このページでは、きのこのまいたけを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
まいたけのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはまいたけの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 22 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.4 | g | |
└糖質 | 1.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.5 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.0 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、きのこ分類に所属する正式名称「まいたけ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、まいたけがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
まいたけはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:ヤマサ
まいたけとは?どんな食材?
まいたけとは、日本でよく食べられているきのこの一種です。小さなサイズで、茶色がかった白い傘を持っています。まいたけは、和食や中華料理など、さまざまな料理に使用されます。
まいたけの特徴
まいたけは、独特の香りと味を持っています。香りは華やかで、風味豊かな味わいがあります。また、まいたけは噛むとシャキシャキとした食感があります。そのため、料理にアクセントを加えることができます。
まいたけの栄養価
まいたけには、ビタミンDや食物繊維、カリウム、カルシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。特に、ビタミンDは健康な骨を維持するために重要です。また、食物繊維は腸の働きを促進し、便通を改善する効果があります。
まいたけの料理方法
まいたけは、生のままでも食べることができますが、加熱することで香りや風味が一層引き立ちます。炒め物や煮物、スープなどに使用することが一般的です。また、まいたけは他のきのことの相性も良いため、様々な料理に組み合わせることができます。
まいたけの保存方法
まいたけは、冷蔵庫で保存することがおすすめです。袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保管し、湿気を避けるようにします。また、長期保存する場合は、まいたけを乾燥させるか冷凍することもできます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はまいたけがダイエットにどう役立つか説明します!
まいたけはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:キューピー
まいたけの栄養データからわかる健康的な食事への役立ち
1. 低カロリーであるため、ダイエットや体重管理に適している
まいたけは100gあたり22kcalと、非常に低カロリーです。このため、ダイエットや体重管理を目指している方にとっては、食事に取り入れることでカロリー摂取を抑えることができます。また、低カロリーながらも栄養価があるため、健康的な食事を実現することができます。
2. 食物繊維が豊富であり、腸内環境の改善に寄与する
まいたけは100gあたり3.5gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は腸内環境を改善する効果があり、便通を促進することで健康な消化をサポートします。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を調整する手助けにもなります。
3. 脂質や塩分が低いため、健康維持に適している
まいたけは100gあたり0.5gの脂質と、塩分は無添加であるため、健康維持に適しています。脂質や塩分の摂り過ぎは、生活習慣病や高血圧などのリスクを引き起こすことがありますが、まいたけはこれらを抑えた食材です。健康的な食事を心掛ける際には、まいたけを積極的に取り入れることがおすすめです。
おすすめ:まいたけのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
まいたけに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:ヤマサ
まいたけの特徴
まいたけは、以下の3つの特徴を持っています。
1. カリウムが普通量含まれている
まいたけには、可食部100gあたり230mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素であり、心臓の健康維持にも関与しています。まいたけを摂取することで、カリウムの摂取量を増やすことができます。
2. マグネシウムが低い量含まれている
まいたけには、可食部100gあたり10mgのマグネシウムが含まれています。マグネシウムは骨の形成や神経伝達に関与しており、体内のエネルギー代謝にも重要な役割を果たしています。しかし、まいたけにはマグネシウムが少ないため、他の食材と組み合わせて摂取することがおすすめです。
3. 銅が多い量含まれている
まいたけには、可食部100gあたり0.22mgの銅が含まれています。銅は体内の酵素の働きをサポートし、骨や血液の形成にも関与しています。まいたけを摂取することで、銅の摂取量を増やすことができます。銅は多くの食材に含まれていませんが、まいたけは銅を摂取する良い食材と言えます。
以上のように、まいたけはカリウムが普通量含まれており、マグネシウムが低い量含まれている一方で、銅が多い量含まれています。これらの特徴を踏まえて、まいたけをバランスの取れた食事に取り入れることが健康維持に役立つでしょう。
まいたけに含まれるビタミンを解説!
