料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、ケチャップ味がどこか懐かしい、ソーセージとなすを使ったナポリタンです。なすをとろとろにやわらかくすることで味馴染みがよく、子供も食べやすい仕上がりです。隠し味のバターでコクをプラスしています。では早速作りましょう。
濃厚ケチャップのソーセージとなすを使ったナポリタンの材料(4人分)
メインの材料
スパゲッティ | 350g |
具材
なす | 4本(400g) | |
ソーセージ | 12本 | |
玉ねぎ | 1/2個(90g) |
調味料
ケチャップ | 大さじ6 | |
砂糖 | 大さじ1/2 | |
とんかつソース | 大さじ1 | |
牛乳 | 大さじ3 | |
にんにくすりおろし | 小さじ1 | |
顆粒コンソメ | 小さじ1 | |
塩 | 少々 | |
粗びき黒こしょう | 少々 |
その他
ゆで汁お玉一杯分 | 50ml | |
無塩バター | 10g | |
パルメザンチーズ | 大さじ1 | |
生パセリ | 適量 | |
サラダ油 | 大さじ2 |
濃厚ケチャップのソーセージとなすを使ったナポリタンの作り方
パセリははさみで切る
生パセリは、水洗いしたらペーパータオルで水分を拭き取り、キッチンバサミで細かく刻みます。包丁で刻むよりキッチンバサミで刻むほうが早く、飛び散らなくて済むのでおすすめです。 パセリは、脇役のようなイメージがありますが、実はとても栄養価の高い万能野菜なので、そのままの状態では食べにくい場合は、今回のように細かく刻んで工夫などして、積極的に取り入れていきたい野菜です。
にんにくはすりおろしを使うことで味が馴染みやすい
にんにくは、すりおろしたものを使用しています。一般的なナポリタンの調理では、具材と一緒に薄切り(もしくはみじん切り)にしたにんにくを炒めて使いますが、今回はすりおろした状態のものを使用し、調味料に混ぜておくことで味馴染みがよくなり、食べやすくなります。
煮込むことでやわらかく、塩っけも含んでおいしさが増す
スパゲッティのゆで汁に含まれる塩分が、具材に染みながら煮込むので、わずかですが塩っけが染み込み、この後加える調味料が馴染みやすくなります。
なすは炒めている時に表面は焼けても、果肉までしっかり火が通るまで時間がかかるため、このゆで汁を加えて煮込みながら完全に火を通してやわらかくしてきます。煮込みすぎるとなすが型崩れしてふやけてしまうため、気をつけます。
濃いめの味が食欲をそそるおいしさ!
ケチャップベースの味にとんかつソース、にんにくを加えていることでやや濃いめのしっかりした味に、なんとなく懐かしさを感じる仕上がりです。なすもしっかり味が絡まり、やわらかい果肉がトロトロでフォークに絡まりやすく食べやすいのが嬉しいポイントです。
基本的に子供も大人も好きな味つけなので、食べだすと止まらなくなる昭和レトロな味のナポリタンです。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。