ごま油のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

ごま油のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはごま油の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	890	Kcal	高い
炭水化物	0	g
└糖質	1.9	g	かなり低い
└食物繊維	0	g	無し
たんぱく質	0	g	無し
脂質	100	g	多い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、油分類に所属する正式名称「（植物油脂類）　ごま油」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、ごま油がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

ごま油はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

ごま油とは？どんな食材？

ごま油は、ごまの種子から搾り出した油であり、多くのアジア料理に使用される重要な調味料です。風味豊かで深いコクがあり、料理に独特の香りと味わいを与えます。

ごま油の特徴

1. 風味豊かな香りと味わい

ごま油は、独特の香りと深い風味を持っています。そのため、料理に特別なアクセントを加えることができます。ごまの風味は独特であり、他の油とは一線を画しています。

2. コクのある味わい

ごま油は、濃厚でコクのある味わいがあります。このため、料理に深みを与えることができます。特に和食や中華料理において、ごま油は欠かせない存在です。

3. 健康にも良い

ごま油には、不飽和脂肪酸やビタミンEなどの栄養素が豊富に含まれています。これらの成分は、血液の循環を促進し、体内のコレステロール値を調整する効果があります。また、ごま油には抗酸化作用もあり、健康に良いとされています。

ごま油の使い方

ごま油は、さまざまな料理に使うことができます。以下に代表的な使い方をいくつか紹介します。

1. 和え物やドレッシングに

ごま油は、和え物やドレッシングに加えることで、風味を引き立てます。例えば、ごま油を使ったごまドレッシングは、サラダや冷奴などの和食によく合います。

2. 炒め物や煮物に

ごま油は、炒め物や煮物にもよく使われます。独特の風味が料理に深みを与えるため、野菜や肉料理など、さまざまな料理に活用することができます。

3. 香り付けに

ごま油は、料理の最後に少量加えることで、香り付けにも使用できます。炊きたてのご飯や汁物に垂らすことで、香り豊かな味わいを楽しむことができます。

以上のように、ごま油は風味豊かでコクのある食材であり、さまざまな料理に活用することができます。ぜひ、料理に取り入れてみてください。

ごま油はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. カロリーが高い

ごま油は、可食部100gあたり890kcalのカロリーがあります。カロリーが高いため、少量で満足感を得ることができます。

2. 糖質がかなり低い

ごま油には、可食部100gあたり1.9gの糖質が含まれています。糖質がかなり低いため、糖質制限を行っている方や低糖質の食事を心掛けている方にとっては適しています。

3. 脂質が多い

ごま油には、可食部100gあたり100gの脂質が含まれています。脂質が多いため、エネルギー源として利用することができます。また、ごま油には不飽和脂肪酸が多く含まれており、心臓の健康をサポートする効果があります。

おすすめ：ごま油のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

ごま油に含まれる無機質の栄養を解説！

引用元：dancyu

1. 無機質栄養素が少ない

ごま油は、無機質栄養素がほとんど含まれていない特徴があります。ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、マンガン、ヨウ素、モリブデンなどの栄養素はごま油にはほとんど含まれておらず、摂取することができません。

2. カルシウムやリンが低い

ごま油に含まれるカルシウムやリンは、非常に少量です。カルシウムは1mg、リンも1mgと、とても低い量となっています。これらの栄養素は骨や歯の形成に関わるため、十分な量を摂取する必要がありますが、ごま油ではそれを満たすことはできません。

3. セレンとクロムが含まれている

一方で、ごま油にはセレンとクロムが含まれています。セレンは1μg、クロムも1μgと、普通から多い量となっています。セレンは抗酸化作用を持ち、免疫力の向上や老化の防止に役立つと言われています。また、クロムは血糖値の調節に関与し、糖尿病予防にも効果があるとされています。

以上のように、ごま油は無機質栄養素が少ない特徴がありますが、セレンとクロムが含まれているという点で注目される食材です。ただし、カルシウムやリンなどの重要な栄養素は他の食材から摂取する必要があります。

ごま油に含まれるビタミンを解説！

引用元：dancyu

ごま油に含まれるビタミンの特徴

ごま油に含まれるビタミンの特徴について、以下の3つを論じます。

1. ビタミンEの含有量が豊富

ごま油にはビタミンEが多く含まれています。具体的には、α-トコフェロールが0.4 mg、β-トコフェロールは含まれていませんが、γ-トコフェロールが44 mg、δ-トコフェロールが0.7 mg含まれています。特にγ-トコフェロールの含有量は多く、他の油に比べて豊富です。

2. ビタミンKも含まれる

ごま油にはビタミンKも含まれています。ビタミンKは血液の凝固を助ける働きがあり、骨の健康にも関与しています。ごま油に含まれるビタミンKの量は5 μgで、普通の量と言えます。

3. ナイアシンの含有量は低い

一方で、ごま油に含まれるナイアシンの量は比較的低いです。ナイアシンはエネルギー代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持にも必要ですが、ごま油100gあたりのナイアシンの含有量は0.1 mgと低いです。

ごま油を使ったレシピ20選！

「ごま油」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	890	Kcal	高い
炭水化物	0	g
└糖質	1.9	g	かなり低い
└食物繊維	0	g	無し
たんぱく質	0	g	無し
脂質	100	g	多い
「ごま油」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	0	g	無し
有機酸	-	g	無し
灰分	0	g	無し
コレステロール	0	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「ごま油」のビタミン・無機質等
ナトリウム	Tr	mg	無し
カリウム	Tr	mg	無し
カルシウム	1	mg	低い
マグネシウム	Tr	mg	無し
リン	1	mg	低い
鉄	0.1	mg	低い
亜鉛	Tr	mg	無し
銅	0.01	mg	低い
マンガン	0	mg	無し
ヨウ素	0	μg	無し
セレン	1	μg	普通
クロム	1	μg	多い
モリブデン	0	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	0	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	Tr	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	Tr	μg	無し
└レチノール活性当量	0	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.4	mg	普通
└β-トコフェロール	Tr	mg	無し
└γ-トコフェロール	44.0	mg	多い
└δ-トコフェロール	0.7	mg	多い
ビタミンK	5	μg	普通
ビタミンB1	0	mg	無し
ビタミンB2	0	mg	無し
ナイアシン	0.1	mg	低い
ビタミンB6	(0)	mg	無し
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	(0)	mg	無し
ビオチン	0	μg	無し
ビタミンC	(0)	mg	無し

試料： 精製油／(100 g：109mL、100 mL：92g)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。