引用元:ヤマサ
まいたけのビタミン含有量の特徴
まいたけに含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。
1. ビタミンDの含有量が多い
まいたけにはビタミンDが4.9 μg含まれており、他のきのこに比べて多いです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割があり、骨の健康維持に重要な栄養素です。
2. ナイアシンやパントテン酸などのB群ビタミンが多い
まいたけにはナイアシンが5 mg、パントテン酸が0.56 mg含まれています。これらのビタミンはエネルギー代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持にも重要です。まいたけを摂取することで、これらのビタミンを効果的に摂ることができます。
3. ビオチンの含有量が多い
まいたけにはビオチンが24 μg含まれており、他のきのこに比べて多いです。ビオチンは髪や爪の健康維持に関与し、肌の調子を整える効果もあります。まいたけを摂取することで、ビオチンを効果的に摂ることができます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はまいたけの使用例としてレシピをご紹介します。
まいたけを使ったレシピ20選!
#1 まいたけたっぷり鶏つくね
鶏ひき肉(もも)、まいたけ、ねぎ、片栗粉、なす、プチトマト
まいたけと鶏ひき肉を利用したつくねのレシピ。つくねから付け合わせまで一つのフライパンで調理していきます。…
レシピを見る#2 まいたけとえびとアボカドのポテトサラダ
じゃがいも、まいたけ、アボカド、ゆでえび(大)、黒こしょう、レモン汁、キユーピーマヨネーズ
まいたけの食感がアクセントになったポテトサラダのレシピ。えびのうま味にアボカドの濃厚な味わい、まいたけの食感と風味をポテトがまとめています。…
レシピを見る#3 まいたけとにんじんのパパッときんぴら
まいたけ、にんじん、鷹の爪、炒りごま、ごま油、オイスターソース、マーマレード
まいたけとにんじんの使ったきんぴらのレシピ。にんじんは、ピーラーで薄くスライスして、火を通しやすくしています。…
レシピを見る#4 赤パプリカとまいたけの肉巻き
赤パプリカのしりしり、まいたけ、豚ロース肉(薄切り)、薄力粉、オリーブオイル、みりん
赤パプリカのしりしりを使った肉巻きのレシピ。ごまとバターの風味いっぱいな赤パプリカのしりしりをまいたけと一緒に豚肉で巻いて焼き上げました。…
レシピを見る#5 まいたけとブロッコリーのポテトサラダ
じゃがいも、まいたけ、ブロッコリー、ベーコン、おろしにんにく(チューブ入り)、キユーピーマヨネーズ
まいたけとブロッコリーを具材に使用したポテトサラダのレシピ。マヨネーズのコクが具材とマッチし、どんどん箸が進みます。…
レシピを見る#6 白菜とまいたけの桜えびマヨ焼き
白菜、まいたけ、桜えび、キユーピーマヨネーズ
白菜とまいたけを使った桜エビマヨの焼き物のレシピ。桜エビを粗みじん切りにしてマヨネーズと風味豊かな味わいが生まれます。…
レシピを見る#7 鮭とまいたけの南蛮だれ
こしょう、まいたけ、だし醤油、小麦粉、オリーブ油
ほどよく酸味の効いた南蛮だれをかけていただく、鮭とまいたけの焼き物のレシピ。牡蠣だし醤油ベースでコクのある南蛮だれには薄切りの万能ねぎがたっぷり。…
レシピを見る#8 ほうれん草とまいたけのごま和え
ほうれん草、まいたけ、すりごま(黒)、しょうゆ、みりん
グリルで焼いたまいたけは香りも肌触りも最高です。いつものほうれん草の胡麻和えも少し特別なものに。…
レシピを見る#9 絶品和風おかず!『豚肉と豆腐とまいたけの卵あんかけ』
豚バラ薄切り肉、木綿豆腐、まいたけ、塩胡椒、片栗粉、サラダ油、醤油、ほんだし、刻みネギ、等
とろ~り卵あんかけが魅力、和風豚肉と豆腐のまいたけの卵あんかけレシピ。豚肉ときのこの旨味を卵あんが包んでくれることで魅力な仕上がりに卵あんを作る際は、すぐにかき混ぜるとあんが濁ってしまうので固まるまでちょっと待つのがポイントです。…
レシピを見る#10 大根とまいたけの混ぜご飯
大根、まいたけ、かつおだし、料理酒、サラダ油、しょうゆ、みりん
秋の味覚のキノコを使った、大根と舞茸の混ぜご飯です。一見炊き込みご飯をかの様に思えますが、炒めてから混ぜ合わす混ぜご飯なので炊き込みご飯とはまた違い香ばしい風味が楽しめる一品です。…
レシピを見る#11 まいたけの明太子和え
まいたけ、明太子(ほぐしたもの)、みりん、しょうゆ
まいたけと明太子を和えたレシピ。電子レンジで調理するので、手軽に作ることができます。…
レシピを見る#12 まいたけとほうれん草のポテトサラダ
じゃがいも、まいたけ、ほうれん草、ゆで卵、しょうゆ、キユーピーマヨネーズ
定番のポテトサラダのアレンジレシピ。じゃがいもはつぶさずに、茹でたほうれん草とまいたけをマヨネーズとしょうゆでざっくりと和えるサラダです。…
レシピを見る#13 たことまいたけのかき揚げ
たこ足(ゆでたもの)、まいたけ、三つ葉、小麦粉、揚げ油、大根(おろしたもの)、しょうが(せん切り)、小麦粉、しょうゆ、等
