パインアップルのカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

パインアップルのカロリーは54kcal（100gあたり）！これってどうなの？

パインアップルの可食部100gあたりのカロリーは、54kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1233位です。これは多い順にすると上位77％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。

また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでパインアップルのカロリーを評価すると、118件中58位です。これは上位から49％に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。

カロリー	54Kcal
全体での評価	1233位 / 1592件中（上位77％…低い）
「果物」ジャンル内での評価	58位 / 118件中（上位49％…平均的）

なぜパインアップルのカロリーは低いの？なにが含まれているの？

パインアップルのカロリーはなぜ低いのか？

パインアップルは、可食部100gあたり54kcalというカロリーが低い果物です。その理由について、以下の栄養データを参考に説明します。

糖質が低い

パインアップルは、可食部100gあたり11.9gの糖質を含んでいます。この数値は低いと言えます。糖質が少ないため、エネルギー源としてのカロリーも低くなります。

食物繊維が普通

パインアップルには、可食部100gあたり1.2gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、消化を助けたり便通を促進する役割があります。パインアップルの食物繊維は普通とされていますが、他の果物と比べるとやや少ないです。

タンパク質がかなり低い

パインアップルには、可食部100gあたり0.6gのタンパク質が含まれています。この数値はかなり低いと言えます。タンパク質は体の構成要素として重要ですが、パインアップルはタンパク質の供給源としては適していません。

脂質が低い

パインアップルには、可食部100gあたり0.1gの脂質が含まれています。この数値も低いと言えます。脂質はエネルギー源として重要ですが、パインアップルは脂質の供給源としては適していません。

以上の栄養データからわかるように、パインアップルはカロリーが低い果物です。糖質や脂質、タンパク質などが他の食材と比べて少ないため、カロリーも低くなっています。ダイエットや健康管理に適した果物と言えるでしょう。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「パインアップル」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	11.9g	4	47.6kcal
炭水化物のうち、食物繊維	1.2g	2	2.4kcal
たんぱく質	0.6g	4	2.4kcal
脂質	0.1g	9	0.9kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

パインアップルは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

パインアップルは、低糖質ダイエットに使える？

果物の中でも、パインアップルは糖質量が11.9gとやや高めです。しかし、他の果物に比べると控えめな糖質量です。

パインアップルは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きだが、糖質量は控えめ

パインアップルは、甘くてジューシーな果物として人気があります。しかし、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、注意が必要な果物と言えるでしょう。

パインアップルの糖質量は11.9gとなっており、他の果物に比べるとやや高めです。低糖質ダイエットでは、1日の糖質摂取量を制限することが求められますので、パインアップルを摂取する際には注意が必要です。

ただし、他の果物に比べるとパインアップルの糖質量は控えめです。例えば、バナナの糖質量は20g以上、りんごの糖質量は15g以上となっています。その点から見ると、パインアップルは低糖質ダイエットにおいては選択肢の一つと言えるでしょう。

また、パインアップルにはビタミンCや食物繊維も豊富に含まれています。ビタミンCは免疫力を高める効果があり、食物繊維は腸内環境を整える効果があります。これらの栄養素は健康にも良い影響を与えるため、バランスの取れた食事に取り入れることが大切です。

総じて言えば、パインアップルは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きな果物ですが、糖質量は他の果物に比べると控えめです。摂取する際には、1日の糖質摂取量や他の食材とのバランスを考慮しながら適量を摂取することが重要です。

パインアップルは、低脂質ダイエットに使える！？

パインアップルは、低脂質ダイエットに使える？

果物の中でも、特にダイエットに効果的なものとして知られているのが「パインアップル」です。その理由は、その低脂質な特性にあります。パインアップルは、100g当たりの脂質量がわずか0.1gしか含まれていないため、低脂質ダイエットに適していると言えます。

パインアップルの低脂質効果

パインアップルには、脂質を分解する酵素「ブロメライン」という成分が豊富に含まれています。この酵素は、脂肪の消化を助けるだけでなく、代謝を促進し、脂肪の蓄積を防ぐ働きもあります。さらに、パインアップルには食物繊維も多く含まれており、脂肪の吸収を抑える効果も期待できます。

パインアップルのダイエット効果

低脂質でありながら、ブロメラインと食物繊維の働きによって、パインアップルはダイエットに効果的な果物として注目されています。パインアップルを食事に取り入れることで、脂肪の吸収を抑えることができるため、体重の増加を防ぐことができます。また、代謝を促進する効果もあるため、脂肪の燃焼を助けることも期待できます。

パインアップルの食べ方

パインアップルを低脂質ダイエットに効果的に取り入れるためには、適切な食べ方が重要です。まず、新鮮なパインアップルを選び、皮をむいて食べることをおすすめします。また、加熱調理するとブロメラインの効果が減少するため、生で食べることが望ましいです。さらに、パインアップルは甘みがありますが、糖分の摂り過ぎには注意が必要です。適量を守りながら、バランスの取れた食事に組み合わせることが大切です。

まとめ

パインアップルは、低脂質ダイエットに特に効果的な果物です。低脂質でありながら、ブロメラインと食物繊維の働きによって、脂肪の吸収を抑えることができます。また、代謝を促進する効果もあるため、脂肪の燃焼を助けることも期待できます。適切な食べ方を守りながら、パインアップルを取り入れることで、健康的なダイエットをサポートすることができます。

「パインアップル」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	54	Kcal	低い
炭水化物	13.7	g
└糖質	11.9	g	低い
└食物繊維	1.2	g	普通
たんぱく質	0.6	g	かなり低い
脂質	0.1	g	低い
「パインアップル」のその他栄養情報
廃棄率	45	%	特になし
水分	85.2	g	多い
有機酸	0.9	g	多い
灰分	0.4	g	低い
コレステロール	0	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「パインアップル」のビタミン・無機質等
ナトリウム	Tr	mg	無し
カリウム	150	mg	普通
カルシウム	11	mg	普通
マグネシウム	14	mg	普通
リン	9	mg	低い
鉄	0.2	mg	低い
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	0.11	mg	普通
マンガン	1.33	mg	多い
ヨウ素	0	μg	無し
セレン	0	μg	無し
クロム	0	μg	無し
モリブデン	Tr	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	Tr	μg	無し
└β-カロテン	37	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	2	μg	多い
└β-カロテン当量	38	μg	多い
└レチノール活性当量	3	μg	普通
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	Tr	mg	無し
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	1	μg	普通
ビタミンB1	0.09	mg	普通
ビタミンB2	0.02	mg	低い
ナイアシン	0.2	mg	低い
ビタミンB6	0.10	mg	普通
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.23	mg	普通
ビオチン	0.2	μg	普通
ビタミンC	35	mg	多い

別名： パイナップル／廃棄部位： はく皮及び果しん部

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。