このページでは、菓子のカスタードプリンを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
カスタードプリンのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはカスタードプリンの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 116 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | (14.0) | g | |
└糖質 | (15.3) | g | 普通 |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | (5.7) | g | 普通 |
脂質 | (5.5) | g | 普通 |
食塩相当量 | (0.2) | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<デザート菓子類> カスタードプリン」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、カスタードプリンがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
カスタードプリンはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キッコーマン
カスタードプリンとは?どんな食材?
カスタードプリンは、甘くて滑らかな食感が特徴のデザートです。主な食材は以下の3つです。
卵
カスタードプリンの主成分の一つである卵は、プリンのクリーミーな口当たりを作り出す重要な要素です。卵はプリンの中で凝固し、絶妙な柔らかさを与えます。また、卵の黄身の風味もプリンに深みを与えます。
牛乳
牛乳はカスタードプリンのもう一つの主成分であり、プリンの滑らかなテクスチャーを作り出す役割を果たします。牛乳はプリンのベースとなる液体であり、卵との組み合わせによってプリンが凝固し、固形の形状を持つようになります。
砂糖
カスタードプリンには、甘さを引き立てるために砂糖が使用されます。砂糖はプリンに深い味わいを与え、甘さのバランスを整えます。また、砂糖はプリンの表面をキャラメリゼさせる際にも重要な役割を果たします。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はカスタードプリンがダイエットにどう役立つか説明します!
カスタードプリンはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:Nadia
カスタードプリンの栄養データ
カロリー:116kcal(やや低い)
炭水化物:14.0g
└糖質:15.3g(普通)
└食物繊維:0g(無し)
タンパク質:5.7g(普通)
脂質:5.5g(普通)
塩分:0.2g(普通)
1. カロリーがやや低い
カスタードプリンは可食部100gあたり116kcalと、やや低いカロリーです。カロリー制限をしている方やダイエット中の方にとって、カスタードプリンはヘルシーな選択肢と言えます。食事のカロリーコントロールに役立つ食材として活用できます。
2. 糖質が普通
カスタードプリンは糖質が15.3gと普通の量です。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂り過ぎると血糖値の上昇を招く可能性があります。カスタードプリンは糖質の摂取量を適度に抑えながら、甘いデザートを楽しむことができます。
3. タンパク質や脂質、塩分が普通
カスタードプリンにはタンパク質が5.7g、脂質が5.5g、塩分が0.2g含まれています。これらの栄養素の量は普通の範囲内にあります。タンパク質は体の組織や筋肉の修復に必要な栄養素であり、脂質はエネルギーの源として重要です。塩分は適度な摂取が推奨されています。カスタードプリンはこれらの栄養素をバランスよく摂取することができます。
以上のように、カスタードプリンはカロリーがやや低く、糖質も普通の範囲内です。また、タンパク質や脂質、塩分も適度な量が含まれています。これらの特徴から、カスタードプリンは健康的な食事に役立つ食材として選ばれることができます。ただし、摂取量には注意が必要であり、バランスの取れた食事と適度な運動との組み合わせが大切です。
おすすめ:カスタードプリンのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
カスタードプリンに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
カスタードプリンの特徴
カスタードプリンは、栄養データを見ると以下のような特徴があります。
1. カルシウムが多い
カスタードプリンは、可食部100gあたりに81mgのカルシウムを含んでいます。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、カスタードプリンを摂取することでカルシウムの補給ができます。
2. ヨウ素とセレンが多い
カスタードプリンには、可食部100gあたりに20μgのヨウ素と9μgのセレンが含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関与し、セレンは抗酸化作用を持つ栄養素です。カスタードプリンを摂取することで、これらの栄養素を効率的に摂ることができます。
3. マグネシウムや銅が低い
一方で、カスタードプリンには、可食部100gあたりに9mgのマグネシウムと0.02mgの銅が含まれていますが、これらの栄養素は少なめです。マグネシウムは骨の形成や神経伝達に関与し、銅は酵素の働きに必要な栄養素です。カスタードプリンを摂取する場合は、他の食材からこれらの栄養素を摂ることも考慮する必要があります。
以上のように、カスタードプリンはカルシウムやヨウ素、セレンが豊富であり、これらの栄養素を効率的に摂ることができます。ただし、マグネシウムや銅は少なめなので、他の食材との組み合わせやバランスの取れた食事を心掛ける必要があります。
カスタードプリンに含まれるビタミンを解説!
