このページではわかさぎのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
わかさぎのカロリーは71kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キリン
わかさぎの可食部100gあたりのカロリーは、71kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1137位です。これは多い順にすると上位71%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでわかさぎのカロリーを評価すると、296件中264位です。これは上位から89%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 71Kcal |
全体での評価 | 1137位 / 1592件中(上位71%…低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 264位 / 296件中(上位89%…かなり低い) |
わかさぎはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜわかさぎのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
引用元:キッコーマン
わかさぎのカロリーは低い理由
わかさぎは、可食部100gあたり71kcalという「低い」カロリーを持っています。これは、以下の栄養データを参照すると理解できます。
糖質がかなり低い
わかさぎに含まれる糖質は、可食部100gあたり3.1gと「かなり低い」です。糖質はエネルギー源となるため、糖質が少ないことでカロリーも低くなります。
食物繊維が無し
わかさぎには食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化を促進し、満腹感を与えるため、食事のカロリーを抑える効果があります。しかし、わかさぎには食物繊維が含まれていないため、カロリーも低いと言えます。
タンパク質が多い
わかさぎには、可食部100gあたり14.4gのタンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉の構成要素であり、代謝にも重要な役割を果たします。タンパク質はエネルギー源としても利用されますが、他の栄養素と比較してカロリーが低いため、わかさぎのカロリーも低くなっています。
脂質は普通
わかさぎに含まれる脂質は、可食部100gあたり1.7gで「普通」です。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂り過ぎるとカロリーが高くなる可能性があります。わかさぎの脂質量は適度であり、カロリーを抑えることに寄与しています。
以上の理由から、わかさぎのカロリーは低いと評価されています。糖質が少なく、食物繊維が無く、タンパク質と脂質の量も適度であるため、ダイエットや健康に気を使う方にとってはおすすめの食材です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「わかさぎ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 3.1g | 4 | 12.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 14.4g | 4 | 57.6kcal |
脂質 | 1.7g | 9 | 15.3kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「わかさぎ」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、57.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
わかさぎは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:ヤマサ
わかさぎは、低糖質ダイエットに使える?
わかさぎは、糖質量が3.1gで、低糖質ダイエットに少し効果的です。
わかさぎの糖質量は3.1g
わかさぎは、魚の中でも糖質量が比較的低いです。100gあたりの糖質量は3.1gとなっており、低糖質ダイエットに適した食材といえます。
低糖質ダイエットとは?
低糖質ダイエットは、糖質の摂取量を制限することで体重を減らすダイエット方法の一つです。糖質はエネルギー源として使われるため、摂りすぎると余分なエネルギーとして蓄えられてしまいます。そのため、糖質の摂取を減らすことで体脂肪を燃焼しやすくし、ダイエット効果を期待することができます。
わかさぎの効果的な摂り方
わかさぎは、低糖質ダイエットにおいて効果的な食材として活用することができます。わかさぎは、糖質が少ないだけでなく、タンパク質やビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。これらの栄養素は、ダイエット中に必要な栄養を摂取するために重要です。
わかさぎの調理方法
わかさぎは、さばきやすく、さまざまな調理方法で美味しく食べることができます。焼き物や煮物、唐揚げなど、自分の好みに合わせて調理することができます。また、わかさぎは骨が細かいため、食べやすくなっています。
まとめ
わかさぎは、低糖質ダイエットにおいて少し効果的な食材です。糖質量が3.1gと比較的低く、タンパク質やビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。そのため、わかさぎを上手に取り入れることで、ダイエット効果を高めることができます。さばきやすく、さまざまな調理方法で楽しむことができるので、ぜひ低糖質ダイエットに取り入れてみてください。
わかさぎは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ニッスイ
わかさぎは、低脂質ダイエットに使える?
わかさぎは、低脂質ダイエットに少し効果的
わかさぎは、魚の中でも低脂質な食材として知られています。その脂質の含有量は、たった1.7gと非常に低いです。このことから、わかさぎは低脂質ダイエットに使える食材として注目されています。
わかさぎの脂質含有量
わかさぎは、脂質含有量が非常に低いため、ダイエット中の方にとっては理想的な食材です。1.7gという低脂質ながらも、栄養価は高く、タンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に含んでいます。また、わかさぎにはEPAやDHAといった不飽和脂肪酸も含まれており、健康にも良い影響を与えます。
わかさぎのダイエット効果
わかさぎは、低脂質ダイエットにおいて効果的な食材として挙げられます。低脂質ながらも栄養価が高いため、満腹感を得ながらカロリーを抑えることができます。また、わかさぎに含まれるEPAやDHAは、脂肪燃焼を促進する効果があります。これにより、脂肪の燃焼を助けることができ、ダイエット効果を高めることができます。
わかさぎの調理方法
わかさぎを低脂質ダイエットに活用するためには、適切な調理方法を選ぶことが重要です。油を使わずに焼く、蒸す、煮るなどの調理方法がおすすめです。また、わかさぎは塩焼きや唐揚げにすることもできますが、その場合は控えめに調理することが大切です。調味料にも注意し、塩分や油分を控えめにすることで、低脂質ダイエット効果を最大限に引き出すことができます。
まとめ
わかさぎは、低脂質ダイエットに少し効果的な食材です。低脂質ながらも栄養価が高く、満腹感を得ながらカロリーを抑えることができます。また、わかさぎに含まれるEPAやDHAは脂肪燃焼を促進し、ダイエット効果を高めることができます。適切な調理方法を選び、塩分や油分を控えめにすることで、より効果的な低脂質ダイエットを実践することができます。わかさぎを上手に活用して、健康的なダイエットを目指しましょう。
最後に、わかさぎの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「わかさぎ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 71 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 3.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 14.4 | g | 多い |
脂質 | 1.7 | g | 普通 |
「わかさぎ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 81.8 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 2.0 | g | 多い |
コレステロール | 210 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.5 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「わかさぎ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 200 | mg | 普通 |
カリウム | 120 | mg | 普通 |
カルシウム | 450 | mg | 多い |
マグネシウム | 25 | mg | 普通 |
リン | 350 | mg | 多い |
鉄 | 0.9 | mg | 普通 |
亜鉛 | 2.0 | mg | 多い |
銅 | 0.19 | mg | 多い |
マンガン | 0.13 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 29 | μg | 多い |
セレン | 22 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 99 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 2 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 2 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 99 | μg | 多い |
ビタミンD | 2 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.7 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | Tr | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.14 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.6 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.17 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 7.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.51 | mg | 普通 |
ビオチン | 4.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。