このページでは、野菜のしょうがを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
しょうがのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはしょうがの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 28 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 6.6 | g | |
└糖質 | 4.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 2.1 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.9 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(しょうが類) しょうが 根茎 皮なし 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、しょうががどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
しょうがはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
しょうがとは?どんな食材?
しょうがは、野菜の一種であり、多くの料理で使用される根菜です。その形状は指のように細長く、皮は茶色がかった色をしています。香り高く、独特の辛味を持つことが特徴です。
しょうがの特徴1:風味豊かな香り
しょうがは、その独特の香りが特徴的です。スパイシーでシャープな香りは、料理に深みを与えることができます。また、その香りは食欲を刺激し、食事をより楽しいものにしてくれます。
しょうがの特徴2:独特の辛味
しょうがは、辛味を持つことでも知られています。その辛味は、料理にアクセントを与えるだけでなく、体を温める効果もあります。また、しょうがの辛味には消化を助ける働きもあり、食欲増進にも役立ちます。
しょうがの特徴3:栄養価の高さ
しょうがには、ビタミンCやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。ビタミンCは免疫力を高める効果があり、ミネラルは体の代謝をサポートします。また、食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。
以上のように、しょうがは風味豊かな香りと独特の辛味を持ち、栄養価も高い野菜です。料理に使用することで、美味しさと健康に役立つ効果を得ることができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はしょうががダイエットにどう役立つか説明します!
しょうがはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:サントリー
しょうがの栄養データ
「しょうが」の栄養データを見ると、以下のような特徴があります。
1. カロリーが低い
「しょうが」は、可食部100gあたりで28kcalという低カロリーな食材です。カロリーが低いため、ダイエット中や健康的な食事を心掛けている方にとっては、積極的に取り入れることができるでしょう。
2. 糖質が低い
「しょうが」に含まれる糖質は、可食部100gあたりで4.6gという低い値です。糖質の摂取量を気にしている方や血糖値の上昇を抑えたい方にとっては、適度な量の「しょうが」を摂取することが役立つでしょう。
3. 食物繊維が普通
「しょうが」には、可食部100gあたりで2.1gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、便通を促進したり、腸内環境を整えたりする効果があります。普段の食事に「しょうが」を取り入れることで、食物繊維の摂取量を増やすことができます。
以上のように、「しょうが」はカロリーや糖質が低く、食物繊維も含まれているため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ダイエットや血糖値の管理、腸内環境の改善など、様々な健康への効果が期待できます。ぜひ、日常の食事に取り入れてみてください。
おすすめ:しょうがのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
しょうがに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Nadia
1. マンガンが多い
しょうがは、可食部100gあたりに5.01 mgのマンガンを含んでいます。マンガンは骨や結合組織の健康を維持するために必要な栄養素です。しょうがを摂取することで、マンガンの適切な摂取量を得ることができます。
2. リンが低い
しょうがには、可食部100gあたりに25 mgのリンが含まれていますが、これは比較的低い量です。リンは骨や歯の形成に重要な役割を果たす栄養素ですが、しょうがからは十分なリンを摂取することは難しいかもしれません。そのため、リンを必要とする場合は、他の食材と組み合わせることがおすすめです。
3. クロムとモリブデンが多い
しょうがには、クロムとモリブデンが豊富に含まれています。クロムは血糖値を安定させる役割があり、モリブデンは体内の代謝に関与しています。しょうがを摂取することで、これらの栄養素を効果的に摂ることができます。
以上のように、しょうがにはマンガンが多く含まれており、クロムとモリブデンも豊富に含まれています。一方で、リンの含有量は比較的低いです。これらの特徴を踏まえて、しょうがを適切に摂取することで、健康をサポートすることができます。
しょうがに含まれるビタミンを解説!
引用元:サントリー
1. ビタミンAの特徴
しょうがに含まれるビタミンAは、レチノールは無く、α-カロテンは多く、β-カロテンは普通に含まれています。また、β-クリプトキサンチンやレチノール活性当量は含まれていません。
2. ビタミンEの特徴
しょうがに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールは低く、β-トコフェロールやδ-トコフェロールは含まれていません。一方、γ-トコフェロールは多く含まれています。
3. その他のビタミンの特徴
しょうがにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが普通に含まれています。また、ビタミンCは多く含まれています。
※ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸は含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はしょうがの使用例としてレシピをご紹介します。
しょうがを使ったレシピ20選!
