洋食歴20年の料理人hiroです。家族の誰かが「体調が思わしくない時」に、是非とも作っていただきたいレシピです。炊き立てご飯、冷凍ご飯でもOKです。胃腸に優しいキノコのふんわり出汁と、ネギで体はポカポカ。ベースとなる雑炊地で応用も効きますよ。早速作っていきましょう。
3種のキノコ雑炊の材料(1人分)
具材
白ご飯冷凍ご飯をレンチンでも可 | 200g | |
長ネギ白い部分 | 30g | |
九条ネギ | お好みで | |
人参 | 30g | |
椎茸 | 30g | |
しめじ | 30g | |
舞茸 | 30g | |
卵Mサイズ | 1個 |
調味料
水 | 500mℓ | |
塩 | 小さじ1/3 | |
和風顆粒出汁 | 小さじ1/2 | |
みりん | 大さじ1 | |
薄口醤油 | 大さじ1と1/2 |
3種のキノコ雑炊の作り方
椎茸は軸も美味しくいただけます
椎茸は傘と軸、そして石づきとパーツが分かれます。石づきは傘の最も下にある黒い部分でここは除去します。軸は立派な具材に。幅2mm幅のスライスに。傘の部分は一度2mm幅にスライスして重ね、さらに1cm角に揃えておきましょう。
ベースとなる雑炊地を合わせよう
鍋に水、塩、和風顆粒出汁、みりん、薄口醤油を全て加えます。これが今回のベース「雑炊地(ぞうすいぢ)」となります。これを知っておけば、他の具材でも雑炊が楽しめますよ。
硬いものから柔らかいものへ流れるように
雑炊地が沸騰したら中火にして、まずは人参を1分煮ます。
人参を煮て1分後に、椎茸、舞茸、しめじの3種のキノコを一気に加えて1分煮ます。
3種のキノコを1分煮たら、ネギを加えます。
溶き卵を加えるときは一度火を止めよう
白ご飯が雑炊地に馴染んで、再沸騰したら火を止めて、溶き卵を全体に回しかけます。
ダブルのネギとトリプルキノコで体もぽっかぽか
ネギの栄養価は先述しましたが、キノコ類もダイエットに良し、カラダに良しです。種類にもよりますが食物繊維が豊富で便通が良くなり、生活習慣病予防に良い食材です。卵には良質なタンパク質も含まれ、この雑炊1食で様々な栄養を摂取できて、免疫力がアップします。とても低カロリーで食べやすい雑炊レシピ。是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。