Name: カップケーキミートローフ
Cook time: 40 min
Total time: 40 min
Yield: 4人分
Cuisine: 洋食
Ingredients: 玉ねぎ…100g; サラダ油…大さじ1; パン粉…30g; 牛乳…60ml; 合いひき肉…400g; 卵…1個; 塩…小さじ1/2; こしょう…少々; うずら卵…4個; じゃがいも…100g; バター…10g; 牛乳…30～40ml; 塩…少々

原田佐知子

こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。ボリューム満点のミートローフは、ご馳走感がある華やかな一品ですね。通常はパウンド型などを使って大きく作りますが、今回はカップケーキの型を使ってお一人様サイズで作れるレシピをご紹介します。少量で気軽に楽しめますよ。それでは早速作っていきましょう！

カップケーキミートローフの作り方

1玉ねぎをみじん切りにする

まず玉ねぎをみじん切りにします。ミートローフに玉ねぎが入る事で優しい甘みがプラスされますね。今回はこの後炒めて使いますが、シャキシャキとした食感がお好みの方は、炒めずこのまま使っても大丈夫です。

2玉ねぎを炒める

フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、温まったら玉ねぎを入れて3分ほど炒めます。玉ねぎか軽く色づいて、しんなりとした状態が目安です。炒め終わったらバットなどに取り、しっかり冷まして下さい。加熱する事で甘みが増して、ミートローフをより一層美味しくしてくれますよ。

玉ねぎをしっかり冷ますのがポイントです

玉ねぎは必ずしっかり冷まして下さい。保冷剤などを活用すると早く冷めます。この後に合いひき肉と一緒に捏ねるのですが、熱い状態だとお肉の脂肪を溶かしてしまいます。脂肪が溶けたお肉で作るミートローフはパサついた感じになり、美味しさ半減。玉ねぎの温度に注意して下さいね。

3パン粉と牛乳を合わせておく

まずパン粉に牛乳を注ぎ、湿らせていきましょう。パン粉を入れる事でふっくらとした食感が生まれます。ただし、乾燥した状態のパン粉とお肉を混ぜると、お肉の水分を吸ってパサパサの焼き上がりになりなってしまいます。予め湿らせておくのが大事なポイントになります。

4お肉を捏ねる

パン粉の入ったボウルに合いひき肉、卵、塩、こしょうを入れて良く捏ねます。最初は全体が混ざるよう、手で握りつぶすようなイメージで混ぜて下さい。大体混ざったらボウルの中で手をグルグルと回し、全体をよく攪拌するイメージで混ぜましょう。

5お肉の粘りが出るまで混ぜる

混ぜ続けるとお肉が段々重たくなり、少し白濁したような状態になってきます。お肉自体がひとかたまりの団子状になってきたら捏ね終わりの合図。お肉を引っ張ると少し糸を引くような粘りが出ています。こうする事で、ふっくらと柔らかい焼き上がりになりますよ。

塩が大事な「つなぎ」になります

お肉をまとめてくれる「つなぎ」と言えば卵だと思われがちですが、実は「塩」も大事なつなぎの役割を果たしています。塩はタンパク質を溶かす力があり、ひき肉と塩を一緒に混ぜるとひトマトまりになり崩れにくくなります。「身体に悪いから」と塩を必要以上に減らすと、ひき肉がまとまらなくなるのでご注意下さいね。

6マフィン型に肉を詰めて焼く

マフィン型に肉を詰めていきます。詰め始める前にオーブンの予熱を開始して下さい。（温度は200度、焼き時間20分です）マフィン型の半分くらいの高さまで肉を詰めます。小さめのスプーンを使うと便利ですよ。詰めたら真ん中にうずらの卵を入れ、更にお肉を詰めれば準備完了です。200度のオーブンで20分焼いて下さい。