このページでは、野菜のこまつなの葉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
こまつなの葉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはこまつなの葉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 13 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 2.4 | g | |
└糖質 | 0.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 1.5 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「こまつな 葉 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、こまつなの葉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
こまつなの葉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
こまつなの葉とは?どんな食材?
こまつなの葉は、野菜の一種であり、小松菜の葉のことを指します。小松菜は、日本料理でよく使われる緑黄色野菜であり、その葉がこまつなの葉として利用されます。
こまつなの葉の特徴
こまつなの葉は、深緑色で柔らかな葉が特徴です。葉自体は小さいですが、栄養価が高く、ビタミンCやカルシウム、鉄分などを含んでいます。また、食物繊維も豊富に含まれており、腸内環境の改善や便通促進にも役立ちます。
こまつなの葉の使い方
こまつなの葉は、和食や中華料理などさまざまな料理に利用されます。主に、おひたしや炒め物、スープなどに使われることが多いです。葉が柔らかいため、加熱時間は短くて済みます。また、生で食べることもできます。その場合は、よく洗ってから使用しましょう。
こまつなの葉は、栄養価が高く、さまざまな料理に活用できる優れた食材です。ぜひ、健康な食生活の一部として取り入れてみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はこまつなの葉がダイエットにどう役立つか説明します!
こまつなの葉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「こまつなの葉」は100gあたり13kcalと、非常に低カロリーです。ダイエット中やカロリーコントロールをしている方にとって、食事に取り入れやすい食材と言えます。低カロリーながら、食物繊維も含まれており、満腹感を得ることができます。
2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える
「こまつなの葉」の糖質は100gあたり0.8gと、非常に低いです。糖質の摂取量が気になる方や糖尿病の方にとっても、安心して食べることができる食材です。血糖値の急上昇を抑えることができるため、血糖値の安定に役立ちます。
3. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する
「こまつなの葉」には100gあたり1.9gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を改善する効果があり、便通の改善や便秘の予防に役立ちます。また、食物繊維は腸内で水分を吸収し、膨らむことで満腹感を得ることができます。食物繊維が豊富な「こまつなの葉」は、健康的な食事に取り入れることで腸内環境の改善に寄与します。
おすすめ:こまつなの葉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
こまつなの葉に含まれる無機質の栄養を解説!
「こまつなの葉」の特徴
「こまつなの葉」は、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。
1. カリウムやカルシウムが多い
「こまつなの葉」は、可食部100gあたりに500 mgのカリウムと170 mgのカルシウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、心臓の健康をサポートします。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、骨密度の維持に役立ちます。
2. 鉄が多い
「こまつなの葉」には、可食部100gあたりに2.8 mgの鉄が含まれています。鉄は赤血球の生成に必要な栄養素であり、酸素の運搬やエネルギー生産にも関与しています。鉄が多いことから、貧血の予防や改善に役立つ食材と言えます。
3. ヨウ素やクロムが多い
「こまつなの葉」には、可食部100gあたりに2 μgのヨウ素と2 μgのクロムが含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、代謝や成長に関与しています。クロムは血糖値の調節やインスリンの効果をサポートする栄養素です。
以上のように、「こまつなの葉」はカリウムやカルシウム、鉄、ヨウ素、クロムなどの栄養素が豊富に含まれており、心臓や骨の健康、貧血の予防、代謝や血糖値の調節に役立つ食材と言えます。
こまつなの葉に含まれるビタミンを解説!
「こまつなの葉」に含まれるビタミンの特徴
ビタミンAの特徴
- レチノールやα-カロテンは含まれていません。
- β-カロテンやβ-クリプトキサンチンが多く含まれています。
- レチノール活性当量も多いです。
ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールは普通の量が含まれています。
- β-トコフェロールやγ-トコフェロールは含まれていません。
- δ-トコフェロールも含まれていません。
ビタミンKの特徴
- ビタミンKは多く含まれています。
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸の特徴
- これらのビタミンは普通の量が含まれています。
ビオチンの特徴
- ビオチンは多く含まれています。
ビタミンCの特徴
- ビタミンCは多く含まれています。
最後に、こまつなの葉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「こまつなの葉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 13 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 2.4 | g | |
└糖質 | 0.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 1.5 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「こまつなの葉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 15 | % | 特になし |
水分 | 94.1 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「こまつなの葉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 15 | mg | 普通 |
カリウム | 500 | mg | 多い |
カルシウム | 170 | mg | 多い |
マグネシウム | 12 | mg | 普通 |
リン | 45 | mg | 普通 |
鉄 | 2.8 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.2 | mg | 低い |
銅 | 0.06 | mg | 普通 |
マンガン | 0.13 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 2 | μg | 多い |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 2 | μg | 多い |
モリブデン | 10 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 3100 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 28 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 3100 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 260 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.9 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 210 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.13 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.0 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.12 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.32 | mg | 普通 |
ビオチン | 2.9 | μg | 多い |
ビタミンC | 39 | mg | 多い |
廃棄部位: 株元/硝酸イオン: 0.5 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。