フードコーディネーター・ソムリエの河村祐茉です。家庭料理やワインに合うおつまみなどを日々研究しています。 今回はを海老を使って、ぷりぷりな食感がくせになる、海老のなめろう風を作っていきたいと思います。生の海老ではなく、加熱した海老を使っているので冷凍していた海老でも作ることができ、また生の海老で作るなめろうより日持ちもする1品となっております。 合わせる薬味と調味料も美味しくなるポイントをご紹介していきますよ。では、さっそく作っていきましょう。
海老のなめろう風の材料(2人分)
具材
むき海老 | 80g | |
ニラ | 15g | |
生姜 | 1片 | |
大葉 | 2枚 |
調味料
味噌 | 大さじ1/2 | |
酒 | 大さじ1 | |
砂糖 | 小さじ1/2 | |
みりん | 小さじ1/2 |
海老のなめろう風の作り方
大葉と生姜はみじん切りにしていきます。水にサッとさらしてザルにあげ、水気を切っておきましょう。
今回の薬味は、ニラ、大葉、生姜を使用していますが、この他にも小葱や長ねぎ、にんにく、茗荷などお好きな薬味を加えて色々とアレンジしてみてください。薬味が変わるだけで味がガラッと変わりますよ。
海老に火が通ったらゆで汁の中で冷ましてください。取り出して粗熱をとると海老がパサパサになってしまいます。しっとりぷりぷりの食感を出すためにも時間はかかりますが、ゆで汁の中でじっくり冷ましていきましょう。
いざ実食。加熱した味噌と薬味が効いていておいしい!
早速食べてみました。味噌の香りが際立ち、ごま油で炒めた薬味もコクが出ていて美味しいですね。ぷりぷりな海老にとても合います。お酒はもちろんのこと、白いご飯とも相性抜群です。 また、海老をゆで汁の中でじっくりと冷ましタコとによってパサつかず、しっとりぷりぷりとした海老に仕上がりました。普通のなめろうよりも手間暇はかかりますがこのひと手間が美味しく作るポイントです。料理は少しの工夫でグンと美味しくすることができますよ。
海老でもできるなめろう風
なめろうとは本来青魚で作るお料理ですが、今回はぷりぷり食感を楽しみたかったので海老を使用しました。いつものなめろうも、もちろん美味しいですが、食感を楽しむ少し変わったなめろうも試してみてくださいね。
今回は海老を使って、ぷりぷり食感!海老のなめろう風をご紹介しました。生のものは使っていないので、たくさん作って作り置きもできますね。あと1品ほしいとき、晩ご飯後の晩酌にも最適な1品に仕上がりました。是非、試してみてください。
フードコーディネーター・ソムリエとして活動。料理学校の勤務時代には企業へのレシピ提案、フードスタイリング等に従事。ワインが好きで料理とワインのペアリングを日々研究中。