たこと舞茸の程よい歯ごたえをさくさく衣と楽しむ、素材の味を存分に味わえるかき揚げです。ボリュームのある素材でお子さまから大人までみんなで楽しめるひとしなです。…
レシピを見る#14 焼さけあらほぐしとまいたけのスパゲッティ
焼さけあらほぐし」、スパゲッティ、じゃがいも、チンゲン菜、まいたけ、にんにく、赤唐辛子、白ワイン、あらびき黒こしょう、等
さけとまいたけのスパゲッティのレシピ。「焼さけあらほぐし」を使用して時短調理。…
レシピを見る#15 焼きまいたけ
まいたけ、オリーブオイル、ゆずポン酢、すだち
グリルで焼いたまいたけを主役にしたレシピ。材料が少ないので、手軽に作ることができます。…
レシピを見る#16 まいたけとしょうがの肉巻き揚げ
豚肩ロース薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)、まいたけ、しょうが、ミニトマト、片栗粉、揚げ油、レモン(くし形切り)、サラダ菜
豚肩ロース肉とまいたけを活用した肉巻き揚げのレシピ。豚肉にしょうがとまいたけを巻き片栗粉をまぶし揚げました。…
レシピを見る#17 なすとまいたけのさっと煮
なす、まいたけ、ごま油、だし汁(かつおだし)、しょうゆ、みりん
なすとまいたけをさっと炒め、短い煮時間で仕上げていただくレシピ。ごま油の香ばしさやだしなどの調味料の風味が染みこみ、コクのある味を楽しめる一品です。…
レシピを見る#18 まいたけとふわふわたまごのマヨネーズ炒め
まいたけ、こしょう、キユーピーマヨネーズ
まいたけと卵、マヨネーズを使って調理する炒め物のレシピ。卵とマヨネーズを混ぜて炒めることで、ふんわりと仕上げることができます。…
レシピを見る#19 ぶりとまいたけの炒め煮
ぶり(切り身)、サラダ油、まいたけ、わけぎ(または長ねぎ)、しょうが汁、料理酒、しょうゆ、みりん
まいたけのうま味が詰まっただしで煮る、ぶりの炒め煮のレシピ。ぶりは下味をつけて焼くことが、香ばしくメリハリのある味わいに仕上げるコツ。…
レシピを見る#20 鮭まるごと炊飯で絶品!『鮭とまいたけとごぼうの炊き込みご飯』
塩鮭(甘口)、まいたけ、ごぼう、醤油、ほんだし、刻みネギ
鮭の切り身を米と一緒に炊飯器で炊く、お手軽炊き込みごはんです。炊き上がったら鮭の身をほぐすように混ぜるだけ、鮭を焼く手間が省けます。…
レシピを見る最後に、まいたけの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「まいたけ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 22 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.4 | g | |
└糖質 | 1.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.5 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.0 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
「まいたけ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 10 | % | 特になし |
水分 | 92.7 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.6 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「まいたけ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 0 | mg | 無し |
カリウム | 230 | mg | 普通 |
カルシウム | Tr | mg | 無し |
マグネシウム | 10 | mg | 低い |
リン | 54 | mg | 普通 |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.7 | mg | 普通 |
銅 | 0.22 | mg | 多い |
マンガン | 0.04 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 2 | μg | 普通 |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 4.9 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.19 | mg | 多い |
ナイアシン | 5.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.06 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.56 | mg | 多い |
ビオチン | 24.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。