食べて美しくなる料理、「美食」を研究しているHikaruです。今回は、あっさりしている白身魚と、まろやかなココナッツミルクを使った、カレーのレシピをご紹介します。美や健康に良いと人気を集めるココナッツミルク。日本のカレーとはまた違う美味しさを、是非お試しください。それでは、早速作っていきましょう。
「白身魚のココナッツミルクカレー」の材料(2人分)
具材
白身魚今回は、たらを使いました | 2切れ | |
玉ねぎ | 1/8個 | |
パプリカ | 1個 | |
しめじ | 130g | |
にんにく | 1欠片 | |
ココナッツミルク | 250ml |
調味料
カレー粉 | 小さじ2 | |
クミン | 小さじ1/4 | |
塩胡椒 | 少々 | |
サラダ油魚を焼く時と、野菜を焼く時の合計 | 大さじ1~ |
「白身魚のココナッツミルクカレー」の作り方
白身魚の両面に塩をふり、10分程置きましょう。今回は白身魚に、たらを選びました。タイもココナッツミルクに良く合うのでおすすめです。
10分程置いたら、キッチンペーパーで余分な水分を良く拭き取ります。こうすることで、魚の生臭さを抑える事が出来ます。又、焼く時に油を跳ねにくくさせる働きもあるので、欠かせないステップです。
パプリカも薄切りにし、しめじは石ずきを除きバラバラにしてください。
焼き色がついてきたのを確認してひっくり返します。3分程焼いたら、フライパンから出してお皿に移しましょう。後でココナッツミルクと煮込むので、この時点で火が完全に通らなくても大丈夫です。
にんにくの色が変わったら、玉ねぎを加え炒めます。油が足りなくなったら、随時足してください。
玉ねぎがしんなりしてきたら、パプリカとしめじを入れて再び炒めます。後で煮込むので、完全に柔らかくする必要はありません。サッと炒めればOKです。
調味料で味の調整を
辛口・甘口と人それぞれに好みの辛さがありますよね。そんな辛さの調整は、調味料でしていきます。甘口が好きな場合はカレー粉を少なめに(更に甘口にしたい場合は蜂蜜を足してください)。辛口が好きな場合はカレー粉を多めに入れていきましょう。
ダイエットにもおおススメのココナッツミルク
ココナッツミルクは脂肪分が多いのですが、気にする必要はありません。むしろ、ダイエットに向いていると言われています。何故なら、脂肪といっても、消化・分解を素早く行い、あっという間にエネルギーになる「中鎖脂肪酸」が多く含まれているので、身体に脂肪を蓄えにくくしてくれるからです。又、脂肪燃焼作用もあるので、安心して食べられます。更に、中鎖脂肪酸は、生活習慣病や認知症の予防も期待できるので、良い事ずくしです。
いざ実食。南国を感じさせる味が新鮮
日本の食卓にココナッツミルクが使われる事は多くないと思いますが、だからこそ楽しめる、新鮮な味わい。寒い季節にココナッツカレーを食べれば、たちまち南国気分になれるかも知れません。ココナッツミルクはまろやかですが、白身魚はさっぱりしているので、しつこくなく食べやすい味になっています。
美食料理研究家。不健康なダイエットで心身の体調を壊した事で「食」に興味を持ち始め、料理の一工夫で、引き締まった体や透き通った肌を手に入れる事が可能だと学ぶ。現在は「食べて美しくなる」をモットーに、簡単に出来るヘルシー料理を提案。