このページでは、菓子のぎゅうひを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ぎゅうひのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはぎゅうひの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 253 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (62.4) | g | |
└糖質 | (62.5) | g | 多い |
└食物繊維 | (0.1) | g | 普通 |
たんぱく質 | (1.3) | g | 低い |
脂質 | (0.2) | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和生菓子・和半生菓子類> ぎゅうひ」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ぎゅうひがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ぎゅうひはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キッコーマン
ぎゅうひとは?どんな食材?
ぎゅうひとは、和菓子の一種です。主な材料は、小麦粉、砂糖、卵、牛乳です。ふんわりとした食感と甘さが特徴で、日本の伝統的なお菓子の一つです。
小麦粉
ぎゅうひの主成分である小麦粉は、穀物から作られる粉です。ふんわりとした食感を出すために、薄力粉が使用されることが一般的です。小麦の風味がほのかに感じられ、ほどよい弾力性を持つことが特徴です。
砂糖
ぎゅうひには砂糖が欠かせません。砂糖は甘さを与えるだけでなく、ふんわりとした食感を作り出す役割も果たしています。砂糖の種類によって甘さの強さや風味が異なりますが、一般的には白砂糖が使用されます。
卵
ぎゅうひには卵が加えられます。卵は生地を柔らかくし、ふんわりとした食感を作り出す役割があります。また、卵の黄身にはコクと風味があり、ぎゅうひに深い味わいを与えます。卵の種類や数によって、食材のバランスや風味が変わることもあります。
以上のように、ぎゅうひは小麦粉、砂糖、卵を主な食材として使用した和菓子です。これらの食材が組み合わさることで、ふんわりとした食感と甘さが生まれ、日本の伝統的な味わいを楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はぎゅうひがダイエットにどう役立つか説明します!
ぎゅうひはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
「ぎゅうひ」の栄養データ
カロリー:253kcal(高い)
炭水化物:62.4g
- 糖質:62.5g(多い)
- 食物繊維:0.1g(普通)
タンパク質:1.3g(低い)
脂質:0.2g(低い)
塩分:0g(無し)
「ぎゅうひ」の健康的な食事への役立ち
1. カロリーが高いため、エネルギー源として効果的
2. 炭水化物の含有量が多く、食事の主要な栄養素として重要
3. 食物繊維が普通の量含まれており、腸の健康をサポート
おすすめ:ぎゅうひのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ぎゅうひに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
1. 無機質栄養データの低さ
「ぎゅうひ」は、無機質栄養素の含有量が比較的低い特徴があります。ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄の含有量が低く、これらの栄養素を摂取するためには他の食材との組み合わせが必要です。
2. 亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレンの普通の含有量
一方で、「ぎゅうひ」には亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレンといった無機質栄養素が普通の含有量で含まれています。これらの栄養素は、体内の様々な機能に関与し、健康維持に必要な役割を果たします。
3. モリブデンの多さとクロムの無し
「ぎゅうひ」にはモリブデンが多く含まれており、一方でクロムは含まれていません。モリブデンは微量であるものの、体内での代謝に必要な役割を果たしています。一方、クロムは必須栄養素ではありませんが、血糖値の調節や脂質代謝に関与しているとされています。
以上の特徴から、「ぎゅうひ」は無機質栄養素の含有量が比較的低い食材であり、特にナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄の摂取には他の食材との組み合わせが必要です。一方で、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレンの含有量は普通の範囲内であり、モリブデンは多く含まれていますがクロムは含まれていません。これらの特徴を考慮しながら、「ぎゅうひ」を摂取することが健康維持に役立つでしょう。
ぎゅうひに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンB1の含有量は低い
「ぎゅうひ」に含まれるビタミンB1の含有量は0.01 mgで、この量は比較的低いです。ビタミンB1はエネルギー代謝に関与し、神経の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。しかし、「ぎゅうひ」には十分な量のビタミンB1が含まれていないため、他の食品から補給する必要があります。
2. ナイアシンの含有量も低い
「ぎゅうひ」に含まれるナイアシンの含有量は0.1 mgで、これも比較的低いです。ナイアシンはエネルギー代謝や皮膚の健康維持に重要な役割を果たすビタミンです。しかし、「ぎゅうひ」には十分な量のナイアシンが含まれていないため、他の食品から摂取する必要があります。
3. ビオチンの含有量は普通
「ぎゅうひ」に含まれるビオチンの含有量は0.2 μgで、これは普通の範囲です。ビオチンは体内の代謝に関与し、健康な皮膚や髪の成長にも重要な役割を果たします。この量のビオチンは一般的な食事から摂取することができますが、他の食品と組み合わせて摂取することが望ましいです。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はぎゅうひの使用例としてレシピをご紹介します。
ぎゅうひを使ったレシピ12選!
