このページでは、菓子のミルクチョコレートを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ミルクチョコレートのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはミルクチョコレートの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 550 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 55.8 | g | |
└糖質 | 53.9 | g | 多い |
└食物繊維 | 3.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 6.9 | g | 普通 |
脂質 | 34.1 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<チョコレート類> ミルクチョコレート」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ミルクチョコレートがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ミルクチョコレートはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:DELISH KITCHEN
ミルクチョコレートとは?どんな食材?
ミルクチョコレートは、甘くて滑らかな食材であり、菓子の一種です。主な成分は、カカオ豆、砂糖、乳製品(牛乳やクリーム)です。以下に、ミルクチョコレートの特徴を3つに絞って説明します。
1. カカオ豆
ミルクチョコレートの主成分であるカカオ豆は、南アメリカや西アフリカなどで栽培されるカカオの種子です。カカオ豆には、ビタミンやミネラル、抗酸化物質が豊富に含まれています。また、カカオ豆の風味や苦みは、ミルクチョコレートの味わいに深みを与えています。
2. 砂糖
ミルクチョコレートには、甘さを引き立てるために砂糖が加えられます。砂糖は、カカオの苦みを和らげる役割を果たし、チョコレートをより食べやすくしています。砂糖の甘さとミルクのコクが相まって、ミルクチョコレートの特徴的な味わいを生み出しています。
3. 乳製品(牛乳やクリーム)
ミルクチョコレートには、牛乳やクリームなどの乳製品が加えられます。これにより、チョコレートが滑らかでクリーミーな口当たりとなります。乳製品は、ミルクチョコレートに豊かな風味と舌触りを与え、食べる人を満足させる要素となっています。
以上のように、ミルクチョコレートはカカオ豆、砂糖、乳製品を主な食材としています。これらの組み合わせにより、甘さとコク、滑らかさが調和した美味しい菓子が作られています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はミルクチョコレートがダイエットにどう役立つか説明します!
ミルクチョコレートはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. エネルギー補給に効果的
ミルクチョコレートは100gあたり550kcalのカロリーを含んでいます。この高いエネルギー量は、運動や体力を必要とする活動の際に効果的なエネルギー補給となります。特にスポーツや運動後のリカバリーには、エネルギー源としてのミルクチョコレートが役立つことが考えられます。
2. 糖分や食物繊維の摂取に注意が必要
ミルクチョコレートは糖質が53.9g含まれており、炭水化物の主成分でもあります。糖分の摂取量が多いため、糖尿病や血糖値の管理が必要な方には注意が必要です。また、食物繊維も3.9g含まれていますが、一般的な食品に比べると多くはありません。食物繊維の摂取が不足している方には、他の食品との組み合わせやバランスの取れた食事に取り入れることがおすすめです。
3. 脂質や塩分の摂取には注意が必要
ミルクチョコレートには脂質が34.1g含まれており、食品の中では多い部類に入ります。高脂肪食の摂取が心配な方や、コレステロール値の管理が必要な方には摂取量に注意が必要です。また、塩分も0.2g含まれていますが、これは一般的には普通の範囲とされています。ただし、塩分制限が必要な方には摂取量を考慮する必要があります。
以上のように、ミルクチョコレートはエネルギー補給に役立つ一方で、糖分や脂質、塩分の摂取には注意が必要です。バランスの取れた食事に組み込むことで、健康的な食事を実現することができます。
おすすめ:ミルクチョコレートのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ミルクチョコレートに含まれる無機質の栄養を解説!
ミルクチョコレートの特徴
ミルクチョコレートは、以下のような特徴を持っています。
1. カリウムやカルシウム、マグネシウムなどの無機質栄養素が多い
ミルクチョコレートには、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどの無機質栄養素が多く含まれています。これらの栄養素は、体内の機能を正常に保つために必要な役割を果たしています。特にカルシウムは、骨や歯の形成に重要な役割を果たしており、ミルクチョコレートの摂取によってこれらの栄養素を効率的に摂取することができます。
2. 鉄や亜鉛、銅などのミネラルが多い
ミルクチョコレートには、鉄や亜鉛、銅などのミネラルが多く含まれています。これらのミネラルは、体内の代謝や免疫機能の維持に必要な役割を果たしています。特に鉄は、赤血球の形成や酸素の運搬に関与しており、ミルクチョコレートの摂取によってこれらのミネラルを補給することができます。
3. ヨウ素やセレン、クロムなどの微量元素が多い
ミルクチョコレートには、ヨウ素やセレン、クロムなどの微量元素も多く含まれています。これらの微量元素は、体内の様々な酵素反応やホルモンの合成に関与しており、健康維持に重要な役割を果たしています。ミルクチョコレートの摂取によってこれらの微量元素を摂取することで、体内のバランスを保つことができます。
以上のように、ミルクチョコレートはカリウムやカルシウム、鉄などの栄養素が豊富に含まれており、健康維持に役立つ食材と言えます。ただし、摂取量には注意が必要であり、バランスの取れた食事を心掛けることが重要です。
ミルクチョコレートに含まれるビタミンを解説!
