このページではまいたけのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
まいたけのカロリーは22kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:ヤマサ
まいたけの可食部100gあたりのカロリーは、22kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1443位です。これは多い順にすると上位90%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「きのこ」ジャンルのでまいたけのカロリーを評価すると、24件中17位です。これは上位から70%に位置するカロリーで、評価は「やや低い」となります。
カロリー | 22Kcal |
全体での評価 | 1443位 / 1592件中(上位90%…かなり低い) |
「きのこ」ジャンル内での評価 | 17位 / 24件中(上位70%…やや低い) |
まいたけはカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜまいたけのカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
引用元:キューピー
まいたけのカロリーはなぜかなり低いのか?
まいたけは、きのこの中でもカロリーがかなり低い食材として評価されています。その理由について、以下の栄養データを参考に解説します。
カロリーが低い理由
まいたけのカロリーは、可食部100gあたり22kcalです。この数値は他の食材と比較してかなり低いです。その理由は、まいたけの栄養成分によるものです。
糖質が低い
まいたけに含まれる糖質は1.8gです。この数値もかなり低いです。糖質が低いため、カロリーも抑えられています。
食物繊維が多い
まいたけには食物繊維が3.5g含まれています。食物繊維は消化吸収されにくく、満腹感を与える効果があります。そのため、食物繊維が多いまいたけは、カロリーを抑えながらも満足感を得ることができる食材と言えます。
タンパク質と脂質が低い
まいたけに含まれるタンパク質は2g、脂質は0.5gです。どちらも低い数値です。タンパク質や脂質はカロリーを高める要素となるため、これらが低いことでまいたけのカロリーも低くなっています。
まいたけは、カロリーが低いだけでなく、食物繊維が多く含まれているため、ダイエットや健康に気をつけている方にもおすすめの食材です。ぜひバランスの取れた食事に取り入れてみてください。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「まいたけ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 1.8g | 4 | 7.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 3.5g | 2 | 7kcal |
たんぱく質 | 2.0g | 4 | 8kcal |
脂質 | 0.5g | 9 | 4.5kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「まいたけ」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
まいたけは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:ヤマサ
まいたけは、低糖質ダイエットに使える?
まいたけは、きのこの一種であり、糖質量が1.8gと非常に低いことが特徴です。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとっては特に効果的な食材と言えます。
まいたけの糖質量は1.8g
まいたけは、糖質量が1.8gと非常に低いため、低糖質ダイエットを実践している方におすすめの食材です。糖質制限を行うことで、血糖値の上昇を抑えることができます。血糖値の急激な上昇は、体内のインスリンの分泌を促し、脂肪の蓄積を引き起こす可能性があります。そのため、糖質制限を行うことで、脂肪の蓄積を抑えることができます。
まいたけは栄養価も高い
まいたけは、糖質量が低いだけでなく、栄養価も高い食材です。まいたけには、ビタミンDや食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、骨の健康をサポートします。食物繊維は、腸内環境を整え、便通を改善する効果があります。カリウムは、血圧を調整する働きがあります。これらの栄養素は、健康な体作りに欠かせないものです。
まいたけの調理方法
まいたけは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。まいたけをそのまま食べるだけでも美味しいですが、炒め物や煮物、スープなどにも活用することができます。また、まいたけは、他の食材との相性も良く、様々な料理に取り入れることができます。ぜひ、自分の好みに合わせた調理方法でまいたけを楽しんでみてください。
まいたけは低糖質ダイエットに特に効果的
まいたけは、糖質量が1.8gと非常に低く、栄養価も高い食材です。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとっては特に効果的な食材と言えます。糖質制限を行うことで、血糖値の上昇を抑え、脂肪の蓄積を抑制することができます。また、まいたけにはビタミンDや食物繊維、カリウムなどの栄養素も豊富に含まれており、健康な体作りにも役立ちます。まいたけを上手に活用して、美味しく健康的な低糖質ダイエットを実践しましょう。
まいたけは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ヤマサ
まいたけは、低脂質ダイエットに使える?
まいたけは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材として注目されています。その理由を詳しくご紹介します。
まいたけの脂質量は0.5g
まいたけは、きのこの中でも脂質量が非常に少ない食材です。100gのまいたけに含まれる脂質はわずか0.5gという驚くべき数値です。この低脂質量は、ダイエット中の方にとって非常に魅力的なポイントと言えます。
まいたけに含まれる栄養素
まいたけには、脂質以外にも様々な栄養素が含まれています。まいたけにはビタミンB群や食物繊維、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康維持や美容効果にも役立ちます。また、まいたけには抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれており、免疫力の向上や老化防止にも効果があります。
まいたけの低カロリー
まいたけは、低脂質だけでなく低カロリーな食材でもあります。100gのまいたけにはわずか20kcal程度しか含まれておらず、ダイエット中の方にとっては嬉しい数値です。低カロリーなので、まいたけを積極的に摂取することで、カロリーコントロールを行いながら健康的なダイエットを実践することができます。
まいたけの調理方法
まいたけは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。生のままサラダに加えたり、炒め物や煮物に使ったりすることが一般的です。また、まいたけの風味を生かしたお吸い物やスープもおすすめです。調理方法によって栄養素の摂取量や味わいが変わるため、自分の好みや目的に合わせて選んでみてください。
まとめ
まいたけは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材としておすすめです。低脂質で低カロリーなだけでなく、豊富な栄養素も含まれており、健康維持や美容効果にも役立ちます。さまざまな調理方法で楽しむことができるため、飽きずに取り入れることができます。まいたけを積極的に摂取して、健康的なダイエットを実践しましょう。
最後に、まいたけの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「まいたけ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 22 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.4 | g | |
└糖質 | 1.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.5 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.0 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
「まいたけ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 10 | % | 特になし |
水分 | 92.7 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.6 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「まいたけ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 0 | mg | 無し |
カリウム | 230 | mg | 普通 |
カルシウム | Tr | mg | 無し |
マグネシウム | 10 | mg | 低い |
リン | 54 | mg | 普通 |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.7 | mg | 普通 |
銅 | 0.22 | mg | 多い |
マンガン | 0.04 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 2 | μg | 普通 |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 4.9 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.19 | mg | 多い |
ナイアシン | 5.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.06 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.56 | mg | 多い |
ビオチン | 24.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。