新着記事
  • 栄養
  • カロリー
  • レモン

レモンのカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!

カロリー調査隊

このページではレモンのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。

レモンのカロリーは43kcal(100gあたり)!これってどうなの?

レモンの可食部100gあたりのカロリーは、43kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1296位です。これは多い順にすると上位81%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。

また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでレモンのカロリーを評価すると、118件中82位です。これは上位から69%に位置するカロリーで、評価は「やや低い」となります。

カロリー43Kcal
全体での評価1296位 / 1592件中(上位81%…低い
「果物」ジャンル内での評価82位 / 118件中(上位69%…やや低い
Character Image

レモンはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!

なぜレモンのカロリーは低いの?なにが含まれているの?

レモンのカロリーが低い理由



レモンは、果物の中でもカロリーが低いと評価されています。その理由は、以下の栄養データを参考にすると明らかです。

糖質がかなり低い


レモンは可食部100gあたり5gの糖質を含んでいます。この量は、他の食材と比較してかなり低いです。糖質が少ないため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。

食物繊維が多い


レモンには可食部100gあたり4.9gの食物繊維が含まれています。この量は多いと言えます。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、ダイエットにも役立ちます。

タンパク質と脂質が低い


レモンには可食部100gあたり0.9gのタンパク質と0.7gの脂質が含まれています。どちらも低い量です。タンパク質は筋肉の構成要素であり、脂質はエネルギー源ですが、レモンにはそれらが少ないため、カロリーも低くなっています。

以上の栄養データから、レモンのカロリーが低い理由が明らかになりました。糖質が少なく、食物繊維が豊富で、タンパク質と脂質も少ないため、ダイエットや健康管理に適していると言えます。日常の食事にレモンを取り入れることで、カロリーコントロールや栄養バランスを意識することができます。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「レモン」のカロリー内訳

栄養素栄養素の量1グラム
あたりの
カロリー
栄養素
によるカロリー
炭水化物のうち、糖質5.0g420kcal
炭水化物のうち、食物繊維4.9g29.8kcal
たんぱく質0.9g43.6kcal
脂質0.7g96.3kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

Character Image

上記が「レモン」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、20kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。

レモンは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?

レモンは、低糖質ダイエットに使える?



果物の中でも、レモンは糖質量が比較的少ない果物の一つです。レモンの糖質量は5g程度であり、低糖質ダイエットにおいては少し効果的な果物と言えます。

レモンの糖質量は5g程度



レモンは、酸味が特徴的な果物であり、その酸味は糖分によるものではなく、クエン酸によるものです。そのため、レモン自体には糖分がほとんど含まれていません。一般的に果物は糖質が多いものが多いですが、レモンは例外的に糖質量が少ないです。

低糖質ダイエットに効果的な果物



低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限することで体重の減少を促すダイエット方法です。糖質を摂りすぎると、体内で余分なエネルギーとして蓄えられ、太りやすくなると言われています。そのため、糖質を制限することは、ダイエットにおいて重要な要素です。

レモンは、糖質量が少ないため、低糖質ダイエットにおいては積極的に取り入れることができます。レモンを使った料理や飲み物を摂ることで、糖質の摂取量を抑えることができます。また、レモンにはビタミンCや食物繊維も豊富に含まれており、健康的なダイエットにも役立ちます。

まとめ



レモンは、糖質量が5g程度と比較的少ない果物です。そのため、低糖質ダイエットにおいては少し効果的な果物と言えます。レモンを積極的に取り入れることで、糖質の摂取量を抑えることができます。また、ビタミンCや食物繊維も含まれており、健康的なダイエットにも寄与します。レモンを上手に活用して、理想の体型を目指しましょう。

レモンは、低脂質ダイエットに使える!?

レモンは、低脂質ダイエットに使える?



果物の中でも、レモンは低脂質ダイエットに特に効果的な食材として知られています。レモンは、その酸味や爽やかな香りで料理や飲み物に欠かせない存在ですが、その栄養価も見逃せません。特に、低脂質ダイエットを目指す方にとっては、レモンは理想的な選択肢と言えるでしょう。

レモンの低脂質成分



レモンには、低脂質の成分が含まれています。100gのレモンに含まれる脂質はわずか0.7gと非常に少なく、ダイエット中でも安心して摂取することができます。この低脂質成分は、脂肪の摂取量を制限しながら健康的な食事を実現するために重要な要素です。

レモンの効果的な活用法



レモンは、その酸味や爽やかな香りが特徴的ですが、その効果はダイエットにも役立つことがわかっています。まず、レモンを水に絞って飲むことで、代謝を促進し脂肪燃焼をサポートします。また、レモンは食欲抑制効果もあり、食事の量をコントロールするのに役立つでしょう。

さらに、レモンは食材としても幅広く活用できます。料理においては、酸味や爽やかな香りが料理の味を引き立て、脂っこさを抑える効果もあります。例えば、サラダや魚料理にレモンを絞ることで、脂質の摂取量を減らしながら美味しい食事を楽しむことができます。

まとめ



レモンは、低脂質ダイエットに特に効果的な果物です。その低脂質成分や効果的な活用法を活かすことで、健康的な食事を実現することができます。ダイエット中でも安心して摂取できるレモンは、食事のバリエーションを広げるだけでなく、美味しくダイエットをサポートしてくれる存在です。ぜひ、レモンを積極的に取り入れて、理想の体型を目指しましょう。
Character Image

最後に、レモンの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「レモン」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー43Kcal低い
炭水化物12.5g
└糖質5.0gかなり低い
└食物繊維4.9g多い
たんぱく質0.9g低い
脂質0.7g低い

「レモン」のその他栄養情報

廃棄率3%特になし
水分85.3g多い
有機酸3.2g多い
灰分0.6g低い
コレステロール0mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「レモン」のビタミン・無機質等

ナトリウム4mg低い
カリウム130mg普通
カルシウム67mg多い
マグネシウム11mg低い
リン15mg低い
0.2mg低い
亜鉛0.1mg低い
0.08mg普通
マンガン0.05mg普通
ヨウ素0μg無し
セレン1μg普通
クロム0μg無し
モリブデン1μg普通
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン7μg普通
└β-クリプトキサンチン37μg多い
└β-カロテン当量26μg多い
└レチノール活性当量2μg普通
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール1.6mg多い
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0.1mg普通
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK(0)μg無し
ビタミンB10.07mg普通
ビタミンB20.07mg普通
ナイアシン0.2mg低い
ビタミンB60.08mg普通
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0.39mg普通
ビオチン1.2μg普通
ビタミンC100mg多い

廃棄部位: 種子及びへた

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

カロリー・栄養カテゴリー一覧

関連するレシピ記事