おつまみにも！小骨が気にならない子どもも好きなサバのカレー焼きのレシピ

1まずはサバに塩を振って下準備をしよう

サバの両面に塩を振り、そのまま10分程度おきます。塩を振るうことで、サバの中にある余分な水分を出し、生臭さと余分な水分を取り除きます。

これは”浸透圧”というものを利用したものです。塩を振るうことで塩分濃度が高くなり、薄めようという浸透圧の働きが起き、魚の中の水分が表面ににじみ出て身が引き締まり、生臭

さも減らすことができます。

ちなみに、この浸透圧を利用した方法は、鮭の切り身などにも使えます。

10分経ったらキッチンペーパーで包み、やさしくトントン叩いて余分な水分を吸い込ませ、取り除きます。

水で洗い流す必要はないので、表面に浮かんできた水分だけ取り除いてください。

2サバを食べやすい大きさに切ろう

サバについている腹びれ、えらにある硬い骨を取り除き、2cm幅くらいの斜めに切ります。切る時は包丁を傾けて斜めに切ると身がほぐれずにきれいに切れます。まっすぐ切ると、身がほぐれたりするので、斜めにきると便利です。

3カレー粉・ターメリック・小麦粉を混ぜよう

保存用袋などに衣の材料を入れ、口を閉じてしっかり粉同士が混ざるように振ります。

今回少量に使用した「ターメリック」は、味はそれほど存在感を感じませんが、加熱した時にきれいな黄色を出してくれるので、加えています。

カレー粉だけの場合は、焼けた時にすこしくすんだような色になってしまうため、ターメリックを加えています。

サバを入れ、再び袋の口を閉じたら振るい、サバにまんべんなく粉が混ざるようにします。

バッターでまぶすより、袋に入れて振るったほうがまんべんなく、しっかり粉が混ざります。

4にんにくを薄切りに切ろう

にんにくを薄切りにします。のちほど油で焼いてカリカリのにんにくチップにするので、厚みのないようにします。約1mmか2mm幅に切ります。

5フライパンでにんにくを焼いてにんにくチップをつくる

フライパンにサラダ油、にんにくを入れて弱火～中火で加熱し、焼きます。焼いていると次第に小さな泡が沢山でてきますが、いじらずにそのまま焼きます。

にんにくが少しずつこんがりきつね色になり始めたら菜箸で絶えず混ぜながら焦げないように加熱し、カリカリに焼けたら取り出して油をきっておきます。

6サバを焼く

にんにくを焼いた同じフライパン（油は拭き取らず、そのままの状態を使います）に余分な粉を叩いたサバを皮目を下にして並べ入れ、中火で焼きます。油が足りないようであれば、追加してください。揚げ焼きにして加熱するので、基本的にそれほど多く油は必要ありません。

7サバがこんがり焼けたら完成！

片面が焼けたら上下を返し、焼きます。身は火の通りが早く、焼き過ぎると硬くなるので気をつけてください。

焼けたら一旦油を切り、器に盛りつけ、にんにくを散らしたら完成です。

お好みでレモン汁を絞ってもおいしいです。

今回はサラダ油で加熱しましたが、バターで焼くとぐっと味に深みがましてひと味違った仕上がりになります。

まずは、にんにくなしで実食。カレーの風味がしっかり効いていて食べやすく、サバの臭みも全く感じません。焼いタコとで骨もそのまま存在感を感じなく食べることができます。 そして、次ににんにくチップを一緒に。にんにくのスパイシーなパンチのあるおいしさがワンランクおいしく後押ししてくれます！