洋食歴20年の料理人hiroです。新豆の時期が冬の小豆。乾物なのでシーズンを選ばず、温でも冷でもいける白玉ぜんざいを紹介します。あったかいものは心をホットに。冷たいものはキュッと味が引き締まっていて甘さ強めに感じます。白玉作りにちょっとしたコツがあります。それでは早速作っていきましょう。
白玉ぜんざいの材料(10人前)
具材
小豆 | 400g | |
白玉粉 | 200g |
調味料A
水 | 1500cc | |
水 | 2000cc | |
上白糖390g〜400gの間でお好みで。 | 400g | |
塩 | 2g |
調味料B
水 | 180cc |
白玉ぜんざいの作り方
好みの大きさに丸めて成形します
白玉を手でちぎって好みの大きさに丸めます。この時に中央を親指で押して、少しくぼみを作ります。くぼみを作ることで、白玉に火が通りやすく、ぜんざいに絡みやすくなります。
55分経ったら小豆の硬さをチェック
タイマーが鳴ったら、鍋の蓋を開けて小豆を一粒取り出し、親指と人差し指でスッと潰れるか試します。小豆の硬さチェックです。必ず行うようにしましょう。
急冷すると保存性がUP
冷ませる器に入れて、一度氷水で急冷します。ぜんざいは煮込み料理。氷水でしっかりと冷ますことで保存性が増して、冷蔵庫で1週間楽しめます。時折混ぜながら、氷水が温かくなったら取り替えて冷ますようにします。
最後に水を切った白玉を浮かべて完成です
ベースの仕上がりは約2.3ℓ。冷たいぜんざいを楽しむ場合はそのまま白玉を浮かべて、温かくしたい場合は鍋に必要な分を取って少量の水で伸ばし、軽く温めて楽しんでください。もちろん電子レンジで温めるのもOKですよ。
冷たくても、温かくても、その時の気分で
今回ご紹介しました白玉ぜんざいはその時の気分によって楽しめます。一気に仕込んで後を楽に。そのためには丁寧な仕込みが必要となります。ぜんざいのベースを一度必ず冷ますことが大事です。急冷で保存性を高め、冷めたらラップをして冷蔵庫に。個人的には冷たい白玉ぜんざいがキュッと味がしまってて好きですね。是非、両方楽しめる白玉ぜんざいをレパートリーに加えてみてください。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。