#1 豆乳ぎゅうひ
白玉粉、豆乳、砂糖
もちもちとした食感と豆乳仕立てのほんのりとした甘さがたまらない「豆乳ぎゅうひ」のレシピ。おうちでも簡単に作れるようにアレンジされているので、自家製の和菓子作りにぴったり。…
レシピを見る#2 ぎゅうひで包んで♪ もちもち一口レアチーズ
グラニュー糖、レモン汁、白玉粉、砂糖、片栗粉
モッチモチな食感が嬉しい、濃厚なレアチーズを使った和菓子のレシピ。生地に使うぎゅうひは電子レンジで簡単に作れるのが嬉しいポイントです。…
レシピを見る#3 ぎゅうひあんもち
ぎゅうひ、粒あん、イチゴ
イチゴとぎゅうひ、つぶあんを合わせたピンチョス風の和スイーツのレシピ。イチゴの酸味とあんこのコク、もちもちの求肥が相性抜群、イチゴ大福を食べているかのような味わいに。…
レシピを見る#4 レンジで簡単!濃厚まろやか「クリームチーズ入りミートソーススパゲッティ」
スパゲッティ、牛ひき肉、玉ねぎ、ミニトマト、クリームチーズ、おろしにんにく、ナツメグ、塩こしょう、トマトピューレ、等
スパゲッティを使った、クリームチーズ入りミートソースのレシピ。玉ねぎを粗みじん切りにし、ミニトマトとクリームチーズもカットします。…
レシピを見る#5 本場アメリカの味!ボリュームたっぷり「チーズチリドッグ」
牛ひき肉、玉ねぎ、にんにく、ソーセージ、パン、オリーブオイル、シュレッドチーズ、マスタード、トマト缶(ホール)、等
牛ひき肉とソーセージを使った、ボリュームたっぷりの「チーズチリドッグ」のレシピ。トマト缶やカレー粉、ウスターソースなどで作るミートソースが絶品。…
レシピを見る#6 牛ひき肉ととうもろこしの自然な甘さ!主食になるコテージパイ
牛ひき肉、玉ねぎ、とうもろこし、にんにく、じゃがいも、有塩バター、牛乳、シュレットチーズ、ナツメグパウダー、等
牛ひき肉とじゃがいもを使った、主食になるコテージパイのレシピ。パイ生地で包まずマッシュポテトで包んで焼き上げるお料理です。…
レシピを見る#7 アユの和菓子
白玉粉、抹茶、砂糖、片栗粉、薄力粉、みりん、重曹、サラダ油
このレシピは白玉粉を使ったアユの和菓子です。見た目もかわいく、お茶うけや手土産にぴったりの一品です。…
レシピを見る#8 高根幸子先生のごま鹿の子
好みの甘納豆、白玉粉、砂糖、黒ごま、こしあん、粉寒天、グラニュー糖、かたくり粉
このレシピはごまを使った鹿の子を作る料理です。材料には、白玉粉、水、砂糖、黒ごま、こしあん、粉寒天、グラニュー糖、かたくり粉が必要です。…
レシピを見る#9 若あゆ
砂糖、はちみつ、みりん、薄力粉、重曹、白玉粉、コーンスターチ、サラダ油
はちみつのほんのりした甘みが香る、ホットプレートでつくれる若あゆのレシピ。白玉粉に砂糖を混ぜ込みレンジにかけてよく練れば、もちもちのぎゅうひになります。…
レシピを見る#10 花見だんご
桃色の練りきり、黄身の練りきり、抹茶の練りきり、黒ごまの練りきり
市販の白あんとぎゅうひを使った、カラフルでかわいらしい花見だんごのレシピ。白玉粉をレンジにかけてぎゅうひをつくったら、白あんと混ぜ合わせて完成。…
レシピを見る#12 イチゴクリーム大福 ~サンタの忘れ物~
イチゴ、生クリーム、グラニュー糖、つぶあん、イチゴジャム、片栗粉、もち粉、上白糖、ミントの葉、等
イチゴを使ったクリーム大福のレシピ。求肥(ぎゅうひ)を作る際、砂糖を少しずつ入れて混ぜ合わせる事を繰り返し滑らかな生地にするのがポイント。…
レシピを見る最後に、ぎゅうひの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ぎゅうひ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 253 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (62.4) | g | |
└糖質 | (62.5) | g | 多い |
└食物繊維 | (0.1) | g | 普通 |
たんぱく質 | (1.3) | g | 低い |
脂質 | (0.2) | g | 低い |
「ぎゅうひ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (36.0) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (Tr) | g | 無し |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ぎゅうひ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (1) | mg | 低い |
カリウム | (1) | mg | 低い |
カルシウム | (1) | mg | 低い |
マグネシウム | (1) | mg | 低い |
リン | (10) | mg | 低い |
鉄 | (0.2) | mg | 低い |
亜鉛 | (0.3) | mg | 普通 |
銅 | (0.04) | mg | 普通 |
マンガン | (0.12) | mg | 普通 |
ヨウ素 | (1) | μg | 普通 |
セレン | (1) | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | (12) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | (0.01) | mg | 低い |
ビタミンB2 | (Tr) | mg | 無し |
ナイアシン | (0.1) | mg | 低い |
ビタミンB6 | (Tr) | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | (0.2) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。