#1 ズッキーニのしょうがカニ玉
カニカマ、ズッキーニ、しいたけ、しょうが、塩コショウ、ごま油、ごま油、しょうゆ、お酢、等
ズッキーニとカニカマを使用した、副菜になるカニ玉のレシピ。しょうがの風味が食欲をそそる一品です。…
レシピを見る#2 さけのしょうが風照り焼き
生さけ、舞茸、白ねぎ、ピーマン、小麦粉、サラダ油、おろししょうが、砂糖、しょうゆ、等
照り焼きと言って思い浮かぶのはブリですが、こちらは鮭の照り焼き。しょうがで爽やかな香りをプラスした変化球レシピ。…
レシピを見る#3 【豚肉と小松菜ともやしのしょうが醤油炒め】ボリュームおかず!
豚薄切り肉、小松菜、もやし、醤油、片栗粉、砂糖、ごま油、生姜チューブ
香りが食欲をそそる豚肉と小松菜ともやしの生姜しょうゆ炒めのレシピ。手軽に作れる炒め物ながら、お肉に一工夫することでより食べやすくなります。…
レシピを見る#4 しょうが風味のさば餃子
さば水煮缶、キャベツ、しょうが、餃子の皮、味噌、サラダ油
お肉の代わりにサバ缶を使った餃子のレシピ。味噌煮にも使われるしょうがと味噌を混ぜることで、食べやすく風味もアップしています。…
レシピを見る#5 定番!定食屋さんの味! 豚のしょうが焼き
塩こしょう、片栗粉、サラダ油、おろししょうが、しょうゆ、みりん、砂糖
食卓の定番「豚のしょうが焼き」のレシピ。しょうがが香ばしく香る、しょうが焼きは、料理初心者の人にもおすすめなレシピ。…
レシピを見る#6 ガツンとカレー風味な豚のしょうが焼き
豚肉(しょうが焼き用薄切り)、こしょう、玉ねぎ、サラダ油、みりん、カレー粉、しょうが(おろしたもの)、しょうが(千切り)、付け合わせ(キャベツの千切りなど)、等
カレー粉を加えたスパイシーな豚の生姜焼きのレシピ。カレー粉を加えることで、エスニックな風味が感じられます。…
レシピを見る#7 しょうが焼きカツのおにぎらず
ご飯、のり、豚ロース肉(しょうが焼き用薄切り肉)、しょうが、薄力粉、ごぼう、にんじん、マヨネーズ、こしょう、等
おなじみのしょうが焼きを重ねてカツにして「おにぎらず」に。下味付きの豚薄切りを重ねて揚げ焼きカツにするというアイデアもさることながら、野菜がたっぷりで栄養バランスも食べ応えも大満足です。…
レシピを見る#8 キャベツたっぷり豚のしょうが焼き丼
豚薄切り肉(ロースもしくは肩ロース)、千切りキャベツ、温かいごはん、サラダ油、みりん、しょうが(絞り汁)
たっぷりのキャベツとお肉を一緒に食べられる、ボリューム満点どんぶりレシピ。豚肉は下味をつけておくひと手間で、肉に味が浸み込みます。…
レシピを見る#9 マヨネーズで!パラッとしょうがチャーハン
ご飯、長ねぎ、しょうが、ハム、こしょう、キユーピーマヨネーズ
マヨネーズを活用したしょうがチャーハンのレシピ。チャーハンは、油の代わりにマヨネーズで炒めると、パラッとした仕上がりに。…
レシピを見る#10 かぶ、きゅうり、しょうがの一夜漬け
かぶ、きゅうり、しょうが、砂糖、しょうゆ
一品あると助かる漬け物のレシピ。夜にさっと作っておけば、翌日の朝にはあっさりとした浅漬けが食べられます。…
レシピを見る#11 玉ねぎがおいしい豚のしょうが焼き
豚肉(ロース)、片栗粉、玉ねぎ、サラダ油、しょうが(おろしたもの)
玉ねぎの甘さを引き出した豚のしょうが焼きのレシピ。電子レンジで玉ねぎを加熱することで、時短だけでなく、甘味もより引き立ちます。…
レシピを見る#12 きのこのしょうが煮
しめじ、えのき茸、舞茸、エリンギ、しょうが(すりおろし)、砂糖
しょうがの風味が効いたきのこが主役のおかずレシピ。甘じょっぱい味付けでご飯にとっても合います。…
レシピを見る#13 レタスとミニトマトの
しょうがスープ
レタス、ミニトマト、おろししょうが、白だし
包丁とまな板いらずで作れるスープのレシピ。レタスは手でちぎるのでめんどうな洗い物は出ません。…
レシピを見る#14 サラダチキンと白菜のしょうが炒め
切らずに使えるサラダチキン」、白菜、しょうが、ごま油、白だし、片栗粉
しょうががアクセントになる「サラダチキン」を使ったアレンジレシピ。白菜をしんなりするまで炒め白だしと酒ベースでとろみをつけるので風味もよく、ヘルシーながら満足感がアップします。…
レシピを見る#15 定番!豚肉のしょうが焼き
豚肩ロース肉(しょうが焼き用)、小麦粉、サラダ油、おろししょうが、しょうゆ、みりん、砂糖、キャベツ、トマト、等
献立の定番、豚肉の生姜焼きのレシピ。豚肉に筋切りをして、小麦粉をうすくまぶすなど丁寧な下準備まで記載されています。…
レシピを見る#16 しょうが風味のシフォンケーキ
薄力粉、ベーキングパウダー、シナモン(パウダー)、卵黄、グラニュー糖、サラダ油、しょうゆ、しょうが汁(絞り汁)、卵白、等
