こんにちは。フードコーディネーターの上田みえです。今回は「ちくわのキムチ肉詰め」をご紹介します。切り込みを入れたちくわの穴に、鶏ひき肉とキムチで作ったたねを詰めて焼きます。ちくわの塩気とふわふわのうま辛鶏ひき肉が合わさって、ごはんもお酒も進む一品ですよ。それでは早速作っていきましょう!
ちくわのキムチ肉詰めの材料(2人分)
具材
鶏ひき肉 | 100g | |
ちくわ | 5本 | |
キムチ | 40g |
調味料
酒 | 小さじ1 | |
めんつゆ | 小さじ1 | |
片栗粉 | 小さじ1 |
その他
米油 | 小さじ1 |
付けあわせ
大葉 |
ちくわのキムチ肉詰めの作り方
ちくわは縦半分に切り込みを入れ、横半分に切ります。
ちくわは白身魚のすり身で作られた練り物で、高たんぱく・低脂肪なのでヘルシーに食べられます。味がもともとついているため、たねの味を濃くし過ぎないように注意しましょう。
先に捏ねてから具材を混ぜる!
先に調味料(塩分)だけを入れて捏ねる方が、早く粘りが出るように捏ねられます。キムチなどの具材はその後に加えて混ぜましょう。粘りが出るように捏ねると、肉汁が閉じ込められてふっくらジューシーに仕上がりますよ。また、手の熱があまり肉に伝わらないよう、素早く行ってくださいね。
たねはこんもりとなるよう隙間なく詰める!
たねをしっかり隙間なく詰め、ちくわの切り込みの部分はこんもりとはみ出すくらいに盛りましょう。肉は焼くと少し縮むので、ぎゅうぎゅうに詰めてはみ出すくらいがちょウドいいですよ。
熱したフライパンに米油をひき、工程5をたねを下にして並べます。焼き色がつくまで2分ほど中火で焼き、裏返し蓋をして3分ほど弱火で焼きます。蓋を外し中火にして転がしながら焼き、全体に焼き色が付きいて鶏ひき肉に火が通ったら火を止めます。
蓋をして中までしっかり火を通す
蓋をすると熱が逃げないため中までしっかりと火を通すことができます。さらに水分が飛ばず、中までふっくらと火を通すことができますよ。
箸が止まらない!しっかり味でおつまみからお弁当まで
調理せずそのまま食べてもおいしい“ちくわ”を、メイン料理としても味わえる一品にしました。キムチとめんつゆで味付けしたうま辛な鶏ひき肉と、ちくわの旨味がよく合います。ヘルシーなダイエットメニューとしてもおすすめですよ。ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにも合い、冷めてもおいしいのでお弁当にも使えます。簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。
フードコーディネーター/料理研究家。料理講師、レシピ開発、レシピ動画制作、広告撮影などを経験し、現在は料理人ライターとしての執筆でも活動中。「特別な食材を使わない、簡単ほっこりおうちごはん」をテーマに料理の楽しさをお伝えします。