このページではきな粉(砂糖入り) きな粉のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
きな粉(砂糖入り) きな粉のカロリーは406kcal(100gあたり)!これってどうなの?
きな粉(砂糖入り) きな粉の可食部100gあたりのカロリーは、406kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中113位です。これは多い順にすると上位7%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「豆」ジャンルのできな粉(砂糖入り) きな粉のカロリーを評価すると、68件中5位です。これは上位から7%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 406Kcal |
全体での評価 | 113位 / 1592件中(上位7%…高い) |
「豆」ジャンル内での評価 | 5位 / 68件中(上位7%…高い) |
きな粉(砂糖入り) きな粉はカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜきな粉(砂糖入り) きな粉のカロリーは高いの?なにが含まれているの?
きな粉(砂糖入り) きな粉のカロリーは高い理由
「きな粉(砂糖入り) きな粉」のカロリーは、可食部100gあたり406kcalと非常に高い値となっています。この高いカロリーの理由について、以下の栄養データを参照して考えてみましょう。
糖質が多い
「きな粉(砂糖入り) きな粉」は、可食部100gあたり56.6gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源となるため、摂取するとカロリーに変換されます。砂糖が含まれているため、通常のきな粉よりも糖質の量が増えており、それによってカロリーも高くなっていると考えられます。
食物繊維が多い
「きな粉(砂糖入り) きな粉」は、可食部100gあたり9gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与えるため、カロリー摂取を抑える効果があります。しかし、食物繊維自体にも一定のカロリーが含まれており、その分カロリーが高くなっている可能性が考えられます。
タンパク質が多い
「きな粉(砂糖入り) きな粉」は、可食部100gあたり18.3gのタンパク質を含んでいます。タンパク質はエネルギー源となるため、摂取するとカロリーに変換されます。タンパク質は筋肉の形成や修復に必要な栄養素ですが、その分カロリーも高くなっている可能性が考えられます。
脂質が多い
「きな粉(砂糖入り) きな粉」は、可食部100gあたり12.9gの脂質を含んでいます。脂質もエネルギー源となるため、摂取するとカロリーに変換されます。脂質には飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸が含まれており、特に飽和脂肪酸はカロリーが高いため、脂質の量が多いことがカロリーの高さにつながっている可能性が考えられます。
以上の栄養データから、「きな粉(砂糖入り) きな粉」のカロリーが高い理由が明らかになりました。糖質、食物繊維、タンパク質、脂質の量が他の食材と比較して多いため、カロリーも高くなっていると言えます。食事の際には、これらの栄養データを考慮し、適切な摂取量を心掛けることが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「きな粉(砂糖入り) きな粉」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (56.6)g | 4 | 226.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (9.0)g | 2 | 18kcal |
たんぱく質 | (18.3)g | 4 | 73.2kcal |
脂質 | (12.9)g | 9 | 116.1kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「きな粉(砂糖入り) きな粉」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、226.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
きな粉(砂糖入り) きな粉は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
きな粉(砂糖入り) きな粉は、低糖質ダイエットに使える?
「きな粉(砂糖入り) きな粉」は、糖質量が56.6gで、低糖質ダイエットには不向きです。
きな粉(砂糖入り) きな粉の糖質量
きな粉(砂糖入り) きな粉は、糖質量が56.6gと非常に高いです。糖質制限を目指す低糖質ダイエットでは、糖質摂取量を制限することが重要です。ですが、きな粉(砂糖入り) きな粉はその目標には合わない食品です。
低糖質ダイエットに不向きな理由
きな粉(砂糖入り) きな粉は、糖質量が非常に高いため、低糖質ダイエットには不向きです。糖質制限を行うことで、血糖値の上昇を抑え、脂肪の燃焼を促進することができます。しかし、きな粉(砂糖入り) きな粉には多くの糖質が含まれており、糖質制限をする上で避けるべき食品となります。
代替品としての利用
もしもきな粉の味を楽しみたい場合は、砂糖入りのきな粉ではなく、砂糖不使用のきな粉を選ぶことをおすすめします。砂糖不使用のきな粉は、糖質量が低いため、低糖質ダイエットにも適しています。また、きな粉の代替品として、アーモンド粉やココナッツ粉なども利用することができます。これらの代替品は糖質量が低く、低糖質ダイエットに適した食品となります。
まとめ
「きな粉(砂糖入り) きな粉」は、糖質量が56.6gと非常に高いため、低糖質ダイエットには不向きです。糖質制限を目指す場合は、砂糖不使用のきな粉や代替品を選ぶことが重要です。糖質制限をしながらも美味しい食事を楽しみたい場合は、適切な食材の選択が大切です。
きな粉(砂糖入り) きな粉は、低脂質ダイエットに使える!?
きな粉(砂糖入り) きな粉は、低脂質ダイエットに不向き
きな粉(砂糖入り) きな粉は、低脂質ダイエットに不向きです。
きな粉の脂質量は12.9g
きな粉(砂糖入り) きな粉の脂質量は12.9gとなっています。
低脂質ダイエットに適した食材を選ぶべき
低脂質ダイエットを実践している方にとって、食材の選択は非常に重要です。脂質の摂取量を抑えることで、健康的な体重管理ができます。
きな粉(砂糖入り) きな粉の脂質量は高い
しかし、きな粉(砂糖入り) きな粉は、脂質量が12.9gと高いです。この量は、低脂質ダイエットには不向きです。
砂糖入りのきな粉はカロリーも高い
さらに、砂糖入りのきな粉はカロリーも高くなります。脂質とカロリーの両方が高い食品は、ダイエット中に避けるべきです。
代替品としてのきな粉の選択
低脂質ダイエットを実践する際には、代替品としてのきな粉の選択が重要です。砂糖を使用せずに製造されたきな粉や、他の低脂質の食材を使用したきな粉を選ぶことがおすすめです。
まとめ
きな粉(砂糖入り) きな粉は、低脂質ダイエットには不向きな食材です。脂質量やカロリーが高いため、代替品を選ぶことが重要です。低脂質ダイエットを成功させるためには、食材の選択に注意し、バランスの取れた食事を心がけましょう。
最後に、きな粉(砂糖入り) きな粉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「きな粉(砂糖入り) きな粉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 406 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (63.9) | g | |
└糖質 | (56.6) | g | 多い |
└食物繊維 | (9.0) | g | 多い |
たんぱく質 | (18.3) | g | 多い |
脂質 | (12.9) | g | 多い |
「きな粉(砂糖入り) きな粉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (2.3) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (2.6) | g | 多い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「きな粉(砂糖入り) きな粉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (1) | mg | 低い |
カリウム | (1000) | mg | 多い |
カルシウム | (97) | mg | 多い |
マグネシウム | (130) | mg | 多い |
リン | (330) | mg | 多い |
鉄 | (4.0) | mg | 多い |
亜鉛 | (2.0) | mg | 多い |
銅 | (0.57) | mg | 多い |
マンガン | (1.38) | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | (2) | μg | 普通 |
クロム | (6) | μg | 多い |
モリブデン | (190) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (2) | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | (Tr) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (2) | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.9) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (0.6) | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | (5.7) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (4.3) | mg | 多い |
ビタミンK | (13) | μg | 多い |
ビタミンB1 | (0.04) | mg | 普通 |
ビタミンB2 | (0.12) | mg | 普通 |
ナイアシン | (1.1) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.26) | mg | 多い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.51) | mg | 普通 |
ビオチン | (16.0) | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
原材料材料配合割合:きな粉1、上白糖1
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。