このページでは、菓子のカスタードクリームを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
カスタードクリームのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはカスタードクリームの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 174 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (24.8) | g | |
└糖質 | (26.3) | g | 普通 |
└食物繊維 | (0.2) | g | 普通 |
たんぱく質 | (5.1) | g | 低い |
脂質 | (7.6) | g | 普通 |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<その他> カスタードクリーム」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、カスタードクリームがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
カスタードクリームはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
カスタードクリームとは?どんな食材?
カスタードクリームは、菓子作りに使用される甘いクリームの一種です。このクリームは、主にパンやケーキ、プリンなどのデザートに使用されます。カスタードクリームは、卵、砂糖、バニラエッセンス、牛乳を主な材料として作られます。
材料1:卵
カスタードクリームの主成分の一つは卵です。卵は、クリームの濃厚さと滑らかさを与えるために使用されます。卵は、クリームに豊かな風味と黄色い色合いをもたらします。
材料2:砂糖
砂糖は、カスタードクリームに甘さを与えるために使用されます。砂糖は、クリームの風味を引き立て、バランスの取れた甘さを作り出します。適切な量の砂糖を使用することで、クリームの美味しさが引き立ちます。
材料3:バニラエッセンス
バニラエッセンスは、カスタードクリームに香りを与えるために使用されます。バニラエッセンスは、バニラビーンズから抽出された液体であり、甘く芳しい香りが特徴です。バニラエッセンスを使用することで、クリームに豊かな風味が加わります。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はカスタードクリームがダイエットにどう役立つか説明します!
カスタードクリームはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
カロリーが平均的である
カスタードクリームは可食部100gあたり174kcalと、一般的な食品と比較して平均的なカロリー量です。このため、適量を摂取することで過剰なカロリー摂取を防ぐことができます。
糖質が普通である
カスタードクリームは可食部100gあたり糖質が26.3g含まれており、一般的な食品と比較して普通の糖質量です。適度な糖質の摂取はエネルギー源として必要なため、カスタードクリームを適量摂取することでバランスの取れた食事を実現することができます。
塩分が低い
カスタードクリームは可食部100gあたり塩分が0.1g含まれており、一般的な食品と比較して低い塩分量です。高塩分の摂取は健康に悪影響を与えることがありますが、カスタードクリームは低塩分なため、塩分制限の必要な方にも適しています。
おすすめ:カスタードクリームのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
カスタードクリームに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Nadia
カスタードクリームの特徴
1. カルシウムが多い
カスタードクリームは、可食部100gあたりにおいてカルシウムが93mg含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、カスタードクリームはその摂取源として適しています。
2. ヨウ素とセレンが多い
カスタードクリームには、可食部100gあたりにおいてヨウ素が18μg、セレンが10μg含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関与し、セレンは抗酸化作用を持ち、免疫機能の維持に役立ちます。カスタードクリームはこれらの栄養素を摂取するための一つの選択肢となります。
3. マグネシウムと銅が低い
一方で、カスタードクリームには、可食部100gあたりにおいてマグネシウムが9mg、銅が0.02mgしか含まれていません。マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に関与し、銅は酵素の働きに必要です。カスタードクリームはこれらの栄養素を摂取するためには適していない食材と言えます。
カスタードクリームに含まれるビタミンを解説!
引用元:Nadia
カスタードクリームのビタミン含有量の特徴
ビタミンAの特徴
- レチノールの含有量は120 μgで、多いです。
- α-カロテンは含まれておらず、無しです。
- β-カロテンの含有量は5 μgで、普通です。
ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールの含有量は2.5 mgで、多いです。
- β-トコフェロールは含まれておらず、無しです。
- γ-トコフェロールの含有量は0.3 mgで、多いです。
ビタミンKの特徴
- ビタミンKの含有量は7 μgで、多いです。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はカスタードクリームの使用例としてレシピをご紹介します。
カスタードクリームを使ったレシピ20選!
#1 バニラビーンズで本格!短時間で煮あげる!基本の「カスタードクリーム」
卵黄、薄力粉、バニラビーンズ、牛乳、グラニュー糖
卵黄を使った、カスタードクリームのレシピ。牛乳とバニラビーンズを合わせて沸騰直前まで火にかけ、卵黄とグラニュー糖を混ぜ合わせます。…
レシピを見る#3 基本のカスタードクリーム
卵黄、砂糖、薄力粉、牛乳
卵黄や牛乳など少ない材料で作れる「カスタードクリーム」のレシピ。基本のレシピを覚えておくとシュークリームなどのスイーツに活用できるので便利。…
レシピを見る#4 材料2つ!レンジで2分!鬼ラクなカスタードクリーム
薄力粉、バニラアイス
市販のバニラアイスと薄力粉のみで作るカスタードクリームのレシピ。作業時間が3分でとても簡単な方法です。…
レシピを見る#5 トロッとなめらか♪ 基本のカスタードクリーム
グラニュー糖、薄力粉
卵と牛乳のやさしい味わい、基本のカスタードクリームのレシピ。手作りしたカスタードクリームはトロッとなめらかで魅力です。…
レシピを見る#6 材料3つ!レンジで3分!鬼ラクなカスタードクリーム
プッチンプリン、薄力粉、牛乳
プリンを使って、レンジで3分で出来るカスタードクリームのレシピ。プリンを使うことで、材料3つだけで作れ、鍋を火をかけたりする工程もいりません。…
レシピを見る#7 ママのが一番♡カスタードクリーム(レンチン)
砂糖、小麦粉、牛乳、バニラエッセンス
レンジで簡単、カスタードクリームのレシピ。粉もふるわず、火も使わずに、レンチンでお子さんでも作れる簡単レシピ。…
レシピを見る#8 レンジでなめらか!米粉の低糖質カスタードクリーム
ラカント、製菓用米粉、豆乳
