ブルーベリーのカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

ブルーベリーのカロリーは48kcal（100gあたり）！これってどうなの？

ブルーベリーの可食部100gあたりのカロリーは、48kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1269位です。これは多い順にすると上位79％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。

また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでブルーベリーのカロリーを評価すると、118件中72位です。これは上位から61％に位置するカロリーで、評価は「やや低い」となります。

カロリー	48Kcal
全体での評価	1269位 / 1592件中（上位79％…低い）
「果物」ジャンル内での評価	72位 / 118件中（上位61％…やや低い）

なぜブルーベリーのカロリーは低いの？なにが含まれているの？

ブルーベリーのカロリーは低い理由

ブルーベリーは可食部100gあたり48kcalと、他の食材と比較して「低い」と評価されています。

糖質が低い

ブルーベリーは可食部100gあたり9.8gの糖質を含んでいますが、これも他の食材と比較して「低い」と言えます。

食物繊維が多い

ブルーベリーには可食部100gあたり3.3gの食物繊維が含まれています。

食物繊維は消化吸収がゆっくりで、満腹感を持続させる効果があります。

そのため、ブルーベリーを食べることで食事の量を抑えることができ、カロリー摂取を抑えることができます。

タンパク質がかなり低い

ブルーベリーには可食部100gあたり0.5gのタンパク質が含まれていますが、これも他の食材と比較して「かなり低い」と言えます。

タンパク質は体の構成要素であり、エネルギー源としても重要ですが、ブルーベリーはその点ではあまり優れていません。

脂質が低い

ブルーベリーには可食部100gあたり0.1gの脂質が含まれています。

脂質はカロリーを多く含むため、摂取量に気を付ける必要がありますが、ブルーベリーはその点でも安心です。


以上のように、ブルーベリーのカロリーが低い理由は、糖質や脂質が少なく、食物繊維が多いことにあります。

そのため、ダイエットや健康志向の方にもおすすめの食材と言えます。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「ブルーベリー」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	9.8g	4	39.2kcal
炭水化物のうち、食物繊維	3.3g	2	6.6kcal
たんぱく質	0.5g	4	2kcal
脂質	0.1g	9	0.9kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

ブルーベリーは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

ブルーベリーは、低糖質ダイエットに使える？

果物の中でも、ブルーベリーは栄養価が高く、美容や健康に良いとされています。しかし、低糖質ダイエットを考えている方にとっては、ブルーベリーの糖質量が気になるところです。

ブルーベリーの糖質量は9.8g

ブルーベリー100gあたりの糖質量は約9.8gです。果物の中では糖質量が比較的低い方ですが、低糖質ダイエットを行っている方にとっては、やや控えめと言えるかもしれません。

ブルーベリーは低糖質ダイエットにどちらかというと不向き

低糖質ダイエットでは、糖質の摂取量を制限することが目的です。そのため、糖質量が少ない食材を選ぶことが求められます。ブルーベリーの糖質量は控えめではありますが、他の果物に比べるとやや高めです。

糖質量は控えめ

ただし、ブルーベリーは他の果物と比較しても糖質量は控えめです。また、ブルーベリーには食物繊維やビタミン、抗酸化物質が豊富に含まれており、健康に良いとされています。

バランスの取れた食事が大切

低糖質ダイエットを行う際には、単一の食材だけでなく、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。ブルーベリーを少量摂取することで、栄養を摂りながら糖質の摂取量を抑えることができます。

まとめ

ブルーベリーは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きですが、糖質量は控えめです。バランスの取れた食事を心がけながら、適量のブルーベリーを摂取することで、美容や健康に良い効果を得ることができます。ただし、個々の体質や目標に合わせて食事内容を考えることが大切です。

ブルーベリーは、低脂質ダイエットに使える！？

ブルーベリーは、低脂質ダイエットに特に効果的

果物の中でも、特に注目されているのが「ブルーベリー」です。ブルーベリーは、低脂質ダイエットに特に効果的な果物として知られています。その理由を詳しく見ていきましょう。

低脂質なブルーベリー

まず、ブルーベリーが低脂質であることが大きなポイントです。100gのブルーベリーには、わずか0.1gの脂質が含まれています。これは非常に低い数値であり、ダイエット中の方にとっては嬉しいことです。

食物繊維が豊富

また、ブルーベリーには食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は、腸内環境を整える効果があり、便通を促進する働きがあります。ダイエット中は、便秘になりやすいこともありますが、ブルーベリーの摂取によってそのリスクを減らすことができます。

抗酸化作用が高い

さらに、ブルーベリーには抗酸化作用が高いという特徴もあります。抗酸化作用は、体内の活性酸素を除去する働きがあり、老化や病気の予防にも効果的です。ダイエット中は、ストレスや過剰な運動によって活性酸素が増えることがありますが、ブルーベリーの摂取によってそのリスクを軽減することができます。

バランスの良い食事に取り入れよう

ブルーベリーは、低脂質でありながら栄養価も高い果物です。そのため、低脂質ダイエットを行っている方にとっては理想的な食材と言えるでしょう。ただし、ブルーベリーだけを食べていても健康的なダイエットは実現できません。バランスの良い食事を心掛け、適度な運動も取り入れることが大切です。

まとめ

ブルーベリーは、低脂質ダイエットに特に効果的な果物です。低脂質でありながら食物繊維や抗酸化作用も豊富に含まれており、健康的なダイエットをサポートしてくれます。ただし、ブルーベリーだけに頼るのではなく、バランスの良い食事と適度な運動も併せて取り入れることが重要です。ブルーベリーを上手に活用しながら、理想の体型を手に入れましょう。

「ブルーベリー」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	48	Kcal	低い
炭水化物	12.9	g
└糖質	9.8	g	低い
└食物繊維	3.3	g	多い
たんぱく質	0.5	g	かなり低い
脂質	0.1	g	低い
「ブルーベリー」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	86.4	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	0.1	g	低い
コレステロール	0	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「ブルーベリー」のビタミン・無機質等
ナトリウム	1	mg	低い
カリウム	70	mg	低い
カルシウム	8	mg	低い
マグネシウム	5	mg	低い
リン	9	mg	低い
鉄	0.2	mg	低い
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	0.04	mg	普通
マンガン	0.26	mg	普通
ヨウ素	0	μg	無し
セレン	0	μg	無し
クロム	Tr	μg	無し
モリブデン	1	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	55	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	55	μg	多い
└レチノール活性当量	5	μg	普通
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	1.7	mg	多い
└β-トコフェロール	Tr	mg	無し
└γ-トコフェロール	0.6	mg	多い
└δ-トコフェロール	Tr	mg	無し
ビタミンK	(15)	μg	多い
ビタミンB1	0.03	mg	普通
ビタミンB2	0.03	mg	低い
ナイアシン	0.2	mg	低い
ビタミンB6	0.05	mg	普通
ビタミンB12	0	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.12	mg	低い
ビオチン	1.1	μg	普通
ビタミンC	9	mg	多い

試料： ハイブッシュブルーベリー／果実全体

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。