このページでは、果物のキウイフルーツを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
キウイフルーツのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはキウイフルーツの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 51 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 13.4 | g | |
└糖質 | 9.1 | g | 低い |
└食物繊維 | 2.6 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.0 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「キウイフルーツ 緑肉種 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、キウイフルーツがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
キウイフルーツはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:サントリー
キウイフルーツとは?どんな食材?
キウイフルーツは、ニュージーランド原産の熱帯果実であり、その特徴的な外観と美味しい味わいで知られています。
見た目の特徴
キウイフルーツは、鮮やかな緑色の皮で覆われており、その表面には細かい茶色の毛が生えています。果実の形は楕円形であり、大きさは一般的に手のひらに収まる程度です。
味と風味
キウイフルーツの果肉は鮮やかな緑色をしており、柔らかくてジューシーな食感があります。味は甘酸っぱく、爽やかな風味があります。また、キウイフルーツには独特の香りがあり、食べると口の中に広がります。
栄養価と効能
キウイフルーツは、ビタミンCや食物繊維、カリウム、抗酸化物質などが豊富に含まれています。ビタミンCは免疫力の向上や美肌効果に役立ち、食物繊維は腸の働きを促進し消化を助けます。また、カリウムは体内の水分バランスを調整する役割があります。
キウイフルーツは、その美味しい味わいと栄養価の高さから、さまざまな料理やデザートに利用されています。生食はもちろん、サラダやスムージー、ケーキのトッピングなど、幅広い用途で楽しむことができます。ぜひ、キウイフルーツを取り入れてバランスの取れた食事を楽しんでください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はキウイフルーツがダイエットにどう役立つか説明します!
キウイフルーツはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:サントリー
1. 低カロリーでありながら栄養価が高い
キウイフルーツは100gあたり51kcalと低カロリーでありながら、炭水化物、タンパク質、脂質、塩分の含有量が低いことがわかります。このため、ダイエット中やカロリーコントロールを意識している方にとって、キウイフルーツは理想的な食材と言えます。さらに、キウイフルーツにはビタミンCや食物繊維が豊富に含まれており、栄養価も高いため、健康的な食事に役立つことができます。
2. 糖質が低く、食物繊維が多い
キウイフルーツは糖質が9.1gと低い一方、食物繊維が2.6gと多いことがわかります。糖質の摂取量が気になる方や血糖値の上昇を抑えたい方にとって、キウイフルーツは適した食材と言えます。また、食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便秘の予防や血糖値の上昇を緩やかにする効果も期待できます。このため、消化器系の健康をサポートする役割を果たすことができます。
3. 塩分が無く、ヘルシーな食材
キウイフルーツには塩分が含まれておらず、ヘルシーな食材と言えます。塩分の摂り過ぎは高血圧や体液バランスの乱れなどの健康リスクを引き起こすことがありますが、キウイフルーツを食べることで塩分摂取を抑えることができます。塩分制限が必要な方や健康維持を意識している方にとって、キウイフルーツは適した食材と言えます。
以上のように、キウイフルーツは低カロリーでありながら栄養価が高く、糖質が低く食物繊維が多いため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。また、塩分が無いためヘルシーな食材としても適しています。日常の食事にキウイフルーツを取り入れることで、バランスの取れた食事を実現し、健康をサポートすることができます。
おすすめ:キウイフルーツのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
キウイフルーツに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
1. ナトリウムが低い
キウイフルーツは、可食部100gあたりのナトリウム含有量が1 mgと非常に低いです。ナトリウムは高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性があるため、ナトリウムの摂取量を抑えることは重要です。キウイフルーツは低ナトリウム食品として選ばれることができます。
2. カリウムが普通
キウイフルーツは、可食部100gあたりのカリウム含有量が300 mgと普通です。カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能を維持するために重要な栄養素です。キウイフルーツはカリウムを摂取するための良い選択肢となります。
3. ヨウ素、クロム、モリブデンが無し
キウイフルーツにはヨウ素、クロム、モリブデンが含まれていません。これらの栄養素は体内で僅かしか必要とされないため、一般的には欠乏症は起こりません。ただし、ヨウ素は甲状腺ホルモンの生成に関与しており、不足すると甲状腺機能に影響を与える可能性があります。キウイフルーツを食べる場合は、他の食材からこれらの栄養素を摂取する必要があります。
キウイフルーツに含まれるビタミンを解説!
