板チョコで「本格生チョコ」が作れるって本当ですか…？○○があればできちゃいます

1まずは板チョコを細かく刻もう

板チョコは一旦溶かすため細かく刻んでおきます。冷蔵庫に入れてある場合は室温に戻すと刻みやすくなりますよ。ここで細かく刻んでおかないと、溶かす時に溶かし残しができるので、ひと手間ですができるだけ細かく刻みましょう。

2型にクッキングシートをセットしておこう

生チョコを冷やす型にクッキングシートをセットしておきます。型はタッパー等でかまいません。クッキングシートはラップでも代用できますが、その際はチョコレートから剥がす時にラップが千切れて残ってしまう事があるので気を付けましょう。

3チョコレートを生クリームで溶かそう

生クリームをレンジで30秒〜様子を見ながら沸騰直前まで温めます。温め過ぎると吹きこぼれやすいので気を付けましょう。生クリームが温まったら刻んだチョコレートに加え、しっかりチョコレートが溶けるまで混ぜます。

4チョコレートと生クリームをしっかり乳化させよう

チョコレートの塊がなくなってしっかり溶けたら、ツヤのあるなめらかなクリーム状になるまで混ぜます。この材料同士がつながったなめらかな状態を『乳化』と言い、生チョコのとろけるような食感はこの乳化によって決まります。最初は混ざりにくいですが、混ぜ続けていると綺麗なツヤが出てくるので、その状態までしっかり混ぜ続けてください。

5ブランデーを混ぜよう

工程4にブランデーを加えます。今回はブランデーにしましたが、それ以外の洋酒でもかまいません。小さじ1杯でも充分香りが出ますが、お好みで増やしていただいても大丈夫です。ただし、洋酒を加えたら工程4のようにしっかり乳化させ、ツヤのあるなめらかな状態までしっかり混ぜてください。

小さいお子さん向けに作る場合は洋酒無しでも大丈夫ですよ。

6型に流して冷やし固めよう

しっかり乳化したら、準備しておいた型に流して2時間以上冷やし固めます。時間が無い時はこのまま翌日まで冷やしておいても大丈夫です。

7生チョコをカットしよう

冷え固まったら4辺を切り落とし、同じ大きさになるようにカットしましょう。そうする事で大体同じ大きさの生チョコができます。切り落とした分も丸めて同じ大きさにすれば使えますが、味見用としてつまみ食いしてもOKです。(笑)

8丸めてココアをまぶそう

カットした生チョコをひとつずつ丸めます。調理用の手袋を使うと手にくっつかず丸めやすいのでおすすめです。丸めたらココアパウダーを入れたボウルに落とし、フォークやスプーンを使って転がしながらまんべんなくココアをまぶします。

※丸めた時点でチョコレートが柔らかくなり過ぎている場合は、一旦冷蔵庫で30分程度冷やし直してからココアをまぶしてください。

9茶こしで転がそう

工程6で仕上げてもいいのですが、ここでひと手間加えるだけで見違える程プロっぽい生チョコに仕上がります。方法は簡単。茶こしを使ってココアのまぶされた生チョコを転がすだけです。こうする事で余分なココアが振り落とされ、さらに凸凹していた生チョコがツルンとまん丸に仕上がります。

10最後にもう一度冷やせば完成！

最後に冷蔵庫でもう一度冷やせば完成です。傷やシワが無いかチェックして、目立つところがあれば8〜9の工程をもう一度繰り返してください。冬場なら冷やさずそのままでも食べられますよ。

しっかり冷やして固めたものも美味しいのですが、私は少し室温に戻してフォークがすっと入るぐらい柔らかい状態で食べるのが好きです。こうすると、お口に入れた瞬間本当に一瞬でとろけてなくなります！今回は撮影のためガマンしましたが、いつもは作ってる途中でつまみ食いが止まらず、出来上がりが半分くらいになってしまう大好きなメニューです。(笑)