
料理クリエイターの川久景子です。今回は牛肉をフライパンで煮込むだけでできる基本の焼肉丼のレシピをご紹介します。主な味付けが大さじだけでできるのに加え、覚えやすい手軽さなのも世界一簡単に作れる嬉しいポイントです。では早速作りましょう。
調味料を混ぜるだけ!基本の焼肉丼の材料(4人分)

具材
牛こま切れ肉 | 400g | |
卵 | 4個 | |
米 | 3合(450g) |
調味料
砂糖 | 大さじ1 | |
しょうゆ | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ2 | |
酒 | 大さじ3 | |
にんにくすりおろし | 1かけ(5g) | |
しょうがすりおろし | 1かけ(5g) | |
コチュジャン | 小さじ1/2 |
その他
焼き海苔全形サイズ | 2枚 | |
サラダ油 | 大さじ1 |
付けあわせ
千切り唐辛子 |
調味料を混ぜるだけ!基本の焼肉丼の作り方
今回のレシピのポイント
何といっても覚えやすい調味料の配合がポイントです。そして、牛肉をやわらかく仕上げるコツが炒めすぎない、煮込みすぎないだけなので、思い立ったらすぐマネしたくなる簡単レシピです。

少量のコチュジャンが味を締める
今回使用しているコチュジャンは、他の調味料に比べかなり少ない小さじ1/2量です。少量であっても、コチュジャンの味がしっかり感じられ、焼肉味にピッタリなコクと辛みが味わえます。
この辛みは、コチュジャンの原材料に含まれる唐辛子などによるものなので、辛みが苦手な場合は、みそに少量のしょうゆ、砂糖を加えて代替えできます。

牛肉はこま切れ肉で手間なく使用
焼肉丼で使用する肉は、特に決まったものはありませんが、今回使用している「牛こま切れ肉」であれば、切らずにそのまま使用できるので手間なく便利です。
牛ロース肉であれば食べやすいサイズに切り、豚肉でも同様です。ただし、ばら肉を使用するのはおすすめしません。理由のひとつは加熱すると油が多く出てくるため。調味料を加える前に油を取り除く必要があり、油が多いとベッタリとした仕上がりになります。

牛肉を炒める時は完全に火を通さない
牛肉を炒めた後に調味料を加えて煮るので、炒める時に完全に火を通さないことが大切です。
なぜなら、完全に火を通してから調味料を加えて煮ると、牛肉に火を通し過ぎてしまうからです。火を通し過ぎると硬くなるため、調味料を入れる直前の牛肉はちらほら赤色が残っている程度で十分なのです。
炒めて調味料を混ぜるだけで本格的な焼肉丼に!

半熟卵を箸で割り、流れ出る卵黄を絡めてごはんと牛肉を一緒に口に運ぶと想像以上においしく、子供から大人まで大好きな丼料理を楽しめます。
特に牛肉を炒めすぎず、煮込みすぎないことで、やわらかい食感をそのまま味わえるので嬉しいです。
主な調味料が大さじで配合できる手軽さと、コチュジャンのやさしい辛みがプラスした調味料がごはんの隅々まで行き渡り、飽きることなく最後のひと粒までおいしいです。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。