料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、スパイスの香りとトマトの酸味が特徴のチキンカレーです。調理道具はフライパンひとつ、味付けは市販のカレーフレークにスパイスを加えるので、味つけに迷いがでないこと。辛みにヨーグルトを加えてまろやかさのある味に仕上げます。では早速作りましょう。
酸味がおいしいトマトチキンカレーの材料(4人分)
具材
鶏もも | 2枚(500g) | |
玉ねぎ | 2個(370g) | |
にんにく | 3かけ(10g) | |
カットトマト缶 | 1缶(400g) | |
プレーンヨーグルト | 150g |
調味料
クミンシード | 大さじ1/2(2.3g) | |
コリアンダーパウダー | 大さじ1/2(2.3g) | |
シナモンスティック | 1本(3.4g) | |
カレーフレーク | 90g | |
塩 | 小さじ1(5g) |
その他
水 | 500ml | |
生パセリ | 少量 | |
米 | 2合(360g) | |
サラダ油 | 大さじ1 |
酸味がおいしいトマトチキンカレーの作り方
玉ねぎ、にんにくをみじん切りにします。鶏肉は一口大よりやや大きめに切り(約3cm)、鶏皮はお好みで取り除いて構いません。鶏肉は、加熱すると少し縮むので、切る時は少しだけ大きめにきると仕上がりがちょウドよい食べやすい大きさになります。
味の決め手はやはりスパイス!
今回のカレーでは、市販のカレーフレークを使用して基本のカレー味のベースは作っていますが、クミンシード、コリアンダーパウダー、そしてシナモンスティックを加えて味にスパイシーさをアップしています。クミンシードはカレーらしい香りを加え、今回のようにホールのものは使用時に油で香りを引き出すのが大切です。コリアンダーは爽やかな香りを加えてくれます。パクチーといえば私たち日本人にも最近おなじみになったかと思います。シナモンスティックは、甘みと辛みをプラスしてくれます。そして、カレー作りで忘れてはならないのが「塩」。塩を加えることで、先ほども書きましたが、味を締めてくれる役目があるので、忘れずに使います。
スパイスの香りとトマトの味が食欲をそそります
スパイスの香りとトマトの酸味が効いた味付けがとてもよく合い、さっぱりとした仕上がりです。市販のカレールーでは油っぽさを感じることが多いカレーですが、スパイスから作ったおかげでサラッとしてとても食べやすく、辛さと酸味、そして深みがしっかり味わえます。メインの具材である鶏肉も大きめに切ったおかげで、煮込んで味が馴染み、弾力も加わって玉ねぎの甘さが絡んで食べやすいです。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。