引用元:YouTube
カスタードプリンのビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの特徴
- レチノールの含有量は87 μgで、多いと言えます。
- α-カロテンは含まれておらず、無しです。
- β-カロテンの含有量は4 μgで、普通と言えます。
2. ビタミンDの特徴
- ビタミンDの含有量は1.4 μgで、多いと言えます。
3. ビタミンB2の特徴
- ビタミンB2の含有量は0.2 mgで、多いと言えます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はカスタードプリンの使用例としてレシピをご紹介します。
カスタードプリンを使ったレシピ20選!
#1 カスタードプリン
牛乳、グラニュー糖、卵黄、グラニュー糖、しょうゆ
とろとろっとした食感がたまらない、カスタードプリンのレシピ。甘いプリン液とほろ苦いカラメルソースの相性が抜群です!オーブンで蒸し焼きにするカスタードプリンのレシピなので、蒸し器のないご家庭でも作れます。…
レシピを見る#2 材料3つでむっちり濃厚!カスタードプリン
砂糖、牛乳
パウンド型を使った、ご家庭にある材料でつくるプリンのレシピ。型に流してオーブンで焼くだけのシンプルな工程で作ります。…
レシピを見る#3 優しい甘さにうっとり♡ カスタードプリン
砂糖、お湯
優しい甘さのカスタードプリンのレシピ。身近な材料、作りやすい分量で、思い立ったらすぐに作れるお手軽さが魅力的。…
レシピを見る#4 カスタードプリン
グラニュー糖、熱湯、牛乳、全卵
昔なつかしさを感じる、素朴な味のカスタードプリンのレシピ。牛乳に卵、グラニュー糖で作るプリンは、卵黄多めでシンプルながら濃厚な味わい。…
レシピを見る#5 【お鍋でOK♪】なめらかカスタードプリン
全卵、牛乳、グラニュー糖、バニラビーンズ、お湯
お鍋だけで作ることが出来るカスタードプリンのレシピ。4種類の材料でお手軽に作ることが出来、それでいてつるんとなめらかな口当たりの一品です。…
レシピを見る#6 焼きカスタードプリン
卵黄、グラニュー糖、牛乳、バニラエッセンス、熱湯
おやつに作りたい、濃厚焼きカスタードプリンのレシピ。全卵2つ、卵黄2つで作る濃厚な味わいのカスタードプリンです。…
レシピを見る#7 火を使わないのに本格的!なめらか食感のカスタードプリン♪
砂糖、米粉、豆乳、粉ゼラチン、バニラエッセンス
米粉と豆乳を使った、蒸さずに作るカスタードプリンのレシピ。ゼラチンを使いますが、濃厚で卵の味をしっかりと感じられるプリンです。…
レシピを見る#8 カスタードプリン
牛乳、砂糖、バニラビーンズ、熱湯
フードコーディネーターによるカスタードプリンのレシピ。定番プリンながら、キャラメルソースの加熱ポイントやプリン液の蒸し加減が細やかに記載されています。…
レシピを見る#9 昔ながらのカスタードプリン
牛乳、バニラビーンズ、グラニュー糖、卵黄、砂糖、熱湯
昔ながらのカスタードプリンのレシピ。バニラビーンズを使用した香り高いカスタードプリンはおやつの王道。…
レシピを見る#10 カスタードプリン
牛乳、砂糖(白糖)、全卵、黄味、バニラエッセンス、お湯
濃厚なめらかな「カスタードプリン」のレシピ。牛乳、砂糖、卵を使った基本的なレシピですが、卵黄を余分に加え、プリンの卵液をこし器でこすことにより、なめらかで濃厚な仕上がりになります。…
レシピを見る#12 カスタードプリン
グラニュー糖、牛乳、バニラビーンズ、卵黄、全卵、好みのドライフルーツ
王道のカスタードプリンは、工程を丁寧に仕上げることで魅力の味わいに。バニラビーンズを使用すると、香り豊かなプロの味が楽しめます。…
レシピを見る#13 かためプリン・カスタードプリン
グラニュー糖、インスタントコーヒー、牛乳、バニラビーンズペースト
シンプルな材料で作る、喫茶店風かためプリンのレシピ。香ばしいカラメルソースは、電子レンジで手軽に作れます。…
レシピを見る#14 しっかり食感のカスタードプリン
カラメル、上白糖、氷水、牛乳、生クリーム、お湯
固めの質感で食べごたえのあるプリンのレシピ。卵をたっぷり使ったプリンは、まろやかな甘みとカラメルのほろ苦さがポイント。…
レシピを見る#16 出来立ての口福、スフレに挑戦!~ビストロで本格お菓子
卵黄、グラニュー糖、卵白、薄力粉、牛乳、生クリーム、粉糖、レモン果汁、全卵、等
できたてを食べたいスフレと、レモン風味のカスタードプリンのレシピ。どちらのレシピも、失敗なく仕上げるためのプロのコツが満載です。…
レシピを見る#17 カスタードプリン
砂糖、お湯、牛乳、バニラエクストラクト、生クリーム
卵と牛乳を使って作る、基本のカスタードプリンのレシピ。卵黄を少し多めに加え、生クリームをプラスすることで濃厚に仕上げます。…
