甘酒の大量消費にも！優しい甘さの甘酒プリンのレシピ

Name: 優しい甘さの簡単甘酒プリン
Cook time: 45 min
Total time: 45 min
Yield: 200mlグラス3つ分
Cuisine: スイーツ
Ingredients: 甘酒…200g; 牛乳…200g; 砂糖…30g; 粉ゼラチン…5g; レモン汁…小さじ1; みかんの缶詰…100g〜

kinako

お菓子研究家のkinakoです。今回は、甘酒を使った体に優しい甘酒プリンをご紹介します。スーパーなどで手軽に買える少ない材料で作れるので、初心者の方でも失敗なく作れますよ！余った甘酒の消費に困ったら、ぜひこのレシピを参考に作ってみてください！

優しい甘さの簡単甘酒プリンの材料（200mlグラス3つ分）

材料

	甘酒今回は米麹甘酒を使用	200g
	牛乳	200g
	砂糖お好みで減らしてもOK	30g
	粉ゼラチン＋ふやかす用の水大さじ1.5	5g
	レモン汁	小さじ1
	みかんの缶詰お好みで増やしてもOK	100g〜

調理時間：45分（冷やし固める時間を除く）

優しい甘さの簡単甘酒プリンの作り方

1ゼラチンをふやかしておこう

事前にゼラチンを準備しておきます。小さいボウルにレモン汁と大さじ1.5杯程度の水を入れ、粉ゼラチンを少しずつふり入れます。粉ゼラチンがしっかり水を吸って、粉気がなくなればOKです。
粉ゼラチンを先に入れて後から水を加えても、ゼラチンがうまく水分を吸収しないので、必ず先に水を入れてからゼラチンをふりかけてください。

2甘酒プリンのベースを作ろう

鍋に甘酒、牛乳を入れ、弱火にかけます。沸騰直前まで温めたら、砂糖を加えます。牛乳は沸騰させると分離して口当たりが悪くなってしまうので、グツグツ沸騰させないように気をつけてください。かき混ぜながら加熱して、砂糖が溶けたら火を止めます。
砂糖はグラニュー糖や上白糖他、どんなお砂糖でもOKですが、きび砂糖や黒糖などの茶色いお砂糖を使うと、仕上がりも茶色くなってしまうので、真っ白のプリンにしたい場合は、白いお砂糖で作ってください。

3ゼラチンを加えよう

一旦火を止めたら、ゼラチンを加えます。ゼラチンの塊が見えなくなるまで、優しく混ぜながら溶かしましょう。ゼラチンが完全に溶けたら、そのまま粗熱を取ります。

4漉し器で濾そう

より口当たりの良いツルっとしたプリンにするため、一度漉し器で濾します。漉し器に残った甘酒やゼラチンの小さな固形物は、無理やり濾さずに液体だけを使ってください。この工程でひと手間かかりますが、一度濾すだけで口当たりの良さが違ってくるので、ぜひ省略せずにやってみてください。

5甘酒液を冷まそう

濾した甘酒を入れたボウルの底を、氷水にあてて、甘酒液を冷まします。泡立たないように気をつけながら、ゴムベラなどで静かに混ぜます。直接触れる程度まで冷めて、ほんのり液体にとろみがついたらOKです。

フルーツ缶でアレンジしよう！

そのまま食べても美味しい甘酒プリンですが、今回は、みかん缶を入れてアレンジしました。みかん缶だけでなく、その他フルーツ缶でもアレンジできます。甘酒プリンのベースはクセもなくフルーツとの相性もいいので、おうちで余ったフルーツ缶があれば、ぜひ加えてみてください。
ただし、生のフルーツを使うと、中にはゼラチンが固まらなくなる果物もあるので、事前に調べてから使いましょう。ゼラチンが固まりにくくなる主なフルーツの代表は、パイナップル・キウイ・メロンなどです。フルーツ缶などの加熱処理されているものなら心配ないので、生のフルーツを使う場合のみ、注意しましょう。

6冷やし固めよう

容器に冷ました甘酒液をゆっくり注ぎ、冷蔵庫で3時間以上冷やしたら出来上がりです！

ツルっとひんやり優しい甘さの甘酒プリン！

「飲む点滴」とも言われるほど栄養価が高い甘酒ですが、そのまま飲むのはちょっと苦手・・・という方もいらっしゃると思います。この甘酒プリンは、そんな方にとってもおすすめ！ひんやりツルっと食べられて、甘酒特有のくどさがなく、あっさり食べられますよ！
一緒に使う牛乳の匂いも和らぐので、牛乳が苦手な方にもおすすめ。甘酒自体に優しい甘味があるので、お砂糖は少なめでもOKです。フルーツ缶が無い場合は、具材なしで作って、ジャムやフルーツソースなどをトッピングするのもおすすめです！

著者／kinako

焼き菓子工房『CUIRE』にて、焼き菓子のオンラインショップを運営。また、焼き菓子ブログ『CUIRE 焼き菓子研究所』にて焼き菓子を中心としたレシピを提供。複数のWebメディアにてレシピライターとしても活動中。

このレシピが含まれるまとめ

手作りプリン