このページでは、きのこのえのきたけを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
えのきたけのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはえのきたけの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 34 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 7.6 | g | |
└糖質 | 4.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.7 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、きのこ分類に所属する正式名称「えのきたけ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、えのきたけがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
えのきたけはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キッコーマン
えのきたけとは?どんな食材?
えのきたけは、日本の伝統的な食材の一つです。その名前は、細長い形状が「えのき」に似ていることから付けられました。えのきたけは、キノコの一種であり、主に山林や森林地帯で自生しています。
えのきたけの特徴
えのきたけは、細長い茎と小さな傘の形状を持っています。茎は柔らかく、傘は白色からクリーム色をしており、触ると柔らかい食感があります。また、えのきたけは、香りが特徴的で、独特の風味を持っています。
えのきたけの味と使い方
えのきたけは、淡い味わいを持っており、食材の味を引き立てる効果があります。そのため、多くの料理に使用されます。例えば、炒め物や煮物、スープ、鍋料理などによく使われます。また、えのきたけは、生でも食べることができますが、調理することで風味が一層引き立ちます。
以上のように、えのきたけは、細長い形状と柔らかな食感、特有の香りを持ち、淡い味わいで様々な料理に使用される食材です。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はえのきたけがダイエットにどう役立つか説明します!
えのきたけはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:YouTube
1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している
えのきたけは可食部100gあたり34kcalと低カロリーです。ダイエット中の方やカロリーコントロールを心掛けている方にとって、低カロリーな食材は非常に重要です。えのきたけを積極的に摂取することで、食事のカロリーを抑えることができます。
2. 糖質がかなり低く、血糖値の上昇を抑える効果がある
えのきたけは糖質が4.8gとかなり低いです。糖質の摂取量が過剰になると、血糖値が急上昇してしまうことがありますが、えのきたけを摂取することで血糖値の上昇を抑えることができます。糖尿病の予防や血糖値のコントロールに役立ちます。
3. 食物繊維が多く含まれており、腸内環境の改善に寄与する
えのきたけには可食部100gあたり3.9gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な栄養素であり、便通を促進したり、腸内の善玉菌の増殖を助ける効果があります。えのきたけを摂取することで、腸内環境の改善に寄与し、健康な消化・排泄をサポートします。
おすすめ:えのきたけのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
えのきたけに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:キッコーマン
1. カリウムが多い
えのきたけは、可食部100gあたりに340 mgのカリウムを含んでいます。カリウムは、体内の水分バランスを調整するのに重要な役割を果たす栄養素です。また、カリウムは血圧を正常に保つためにも必要です。えのきたけを摂取することで、カリウムの適切な摂取量を確保することができます。
2. ナトリウムが低い
えのきたけには、可食部100gあたりにわずか2 mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは、高血圧や心臓病のリスクを高めることがあります。えのきたけはナトリウムの含有量が低いため、塩分制限が必要な方にも適しています。
3. カルシウムが無し
えのきたけには、可食部100gあたりにカルシウムがほとんど含まれていません。カルシウムは骨や歯の形成に重要な栄養素であり、十分な摂取が必要です。しかし、えのきたけはカルシウムの供給源としては適していません。カルシウムを十分に摂取するためには、他の食材との組み合わせが必要です。
えのきたけに含まれるビタミンを解説!
引用元:キッコーマン
1. ビタミンDが多い
「えのきたけ」に含まれるビタミンDの量は0.9 μgで、他のきのこに比べて多いです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割があり、骨や歯の健康維持に重要です。
2. ビタミンB群が多い
「えのきたけ」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが多く含まれています。これらのビタミンB群はエネルギー代謝に関与し、神経や皮膚の健康にも必要です。
3. ビタミンB6が普通
「えのきたけ」に含まれるビタミンB6の量は0.12 mgで、他のビタミンB群に比べて普通です。ビタミンB6はタンパク質の代謝に関与し、血液や免疫の健康維持に重要です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はえのきたけの使用例としてレシピをご紹介します。
えのきたけを使ったレシピ20選!
