洋食歴20年の料理人hiroです。今回はジャムレシピ。冬が旬と思われがちな苺ですが、実は春が一番の旬。安くで美味しい状態で手に入りますよ。あとは檸檬と砂糖があれば、それで完結!苺の量がベースとなり、電卓で計算するだけで事足ります。ポイントは苺と砂糖の割合と煮詰め方にあり!早速作っていきましょう。
自家製いちごジャムの材料(仕上がり約400mℓ)
具材
いちご | 2パック(正味500g) | |
レモン広島瀬戸内レモン | 1個 |
調味料
上白糖 | 300g |
自家製いちごジャムの作り方(1分動画で早回し解説)
自家製いちごジャムの作り方
苺はヘタを取るだけです
水洗いして、ボウルに入れた苺です。苺の下の薄く白い部分。実はたくさん栄養が詰まっているところなんです。ヘタの部分を手で取るだけでOK。ザルに開けて、丁寧に水気を拭き取っておきましょう。
順番は、まずは苺のカットから。鍋の中だったら苺の水分が流れても大丈夫な状態ですね。
広島レモンを使用します
国産の広島レモンです。苺の旬と同じ時期に出回るイエローレモンです。特徴としては輸入ものとは違い、防腐ワックスがかかってないため皮まで食べられ、果皮の香りが強く、まろやかな酸味。もちろん輸入ものでも大丈夫ですが、国産ものにこだわれるのも自家製ジャム作りの楽しみとも言えます。
4mm幅の輪切りに
レモンは両サイドを軽く落とし、4mm幅の輪切りにします。あらかじめ中にある種を除去しておくと後が楽です。
輪切りにしたレモンを苺の上へ。
苺の量の60%の上白糖を加えよう
苺の重量の60%の上白糖を加えます。今回はジャスト500gでしたので、その60%だと300gの上白糖を上から蓋をするようにまぶし、1時間ほど常温で放置します。
1時間ほど経つと、このように苺とレモンの持つ酸で、上白糖がゆっくりと溶けている状態となります。
ふつふつとしてきたら、中火と弱火の真ん中ほどの強さに調整し、煮ていきます。
加熱後20分ほどでレモンの役割は終わり
20分ほどしたら、箸など使ってレモンを取り出しましょう。十分に役割を果たしてくれました。あとで、おやつに食べるのも良しです。
蓋をして、一気に冷まそう
保存瓶に詰めたら、蓋をして冷まします。ボウルに氷水を張って冷ますとより保存性を高められます。冷めると、蓋の裏や瓶の内側に汗をかいています。これがモノを腐らせるもととなるので、こ豆にティッシュなどで拭き取ることをオススメします。
自家製ジャムをたっぷりとつけて召し上がれ
冷蔵庫保存で1ヶ月ほど日持ちする今回の苺ジャム。色は鮮やかなルビーレッドとなります。パンにつけるも良し、ヨーグルトに合わせるのも良し、リッツなどビスケットにつけて食べたり、お肉のソースにするなどあらゆる面で活躍してくれます。この機会に是非、自家製いちごジャムにトライしてみて下さいね。お子様にもきっと喜んでもらえますよ。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。