しょうがとしょうゆの入ったシフォンケーキのレシピ。いつもの「シフォンケーキ」にしょうがと醤油が入ることで、香りとコクが増し奥深い味わいになります。…
レシピを見る#17 【鶏肉と茄子の甘辛しょうが醤油炒め】茄子がとろん♡
鶏もも肉、茄子、醤油、生姜、片栗粉、砂糖
鶏肉と茄子の甘辛味の炒め料理です。甘辛味と生姜が香り、ご飯のおかずにぴったり。…
レシピを見る#18 カラダぽかぽか しょうがちゃんこ鍋
骨付き鶏もも肉(ブツ切り)、厚揚げ、白菜、きのこ類(しいたけ、えのき茸、しめじなど)、白ねぎ、ごぼう、にんじん、水菜、ごま油、等
具材たっぷりちゃんこ鍋にしょうがを加えたレシピ。しょうがを加えることで体の芯から温まることができます。…
レシピを見る#19 しょうがたっぷり麻婆なす
しょうが(みじん切り)、にんにく(みじん切り)、豆板醤、サラダ油、白ねぎ(みじん切り)、しょうが(おろし)、鶏ガラスープの素、甜麺醤、しょうゆ、等
甜麺醤を使った本格的な麻婆茄子です。しょうがを1かけ分みじん切りとおろしにして使うことで香りが引き立ち、風味が増します。…
レシピを見る#20 豚のしょうが焼きのっけごはん
豚ロース薄切り肉、だし醤油、玉ねぎ、パプリカ(赤)、ピーマン、サラダ油、温かいごはん
牡蠣だし醤油を使った贅沢な生姜焼きごはんレシピ。牡蠣だし醤油は旨味が強く深みのある味わいなので、甘みを入れずに醤油の味を楽しむ仕上がりです。…
レシピを見る最後に、しょうがの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「しょうが」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 28 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 6.6 | g | |
└糖質 | 4.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 2.1 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.9 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「しょうが」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 20 | % | 特になし |
水分 | 91.4 | g | 多い |
有機酸 | 0.1 | g | 多い |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「しょうが」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 6 | mg | 普通 |
カリウム | 270 | mg | 普通 |
カルシウム | 12 | mg | 普通 |
マグネシウム | 27 | mg | 普通 |
リン | 25 | mg | 低い |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.06 | mg | 普通 |
マンガン | 5.01 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 6 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 1 | μg | 多い |
└β-カロテン | 4 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 5 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | Tr | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.8 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.02 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.6 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.13 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.21 | mg | 普通 |
ビオチン | 0.7 | μg | 普通 |
ビタミンC | 2 | mg | 多い |
別名:ひねしょうが/廃棄部位: 皮/硝酸イオン: 0.1 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。