#1 えのきたけとほうれん草の和え物
えのきたけ、ほうれん草、すりごま(白)、しょうゆ、みりん
具材をゆでて調味料で和えるだけで簡単にできる和え物のレシピ。最後にすりごまを加えてコクを出しています。…
レシピを見る#2 味付えのきたけ の作り方
エノキ、お湯、細挽き唐辛子、中荒唐辛子、砂糖、生姜、八角、花椒、パクチーの根元、等
エノキを使った、おつまみにもなるラー油漬けのレシピ。ピリッとした辛さがあと引くうまさ。…
レシピを見る#3 にらとキムチのトマトチゲ鍋(食塩無添加トマトジュース使用)
豚バラ肉(薄切り)、絹ごし豆腐、白菜、えのきたけ、豆もやし、にら、白菜キムチ、トマトジュース、めんつゆ、等
体も温まるお料理、にらとキムチのトマトチゲ鍋のレシピ。デルモンテ・食塩無添加トマトジュースとキッコーマン濃いだし本つゆでお鍋のスープを作ります。…
レシピを見る#4 きのこのおろし和え
しめじ、えのきたけ、大根(すりおろし)、ゆずポン酢
今すぐ作れるきのこのおろし和えのレシピ。しめじとえのきたけをさっと茹でたら、大根おろしを加え、ポン酢で合えたら完成です。…
レシピを見る#5 えのきの肉巻きソテー
えのきたけ、青じそ、豚肩ロース肉(薄切り)、薄力粉、サラダ油、プチトマト、サニーレタス、しょうゆ、みりん、等
えのきたけと豚肉を使ったおかずのレシピ。生醤油とみりんで甘辛い味付けで、青じその風味がいきています。…
レシピを見る#6 おかひじきのごま和え
おかひじき、えのきたけ、練りごま(白)、みりん、しょうゆ
ゴマは白胡麻を使用することによってより風味が豊かになっている胡麻和えです。おかひじきとエノキタケというバランスの取れた素材から出される味わいは飽きないです。…
レシピを見る#7 鍋の残り野菜で!簡単ちゃんこ炒め
鶏もも肉、白菜、えのきたけ、ねぎ、にんじん、サラダ油、キッコーマンうちのごはん豚と白菜のシャキみそ炒め
鍋の残り野菜を美味しく活用したアレンジレシピ。「キッコーマンうちのごはん 豚と白菜のシャキみそ炒め」ひとつで味付けをした、簡単でボリューム満点の野菜炒めです。…
レシピを見る#8 きのこの雪山ぽんず炒め
しめじ、えのきたけ、まいたけ、エリンギ、生しいたけ、サラダ油、豚肉(こま切れ)、ポン酢、大根(すりおろし)、等
大根おろしたっぷりの豚肉ときのこのポン酢炒めのレシピ。ポイントは雪山のような大根おろし。…
レシピを見る#9 ねぎま鍋
まぐろ(赤身)、ねぎ、春菊、えのきたけ、めんつゆ
まぐろとねぎを使った鍋のレシピ。ぶつ切りにしたねぎと赤身のまぐろでシンプルに仕上げた江戸料理です。…
レシピを見る#10 電子レンジで簡単!ケチャップでお手軽トマトスープ
ベーコン(スライス)、エリンギ、しめじ、えのきたけ、パセリ(みじん切り)、粉チーズ、ケチャップ、こしょう
トマトケチャップを活用したスープのレシピ。合わせた材料と調味料をレンジで温めるだけであっという間にトマトスープが出来上がります。…
レシピを見る#11 野菜たっぷりおでん
大根、じゃがいも(小)、さつまいも(小)、こんにゃく、おでんだね(竹輪、ごぼう巻き、昆布、はんぺんなど)、ゆで卵、豚肉(しゃぶしゃぶ用薄切り)、えのきたけ、ねぎ、等
定番の具材に野菜をたっぷりと加えていただくおでんのレシピ。味付けはシンプルですが、一緒に煮込む具材が増えることでそれぞれのうま味が染み出し、味わい深い仕上がりになります。…
レシピを見る#12 和風変わりハンバーグ
高野豆腐、玉ねぎ(みじん切り)、サラダ油、れんこん、合いびき肉、小麦粉、えのきたけ、生しいたけ、青ねぎ、等
高野豆腐とれんこんが入った栄養満点和風ハンバーグレシピ。シャキシャキのれんこんの食感がアクセントになり高野豆腐が肉の旨味をすい、サクサクジューシーなハンバーグに。…
レシピを見る#13 きのこたっぷりスープ
しめじ、えのきたけ、生しいたけ、ベーコン(スライス)、バター、粉チーズ、パセリ(みじん切り)、洋風スープの素(固形)、しょうゆ、等
きのこをふんだんに使った洋風スープのレシピ。バターがきのこの旨味を引き出します。…
レシピを見る#14 卵とえのきの中華風スープ
えのきたけ(1/2袋)、ごま油、こしょう、しょうゆ、鶏ガラスープ(顆粒)
ふわふわ卵とえのきの食感が楽しい簡単すぐにできる中華スープのレシピ。煮立ったスープに卵を一気に回し入れすぐに火を止める、これがふわふわ卵を作るコツ。…
レシピを見る#15 簡単!さば缶でつくる酸辣湯
えのきたけ、椎茸、塩こしょう、水溶き片栗粉、小ねぎ(小口切り)、ラー油、中華スープの素、醤油