4つの材料で作る、様々な活用が可能なカスタードクリームのレシピ。砂糖の代わりにラカントを用いて、糖質を抑えたクリームです。…
レシピを見る#9 計り不要❢レンジでつくる全卵カスタードクリーム
砂糖、薄力粉、牛乳、バニラペースト(オイルでも可)、バター
卵と牛乳を使った、レンジで簡単なカスタードクリームのレシピ。全卵を使うので無駄がなく、計り不要のわかりやすい分量が魅力の一品です。…
レシピを見る#10 【低GI】みりんと米粉で作る!カスタードクリーム
卵黄、牛乳、みりん、米粉
本みりんや米粉を使った、鍋で作るカスタードクリームのレシピ。砂糖は使わず、本みりんの上品な甘みを利用します。…
レシピを見る#11 材料2つ!レンジで2分! 鬼ラクなチョコカスタードクリーム
薄力粉、チョコアイス
チョコアイスと薄力粉だけで作れる、手軽なチョコカスタードクリームのレシピ。電子レンジで加熱するだけなので、火も使いません。…
レシピを見る#12 材料2つ!レンジで3分! 鬼ラクな苺カスタードクリーム
いちごアイス(市販)、薄力粉
市販のイチゴ味のアイスクリームと薄力粉があれば作れる、苺カスタードクリームのレシピ。材料が少ないだけでなく、作るのもとても簡単。…
レシピを見る#13 絶品!香り高い♪ 本格カスタードクリーム
砂糖、薄力粉、バニラビーンズ、有塩バター
お菓子作りやトッピングに最適、丁寧に作るカスタードクリームのレシピ。本格的な手順で仕上げたクリームは、ケーキやパイ作りに使用するとワンランク上の味わいに。…
レシピを見る#14 あんず入りカスタードクリームのミニタルト
タルト(市販品)、牛乳、砂糖、小麦粉、アヲハタまるごと果実あんず、お好みのフルーツ、アヲハタまるごと果実あんず(トッピング用)
…
レシピを見る#15 カスタードクリーム 失敗しない基本の作り方
牛乳、卵黄、バニラビーンズ、グラニュー糖、薄力粉、コーンスターチ
このレシピは牛乳を使ったカスタードクリームの基本の作り方です。まず、薄力粉とコーンスターチを混ぜ合わせておきます。…
レシピを見る#16 材料2つ!レンジで2分! 鬼ラクな抹茶カスタードクリーム
薄力粉、抹茶アイス
電子レンジで作る、抹茶アイスを使ったカスタードクリームのレシピ。抹茶アイスの濃厚の甘さがそのままクリームになった一品です。…
レシピを見る#17 お困りの時に!? 豆乳のカスタードクリーム
豆乳、グラニュー糖、薄力粉
このレシピは豆乳を使ったカスタードクリームのアレンジレシピです。卵を使わずに作るので、アレルギーのある方や卵を使いたくない方にもおすすめです。…
レシピを見る#18 カスタードクリーム
卵黄、グラニュー糖、コーンスターチ、薄力粉、牛乳、バニラビーンズ、カスタードクリーム(上記参照)、生クリーム、粉糖、等
基本のカスタードクリームのレシピ。卵黄でコクをだし、さらにバニラビーンズで香り豊かなクリームに仕上げています。…
レシピを見る#19 レンジで簡単!いちご牛乳のカスタードクリーム*
薄力粉、いちごパウダー、三温糖、いちご牛乳
薄力粉といちご牛乳を使った、簡単に作れるカスタードクリームのレシピ。いちご風味にアレンジしており、お菓子作りやパンに添えるなどいろいろと活躍してくれそうです。…
レシピを見る#20 いちごジャム消費に!イタリアの定番ジャムタルト「カスタード入りクロスタータ」
いちごジャム、ホットケーキミックス、オリーブオイル、牛乳、砂糖、薄力粉、牛乳、バニラエッセンス
いちごジャムを使った、カスタード入りクロスタータのレシピ。ホットケーキミックスとオリーブオイル、牛乳を混ぜてタルト生地を作ります。…
レシピを見る最後に、カスタードクリームの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「カスタードクリーム」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 174 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (24.8) | g | |
└糖質 | (26.3) | g | 普通 |
└食物繊維 | (0.2) | g | 普通 |
たんぱく質 | (5.1) | g | 低い |
脂質 | (7.6) | g | 普通 |
「カスタードクリーム」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (61.8) | g | 普通 |
有機酸 | (0.1) | g | 多い |
灰分 | (0.7) | g | 普通 |
コレステロール | (180) | mg | 多い |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「カスタードクリーム」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (34) | mg | 普通 |
カリウム | (120) | mg | 普通 |
カルシウム | (93) | mg | 多い |
マグネシウム | (9) | mg | 低い |
リン | (140) | mg | 普通 |
鉄 | (0.7) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.9) | mg | 普通 |
銅 | (0.02) | mg | 低い |
マンガン | (0.04) | mg | 普通 |
ヨウ素 | (18) | μg | 多い |
セレン | (10) | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | (5) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (120) | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (5) | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | (14) | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | (12) | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | (120) | μg | 多い |
ビタミンD | (1.9) | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (2.5) | mg | 多い |
└β-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.3) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (7) | μg | 多い |
ビタミンB1 | (0.07) | mg | 普通 |
ビタミンB2 | (0.16) | mg | 多い |
ナイアシン | (0.1) | mg | 低い |
ビタミンB6 | (0.07) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0.6) | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.83) | mg | 多い |
ビオチン | (11.0) | μg | 多い |
ビタミンC | (1) | mg | 普通 |
業務用
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。