栄養たっぷり！さっぱりダイエットスープの「ちくわとトマトの冷製スープ」

1まずはトマトを切ろう

まずはトマトを1cm角に切りましょう。抗酸化力を持つビタミンCやβカロテン、リコピンなどが豊富で世界中で愛されるトマト。特にリコピンは加熱することで吸収率がアップするので、スープなら余すことなくその栄養を摂取できます。何となくイタリアを始め、欧米っぽいイメージがあるトマトですが、そのうま味成分である「グルタミン酸」はこんぶと同じ物。

じつは日本人にもなじみ深い味なんですね。今回はそのうま味を、そのままスープの味付けに利用します。

2オクラを切ろう

オクラは切る前に板ずりをすると、うぶ毛が取れて口あたりがよくなり、さらに色合いもキレイに仕上がるのですが…。じつは、写真のように買ってきた状態でネットに入れたまま擦り合わせるようにして流水で洗えば、簡単に下処理することができます。

洗った後は、ヘタを切り落として5mm幅に切りましょう。断面が星型になるので、スープに入れるとキュート。オクラもβカロテンを含むほか、エネルギー代謝をサポートするビタミンB1・B2、さらにカルシウムやマグネシウムなども含む栄養たっぷりのお野菜。また、そのネバネバには腸内をキレイに掃除してくれる働きが。

今回は独特の食感をそのままスープに利用します。

3梅干しを刻もう

続いて梅干しをみじん切りにしましょう。クエン酸たっぷりで疲労回復や塩分補給にも役立つ梅干し。じつは脂肪燃焼効果を持つ「バニリン」という成分も含まれています。今回はスープに加えて酸味と塩気をプラス。冷やすとその風味がより際立ちます。

4ちくわを切ろう

ちくわは斜め1cm幅に切りましょう。練り物であるちくわは、100gでタンパク質12.2g、脂質2.0gと高タンパク低脂質（※1）。原料のすけそうだらのタンパク質は筋肥大にも効果的と言われていて、ボクたちのように体を鍛える人々にも大人気です。今回のようにスープの具材や炒め物など料理に使いやすいのはもちろん、そのままでもおいしくタンパク質補給ができて便利。

また、低価格なのでお財布にも嬉しい食材です。

5スープを作って冷やそう

さて、いよいよスープ作り。まずはお鍋に水、醤油、和風顆粒だしを入れて煮立たせましょう。今回はちくわや梅干しの塩気を考慮して、調味料は少なめにしています。

煮立ったらトマト、オクラ、ちくわ、刻んだ梅干しを入れて、弱火で10分程煮ましょう。具材たっぷりでカラフルですね。

煮えたら粗熱を取り、冷蔵庫で30分以上冷やしましょう。しっかり冷やすと、味がキリッと締まっておいしいですよ！

6盛り付けて完成！

という訳でしっかり冷やしたスープを器に盛り付け、刻みネギ、白いりごまをたっぷりちらして完成！薬味は多めの方が、それだけで豪華に見えます。今回はランチョンマットを青にしてヒンヤリムードを演出。箸置きはスープの具材に合わせてオクラがデザインされた物をチョイス。小さくて見づらいですが、表面のザラつきまで再現されていて本物のような質感です。

では、さっそく食べましょう！

さっそく出来たてヒヤヒヤを食べてみました。ちくわの優しい塩気、トマトのうま味、オクラのネバネバと梅干しの酸味が絶妙のバランスでおいしい！調味料は少なめですが、ちくわ・トマト・梅干しの風味がしっかりスープに溶け込んでいてキリッとした味わい。また、ちくわがスープを吸って、噛むと旨みがジュワッとお口の中に広がります。さらに、オクラのネバネバのおかげで、ほん海苔とろみがあって食べごたえも十分。 さっぱりした味わいながらも、お腹も大満足の冷製スープに仕上がりました。