引用元:キッコーマン
ミルクチョコレートのビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの豊富な含有量
ミルクチョコレートには、ビタミンAのレチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-カロテン当量、レチノール活性当量が多く含まれています。これらの成分は、視力の維持や免疫力の向上に役立つとされています。
2. ビタミンDの多さ
ミルクチョコレートには、ビタミンDが多く含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨の健康に重要な役割を果たします。
3. ビタミンEの豊富なγ-トコフェロール含有量
ミルクチョコレートには、ビタミンEの一種であるγ-トコフェロールが多く含まれています。γ-トコフェロールは抗酸化作用があり、細胞の老化を遅らせる効果があるとされています。
以上のように、ミルクチョコレートにはビタミンA、ビタミンD、ビタミンEの特徴的な含有量があります。これらのビタミンは、健康維持や免疫力向上に役立つ成分として注目されています。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はミルクチョコレートの使用例としてレシピをご紹介します。
ミルクチョコレートを使ったレシピ20選!
#1 お店の味をおうちで! 明治ミルクチョコレートモカ
明治ミルクチョコレート、クリーム、エスプレッソ
このレシピは明治ミルクチョコレートを使ったモカの作り方です。お店の味を再現して、ご家庭でも楽しむことができます。…
レシピを見る#2 フライパンで簡単!袋で混ぜるだけ「ピスタチオのチョコチャンクスコーン」
ホットケーキミックス、ミルクチョコレート、ピスタチオ、オリーブオイル、豆乳、メープルシロップ
ピスタチオとチョコレートを入れた、チャンクスコーンのレシピ。チョコレートは大きめに刻んで、ピスタチオはごろっと感のある大きさに刻みます。…
レシピを見る#3 ココアパウダーの大量消費「濃厚手作りチョコレートアイスクリーム」
卵黄、牛乳、生クリーム、ミルクチョコレート、ココアパウダー、グラニュー糖
卵黄を使った、濃厚手作りチョコレートアイスクリームのレシピ。卵黄とグラニュー糖を混ぜ合わせ、牛乳とココアを温めてベースに加えます。…
レシピを見る#4 チョコティラミス
スポンジケーキ(市販)、卵黄、砂糖、クリームチーズ、チョコレート(ミルク)、生クリーム(乳脂肪分35%)、しょうゆ、ココア(パウダー)、みりん、等
ティラミスのレシピ。ミルクチョコレートを使っているのが特徴です。…
レシピを見る#5 とろりとろける豆腐入り生チョコレート
豆腐(絹)、ミルクチョコレート、ココアパウダー
絹豆腐をふんだんに入れた、ヘルシーな生チョコレートのレシピ。豆腐は水切りし、しっかりと撹拌することがポイント。…
レシピを見る#6 いちごのチョコレートがけ
いちご、チョコレート(ミルクチョコレート)
いちごを使った、簡単に作れるスイーツ、いちごのチョコレートがけのレシピ。レンジでチョコレートを溶かしてかけるだけという簡単調理。…
レシピを見る#7 ずっしり濃厚♪ 基本のガトーショコラ
ミルクチョコレート、無塩バター、純ココア、薄力粉、砂糖、粉砂糖
チョコ好きにはたまらない、濃厚ガトーショコラのレシピ。ピンとツノが立ったメレンゲがポイントです。…
レシピを見る#8 電子レンジでできる! レンジチョコマフィン
ミルクチョコレート、砂糖、サラダ油
電子レンジで手軽に作れるチョコマフィンのレシピ。ホットケーキミックスを使用し、材料もご家庭にありそうなものばかりなので簡単に作れます。…
レシピを見る#9 塩生チョコ
ミルクチョコレート、牛乳、バター、ココアパウダー(無糖)、粗塩
塩をアクセントにしたチョコレートのレシピ。生チョコレートのこっくりとした舌触りに、塩が軽やかさを与えます。…
レシピを見る#10 甘い香りがたまらない! HMでチョコパウンドケーキ
ミルクチョコレート、無塩バター、砂糖
ホットケーキミックスを活用したチョコパウンドケーキのレシピ。ホットケーキミックスを使うので、特別な材料はなく、量も少ないので簡単に作れます。…
レシピを見る#11 濃厚ホットチョコレート
ミルクチョコレート、牛乳、ココアパウダー、コーンスターチ、砂糖
ミルクチョコレートを使ったホットチョコレートのレシピ。コーンスターチを入れているのがポイント。…
レシピを見る#12 材料4つで簡単! ミニチョコクロワッサン
ミルクチョコレート
冷凍パイシートを活用、ミニチョコクロワッサンのレシピ。お好きな味のチョコを使用できます。…
レシピを見る#13 材料2つだけ! ロックチョコクッキー
ミルクチョコレート、薄力粉
簡単に作れる、ロックチョコクッキーのレシピ。材料はミルクチョコレートと薄力粉の2つのみで、調理方法もとてもシンプルなので挑戦しやすい一品です。…
レシピを見る#14 お家で作る本格味! 濃厚ブラウニー
ミルクチョコレート、無塩バター、砂糖、薄力粉、純ココア、ベーキングパウダー、ラムエッセンス
本格的な味わい、濃厚ブラウニーのレシピ。ラムエッセンスは数滴くわえるだけで風味が高まり、お店で買ったような仕上がりになります。…
レシピを見る#15 サラダ油で作る! 簡単チョコカップケーキ
砂糖、サラダ油、ミルクチョコレート