さば缶を使った簡単酸辣湯(サンラータン)のレシピ。酸味と辛味の絶妙なバランスが、さばなどの具材とよく合います。…
レシピを見る#16 きのこあんかけ揚げ豆腐
木綿豆腐、小麦粉、揚げ油、しめじ、えのきたけ、たらこ、しょうが汁、片栗粉、さやえんどう(ゆでたもの)、等
たらこを活かした木綿豆腐ときのこの上げ豆腐のレシピ。たらこを使った和風あんかけは揚げ豆腐と相性抜群です。…
レシピを見る#17 きのこたっぷり!鶏すき焼き(わが家はすき焼屋さん使用)
鶏もも肉、生しいたけ、春菊、ねぎ、しらたき、焼き豆腐、しめじ、えのきたけ、サラダ油、等
「わが家はすき焼屋さん熟成仕込割下」を活かした鶏もも肉のすき焼きのレシピ。簡単な工程が多く、料理初心者さんにもおすすめ。…
レシピを見る#18 野菜たっぷりそぼろご飯
合いびき肉、にんじん、小松菜、えのきたけ、玉ねぎ、しょうが(みじん切り)、にんにく(みじん切り)、ごま油、サニーレタス、等
野菜をたっぷり活用したそぼろご飯のレシピ。彩り豊かな野菜やきのこを合いびき肉と一緒に炒めることで、ボリューム感のあるそぼろになります。…
レシピを見る#19 豆腐団子鍋
木綿豆腐、鶏ひき肉、ねぎ(斜め切り)、ほうれん草、えのきたけ、白菜、にんじん、しらたき、しょうが(しぼり汁)、等
豆腐を使った鶏団子の鍋のレシピ。昆布だしの優しい風味の煮汁に、たっぷりの豆腐を使ったふわふわ食感の鶏団子が良く合います。…
レシピを見る#20 きのこたっぷり雑炊
ご飯、しめじ、えのきたけ、生しいたけ、しょうゆ、かつおだし
きのこを使った簡単に作れる雑炊のレシピ。3種類のきのこをたっぷり入れることで、きのこの風味と歯ざわりを存分に楽しむことができます。…
レシピを見る最後に、えのきたけの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「えのきたけ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 34 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 7.6 | g | |
└糖質 | 4.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.7 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「えのきたけ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 15 | % | 特になし |
水分 | 88.6 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.9 | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「えのきたけ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 340 | mg | 多い |
カルシウム | Tr | mg | 無し |
マグネシウム | 15 | mg | 普通 |
リン | 110 | mg | 普通 |
鉄 | 1.1 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.10 | mg | 普通 |
マンガン | 0.07 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | Tr | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 0.9 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.24 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.17 | mg | 多い |
ナイアシン | 6.8 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.12 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.40 | mg | 多い |
ビオチン | 11.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。