レシピを見る#18 材料3つ!ぷるふるパウンドプリン
砂糖、牛乳
卵と牛乳を使った昔ながらのシンプルなカスタードプリンを、パウンド型で作るレシピ。材料の配合は卵が多めで、出来上がりはしっかりとした仕上がりに。…
レシピを見る#20 プリンケーキ
砂糖、お湯、生クリーム、バニラエクストラクト、薄力粉
カスタードプリンとスポンジケーキが合わさった贅沢なデザートのレシピ。プリン液はなめらかな舌触りのために二回濾して型に入れ、スポンジ生地を重ねて湯せん焼きにします。…
レシピを見る最後に、カスタードプリンの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「カスタードプリン」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 116 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | (14.0) | g | |
└糖質 | (15.3) | g | 普通 |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | (5.7) | g | 普通 |
脂質 | (5.5) | g | 普通 |
「カスタードプリン」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (74.1) | g | 普通 |
有機酸 | (0.1) | g | 多い |
灰分 | (0.7) | g | 普通 |
コレステロール | (120) | mg | 多い |
食塩相当量 | (0.2) | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「カスタードプリン」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (69) | mg | 普通 |
カリウム | (130) | mg | 普通 |
カルシウム | (81) | mg | 多い |
マグネシウム | (9) | mg | 低い |
リン | (110) | mg | 普通 |
鉄 | (0.5) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.6) | mg | 普通 |
銅 | (0.02) | mg | 低い |
マンガン | (0.01) | mg | 低い |
ヨウ素 | (20) | μg | 多い |
セレン | (9) | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | (4) | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (87) | μg | 多い |
└α-カロテン | (Tr) | μg | 無し |
└β-カロテン | (4) | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | (4) | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | (6) | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | (88) | μg | 多い |
ビタミンD | (1.4) | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.5) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.1) | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (5) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.04) | mg | 普通 |
ビタミンB2 | (0.20) | mg | 多い |
ナイアシン | (0.1) | mg | 低い |
ビタミンB6 | (0.05) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0.5) | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.69) | mg | 多い |
ビオチン | (8.4) | μg | 多い |
ビタミンC | (1) | mg | 普通 |
別名: プリン、カスタードプディング/プリン部分のみ
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。