入れ、味付けをする
きのこ類から出てきた水分を飛ばしたら、ラー油をまわし入れて調味します。ラー油は加熱していると辛みが少し飛ぶので、辛口が好きな場合は、気持ち多めに使用しても大丈夫です。
最大のコツはラー油!
調味料はズバリ、「ラー油」だけです。にんにくベースに炒めた材料にラー油をサッとまわしかけて和えるだけでピリッとした辛みが効いてきます。ラー油と言えば餃子などにつけだれとして使うことが多いですが、意外にラー油は使える調味料なのです。味が完成してる分、余分な調味料を他に使う必要がないのでとても使いやすいですよ。
いざ実食。ラー油の辛みがじわじわやってくる!
きのこ類たっぷりにベーコンの塩っけ、そしてラー油の辛みにパセリの爽やかな風味がお口に広がります。全体敵にとても軽い一品であり、カロリーも低いのでたっぷり食べても罪悪感がないのも嬉しいですね。 エリンギは細切りにしてもコリコリとした食感が残っているので、全体がやわらかな食感の中で、噛み応えのある食材です。ラー油の辛さはすぐには感じられず、食べて噛んでいるうちにじわじわお口の中で広がってくるので白ご飯が欲しくなりますよ。
ラー油の辛みとパセリの風味がきのこをワンランクおいしくする!
今回の食材の中でラー油とパセリは多くの料理で脇役の存在になりがちですが、実は味も風味もしっかりあり、余分な味付けをする必要もないのでシンプルな食材との相性がとてもよいです。きのこ類のように強い味のない食材との相性がとてもよいので、いつもの食事であと一品足りないときにはとても大活躍しますよ。火の通りも良い食材なので、スピード調理なのも嬉しいですね。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。