キウイフルーツのビタミン含有量の特徴
キウイフルーツは、以下の3つの特徴的なビタミン含有量を持っています。
1. ビタミンAの特徴
キウイフルーツには、レチノールやα-カロテン、β-カロテンなどのビタミンAが含まれています。特にβ-カロテンの含有量は53 μgであり、多いと言えます。ビタミンAは、視力の維持や免疫力の向上に役立つ栄養素です。
2. ビタミンEの特徴
キウイフルーツには、α-トコフェロールというビタミンEが1.3 mg含まれています。これは多いと言える量です。ビタミンEは、抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果があります。
3. ビタミンCの特徴
キウイフルーツには、ビタミンCが71 mg含まれています。これは非常に多い量です。ビタミンCは、免疫力の向上やコラーゲンの生成に重要な役割を果たします。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はキウイフルーツの使用例としてレシピをご紹介します。
キウイフルーツを使ったレシピ20選!
#1 キウイフルーツとアボカドのサラダ
キウイフルーツ、アボカド、はちみつ、レモン汁、オリーブ油、こしょう
濃厚なアボガドと酸味と甘みをもつキウイを使った、簡単サラダのレシピ。はちみつとレモンを合わせたドレッシングが、クセのないアボガドとよく合います。…
レシピを見る#2 キウイフルーツとトマトの白和え風
キウイフルーツ、ミニトマト、絹ごし豆腐、レモン汁、はちみつ
何とキウイフルーツを使った白和えのレシピ。キウイフルーツとトマトを使って、ほのかに甘い白和えを作りました。…
レシピを見る#4 しっとり鶏胸肉のパワーサラダ
鶏むね肉、砂糖、空豆、ヤングコーン、ベビーリーフ、ミニトマト、紫キャベツ、キウイフルーツ、オリーブオイル、等
鶏胸肉に砂糖を揉み込んで、しっとり茹で上げたパワーサラダのレシピ。空豆とヤングコーンをグリルで焼いて、甘みを増した野菜を加えます。…
レシピを見る#5 基本のカルパッチョのレシピ!ひと手間でワンランクアップのお味に
ほたて、キウイフルーツ、ベビーリーフ、ピンクペッパー、オリーブオイル、こしょう
ほたてとキウイフルーツを使った、基本のカルパッチョのレシピ。ほたては塩で下味をつけて生臭みを抑え、キウイフルーツは爽やかな酸味と甘みがほたての美味しさを引き立てます。…
レシピを見る#6 オレンジパンケーキ
オレンジジュース、ホットケーキミックス、バター、キウイフルーツ、プレーンヨーグルト、はちみつ
爽やかなオレンジの甘さがいいパンケーキのレシピ。牛乳の代わりにオレンジジュースを使い、ホットケーキミックスに混ぜて焼くだけ。…
レシピを見る#7 つるんとさわやか"フルーツ寒天"
棒寒天、グラニュー糖、レモン汁、いちご、みかん、キウイフルーツ
ころんとした形と、色鮮やかな見た目がかわいらしいフルーツ入り寒天のレシピ。カップにラップをしいて寒天をそそぎ入れ、ラップを包んで輪ゴムで縛って固めることで、丸い形に仕上がります。…
レシピを見る#8 えびとキウイのサラダラップ
トルティーヤ、黄パプリカ、ルッコラ、サニーレタス、スプラウト(ブロッコリー)、キウイフルーツ、ゆでえび(小)、キユーピーハーフ
キウイが決め手の、片手で食べられるサラダのレシピ。えびのうま味、パプリカの甘み、キウイの酸味とマヨネーズのコクがマッチして葉野菜まで美味しくなります。…
レシピを見る#9 タンドールがなくても、タンドール料理はできる!
バサ、にんにく、生姜、ターメリック、レッドチリペッパー、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、黒胡椒、アジョワンシード、等
オーブンを使用してラムと白身魚のバサを焼き上げるパキスタン料理2品のレシピ。ラムはマリネ液にキウイフルーツを加えて柔らかく仕上げます。…
レシピを見る#10 キウイ&きゅうりおろしドレッシングの2種のサラダ
キウイフルーツ、きゅうり、オリーブオイル、キウイ&きゅうりおろしドレッシング、ミックスカット野菜、グレープフルーツ、わかめ(乾燥してカットしてあるもの)、ほたて(刺身用)、グレープフルーツ、等
キウイときゅうりの手作りドレッシングでいただくサラダのレシピ。「カット野菜とグレープフルーツ」「シーフードとグレープフルーツとオレンジ」の2種を紹介しています。…
レシピを見る#11 手土産にロールケーキを!