ホットケーキミックス活用、チョコカップケーキのレシピ。バターがないときでもサラダ油で代用ができます。…
レシピを見る#16 トリプル・チョコレートムース
グラニュー糖、薄力粉、ブラックココアパウダー、牛乳、太白ごま油、お湯、粉砂糖、生クリーム、板ゼラチン、等
3種のチョコで作る3層のムースがおいしい秘密、チョコレートムースのレシピ。濃厚なのに軽く溶けていくような食感のムースのレシピ。…
レシピを見る#17 炊飯器で簡単に! ホットケーキミックスでチョコケーキ
ミルクチョコレート
手軽に作れるチョコケーキのレシピ。ホットケーキミックスを使う事で分量を量る手間なくケーキが作れます。…
レシピを見る#18 混ぜて焼くだけ!本みりんで簡単♪グラノーラブラウニー
薄力粉、みりん、グラノーラ、粉砂糖、ミルクチョコレート(板)、バター(無塩)
あっという間に出来る、簡単「グラノーラブラウニー」。材料を混ぜて焼くだけの手間なしレシピ。…
レシピを見る#19 レンジで簡単! マグカップフォンダンショコラ
純ココア、砂糖、ミルクチョコレート、粉砂糖
マグカップに材料を入れてレンジでチンして完成。簡単マグカップフォンダンショコラのレシピ。…
レシピを見る#20 バレンタインにもぴったり♪ チョコマカロン
粉砂糖(コーンスターチの入っていない物)、グラニュー糖、純ココア、水あめ、ミルクチョコレート
おうちで手作り本格マカロン。フランスの代表菓子であるマカロンのレシピ。…
レシピを見る最後に、ミルクチョコレートの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ミルクチョコレート」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 550 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 55.8 | g | |
└糖質 | 53.9 | g | 多い |
└食物繊維 | 3.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 6.9 | g | 普通 |
脂質 | 34.1 | g | 多い |
「ミルクチョコレート」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 0.5 | g | 低い |
有機酸 | 0.3 | g | 多い |
灰分 | 1.8 | g | 普通 |
コレステロール | 19 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ミルクチョコレート」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 64 | mg | 普通 |
カリウム | 440 | mg | 多い |
カルシウム | 240 | mg | 多い |
マグネシウム | 74 | mg | 多い |
リン | 240 | mg | 多い |
鉄 | 2.4 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.6 | mg | 多い |
銅 | 0.55 | mg | 多い |
マンガン | 0.41 | mg | 多い |
ヨウ素 | 19 | μg | 多い |
セレン | 6 | μg | 多い |
クロム | 24 | μg | 多い |
モリブデン | 11 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 63 | μg | 多い |
└α-カロテン | 4 | μg | 多い |
└β-カロテン | 35 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 37 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 66 | μg | 多い |
ビタミンD | 1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.7 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 6.5 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.4 | mg | 多い |
ビタミンK | 6 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.19 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.41 | mg | 多い |
ナイアシン | 1.2 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.56 | mg | 多い |
ビオチン | 7.6 | μg | 多い |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
テオブロミン: 0.2 g、カフェイン: Tr、ポリフェノール: 0.7 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。