このページでは、野菜のだいこんの葉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
だいこんの葉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはだいこんの葉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 23 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 5.3 | g | |
└糖質 | 1.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 4.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.2 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(だいこん類) だいこん 葉 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、だいこんの葉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
だいこんの葉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
だいこんの葉とは?どんな食材?
「だいこんの葉」とは、だいこんの根から生える葉のことを指します。一般的には、だいこんの根が主に食材として使用されますが、その葉もまた食べることができます。だいこんの葉は、栄養価が高く、風味も豊かな食材です。
だいこんの葉の特徴
だいこんの葉は、深い緑色をしており、大きな葉が特徴です。また、葉の形は円形や楕円形で、ぎざぎざの切れ込みが入っています。葉の表面は滑らかで、触り心地も良いです。
だいこんの葉の利用方法
1. サラダや和え物に利用する:だいこんの葉は、生で食べることができます。サラダや和え物に加えることで、さっぱりとした風味を楽しむことができます。
2. スープや煮物に利用する:だいこんの葉は、煮物やスープに加えることで、旨味を引き立てます。葉を細かく刻んで加えると、食感も楽しめます。
3. 飲み物に利用する:だいこんの葉は、ジュースやスムージーの材料としても利用されます。栄養価が高いため、健康にも良いです。
以上のように、だいこんの葉は多様な料理に利用することができます。その風味や栄養価を活かして、さまざまな料理に取り入れてみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はだいこんの葉がダイエットにどう役立つか説明します!
だいこんの葉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「だいこんの葉」の栄養データ
カロリー:23kcal(かなり低い)
炭水化物:5.3g
- 糖質:1.6g(かなり低い)
- 食物繊維:4g(多い)
タンパク質:2.2g(低い)
脂質:0.1g(低い)
塩分:0.1g(普通)
1. 低カロリーである
「だいこんの葉」は100gあたり23kcalと、かなり低カロリーです。食事のカロリーコントロールを意識している方にとって、低カロリーな食材として取り入れることができます。
2. 食物繊維が多い
「だいこんの葉」は100gあたり4gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、ダイエット中でも満足感を得ることができます。
3. 脂質や塩分が低い
「だいこんの葉」は100gあたり脂質が0.1g、塩分が0.1gと低いです。脂質や塩分の摂り過ぎは健康に悪影響を与えることがありますが、この食材はそれらを控えたい方に適しています。
おすすめ:だいこんの葉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
だいこんの葉に含まれる無機質の栄養を解説!
1. カリウムやカルシウムが多く含まれています
「だいこんの葉」には、可食部100gあたり400 mgのカリウムや260 mgのカルシウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、筋肉の収縮や心臓の機能にも関与しています。また、カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、健康な骨を維持するために重要です。
2. 鉄が多く含まれています
「だいこんの葉」には、可食部100gあたり3.1 mgの鉄が含まれています。鉄は赤血球の形成や酸素の運搬に重要な役割を果たしており、貧血の予防や免疫力の向上にも寄与します。
3. その他の栄養素もバランスよく含まれています
「だいこんの葉」には、ナトリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、銅、マンガンなどの栄養素も含まれています。これらの栄養素は、体内の代謝や酵素の働きに必要な役割を果たしており、健康維持に貢献します。
以上のように、「だいこんの葉」はカリウムやカルシウム、鉄などの栄養素が豊富に含まれており、健康維持に役立つ食材と言えます。
だいこんの葉に含まれるビタミンを解説!
「だいこんの葉」に含まれるビタミンの特徴
1. ビタミンAの特徴
- ビタミンAは「だいこんの葉」にはほとんど含まれていません。
- レチノールやα-カロテン、β-クリプトキサンチンなどのビタミンAの成分は検出されませんでした。
- しかし、β-カロテン当量とレチノール活性当量はそれぞれ3900 μgと330 μgという比較的多い量が含まれています。
2. ビタミンEの特徴
- 「だいこんの葉」にはビタミンEが含まれています。
- α-トコフェロールは3.8 mgという比較的多い量が含まれています。
- 一方、β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールはほとんど含まれていません。
3. その他のビタミンの特徴
- ビタミンKは「だいこんの葉」には多く含まれています(270 μg)。
- ビタミンB1やビタミンB6、ビタミンCも比較的多い量が含まれています。
- 一方、ビタミンB2やナイアシン、パントテン酸は普通の量が含まれています。
最後に、だいこんの葉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「だいこんの葉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 23 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 5.3 | g | |
└糖質 | 1.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 4.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.2 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「だいこんの葉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 10 | % | 特になし |
水分 | 90.6 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.6 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「だいこんの葉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 48 | mg | 普通 |
カリウム | 400 | mg | 多い |
カルシウム | 260 | mg | 多い |
マグネシウム | 22 | mg | 普通 |
リン | 52 | mg | 普通 |
鉄 | 3.1 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.27 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 3900 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 3900 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 330 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 3.8 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 270 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.16 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.5 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.18 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.26 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 53 | mg | 多い |
廃棄部位: 葉柄基部/硝酸イオン: 0.2 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。