薄力粉、グラニュー糖、米油、牛乳、生クリーム、キウイフルーツ、バナナ、オレンジ
カラフルなフルーツを巻き込んだロールケーキのレシピ。手土産にロールケーキが最適なのは、持ち運んでも形が崩れにくく、人数に合わせて切り分けやすいから。…
レシピを見る#12 キウイのみりんコンポート
キウイフルーツ、イタリアンパセリ、みりん
本みりんを活用したデザートレシピ。和風の料理に使われることが多いみりんですが、実はデザートにも大活躍。…
レシピを見る#13 みりんのマチェドニア
みりん、りんご(皮つき)、キウイフルーツ、オレンジ、ぶどう、バナナ
みりんを使ったイタリア風のデザート、マチェドニアのレシピ。みりんを煮詰めたシロップで漬け込むため、あっさり上品な味わいに仕上がります。…
レシピを見る#14 ワイン寒天のフルーツシロップ
フルーツミックス缶、キウイフルーツ、ミント(フレッシュ)、寒天、グラニュー糖、マンズワイン(赤)、砂糖、レモン(皮)、レモン(絞り汁)、等
棒寒天から赤ワイン入り寒天を自作する大人向けデザートのレシピ。粉寒天を使って時短にしてもいいです。…
レシピを見る#15 サーモンとえだ豆のフレッシュグリーンサラダ
サーモン(刺身用)、えだ豆むいちゃった」、紫たまねぎ、きゅうり、キウイフルーツ、オリーブ油、レモン汁、ケッパー、粗びきこしょう、等
生のサーモンとえだ豆を使った、カラフルなサラダのレシピ。刺身用のサーモンにマリネして味のしみたえだ豆やきゅうりのサラダを合わせれば、華やかな印象に仕上がります。…
レシピを見る#16 さつまいもとかぼちゃのヨーグルトサラダ
さつまいも、かぼちゃ、キウイフルーツ、レーズン、レモン汁、プレーンヨーグルト、オリーブオイル、みりん、こしょう、等
さつまいもとかぼちゃの甘酸っぱいサラダのレシピ。キウイフルーツの酸味がさつまいもとかぼちゃの濃厚な甘さにメリハリを与えてくれます。…
レシピを見る#17 豆乳パンナコッタ
生クリーム、豆乳、砂糖、練りごま(白)、キウイフルーツ、オレンジ、粉ゼラチン
豆乳を使ったデザート。牛乳ではなく豆乳を使う事でヘルシーで、コクのあるパンナコッタを作れます。…
レシピを見る#18 "萌え断"フルーツサンドはこうしてつくる。
イチゴ、黄桃、キウイフルーツ、食パン、生クリーム、ハチミツ
お菓子・料理研究家直伝の、美味しくて見た目もきれいなフルーツサンドのレシピ。美しい断面に仕上げるために、フルーツのいちばん厚い部分が包丁で切る線上にあるように配置する、柔らかすぎるパンは避けるなどプロならではのアドバイスが記載されています。…
レシピを見る#19 パイナップルとキウイの寒天ゼリー
パイナップル、キウイフルーツ、粉寒天、グラニュー糖、レモン汁、ミントの葉
冷凍カットパイナップルとキウイをつかったレモン風味が爽やかな寒天デザートです。冷凍カットパイナップルをそのまま入れてつかうので果物の皮をむいたりカットしたりする手間が減らせます。…
レシピを見る#20 キウイドレッシングの豚しゃぶサラダ
キウイフルーツ、豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)、サニーレタス、ミニトマト、こしょう、オリーブ油、はちみつ
キウイドレッシングでいただく、豚しゃぶサラダのレシピ。キウイフルーツのフルーティな酸味と、はちみつの優しい甘みが絶妙なバランスのドレッシングです。…
レシピを見る最後に、キウイフルーツの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「キウイフルーツ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 51 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 13.4 | g | |
└糖質 | 9.1 | g | 低い |
└食物繊維 | 2.6 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.0 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「キウイフルーツ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 15 | % | 特になし |
水分 | 84.7 | g | 多い |
有機酸 | 2.0 | g | 多い |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「キウイフルーツ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 300 | mg | 普通 |
カルシウム | 26 | mg | 普通 |
マグネシウム | 14 | mg | 普通 |
リン | 30 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.10 | mg | 普通 |
マンガン | 0.09 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | Tr | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 53 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 53 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 4 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.3 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 6 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.02 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.31 | mg | 普通 |
ビオチン | 1.4 | μg | 普通 |
ビタミンC | 71 | mg | 多い |
別名: キウイ/廃棄部位: 果皮及び両端
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。