このページでは、野菜のレッドキャベツを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
レッドキャベツのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはレッドキャベツの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 30 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 6.7 | g | |
└糖質 | 4.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 2.8 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.0 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(キャベツ類) レッドキャベツ 結球葉 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、レッドキャベツがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
レッドキャベツはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
レッドキャベツとは?どんな食材?
レッドキャベツは、野菜の一種であり、その特徴は深い赤紫色の葉であることです。見た目が美しいため、サラダや料理の彩りとしてもよく使われます。
レッドキャベツの味と食感
レッドキャベツは、他のキャベツと比べて甘みがあります。また、シャキシャキとした食感が特徴であり、生でも調理しても美味しく食べることができます。
レッドキャベツの栄養価
レッドキャベツには、ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。ビタミンCは免疫力を高める効果があり、食物繊維は腸内環境を整える効果があります。また、抗酸化作用もあるため、健康に良い食材として知られています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はレッドキャベツがダイエットにどう役立つか説明します!
レッドキャベツはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
レッドキャベツは可食部100gあたり30kcalと、非常に低カロリーです。これは、ダイエット中やカロリーコントロールを心掛けている方にとって非常に魅力的な点です。低カロリーながらも、食物繊維が多く含まれており、満腹感を得ることができます。
2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える
レッドキャベツは糖質が4.7gと非常に低いため、血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値の急激な上昇は、インスリンの分泌を促し、体内の脂肪蓄積を助長することが知られています。そのため、糖質を抑えることは健康的な食事において重要な要素となります。
3. 食物繊維が豊富で腸内環境を整える
レッドキャベツには2.8gの食物繊維が含まれており、腸内環境を整える効果があります。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えることで便秘の予防や免疫力の向上にもつながります。また、食物繊維は消化吸収を遅らせるため、血糖値の上昇も緩やかになります。
以上のように、レッドキャベツは低カロリーでダイエットに適しており、糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果があり、さらに食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果もあります。これらの特徴からも、健康的な食事において積極的に取り入れることがおすすめです。
おすすめ:レッドキャベツのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
レッドキャベツに含まれる無機質の栄養を解説!
レッドキャベツの特徴
レッドキャベツは、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。
1. ナトリウムが低い
レッドキャベツは、可食部100gあたりにわずか4 mgのナトリウムを含んでいます。この量は非常に低く、塩分制限をしている方や高血圧の方にとっては適しています。
2. カリウムが普通
カリウムは、血圧の調整や筋肉の収縮に関与しています。レッドキャベツには、可食部100gあたり310 mgのカリウムが含まれており、一般的な量と言えます。バランスの取れた食事を心掛ける上で、カリウムの摂取は重要です。
3. カルシウムが普通
カルシウムは、骨や歯の形成に不可欠な栄養素です。レッドキャベツには、可食部100gあたり40 mgのカルシウムが含まれています。この量は一般的な範囲であり、カルシウムを摂取するための一つの選択肢となります。
以上のように、レッドキャベツはナトリウムが低く、カリウムとカルシウムの含有量が一般的な範囲にある特徴を持っています。これらの特徴を考慮しながら、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
レッドキャベツに含まれるビタミンを解説!
レッドキャベツのビタミンの特徴
1. ビタミンAの特徴
レッドキャベツに含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンは無く、β-カロテンが36 μg含まれています。β-カロテンはレッドキャベツにおいて多く含まれており、ビタミンAの一部として働くことができます。また、レチノール活性当量は3 μgと普通の量です。
2. ビタミンEの特徴
レッドキャベツに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.1 mg含まれています。ただし、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。したがって、レッドキャベツに含まれるビタミンEの量は比較的低いです。
3. その他のビタミンの特徴
レッドキャベツにはビタミンKが29 μg含まれており、多い量です。また、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸は普通の量であり、ビタミンB6は多い量、ビタミンCは多い量で含まれています。ただし、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビオチンは含まれていません。
最後に、レッドキャベツの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「レッドキャベツ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 30 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 6.7 | g | |
└糖質 | 4.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 2.8 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.0 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「レッドキャベツ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 10 | % | 特になし |
水分 | 90.4 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.8 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「レッドキャベツ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 4 | mg | 低い |
カリウム | 310 | mg | 普通 |
カルシウム | 40 | mg | 普通 |
マグネシウム | 13 | mg | 普通 |
リン | 43 | mg | 普通 |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.20 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 36 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 36 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 3 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 29 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.07 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.19 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.35 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 68 | mg | 多い |
別名: 赤キャベツ、紫キャベツ/廃棄部位: しん/硝酸イオン: Tr
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。