このページではみなみまぐろの赤身のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
みなみまぐろの赤身のカロリーは88kcal(100gあたり)!これってどうなの?
みなみまぐろの赤身の可食部100gあたりのカロリーは、88kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1019位です。これは多い順にすると上位64%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでみなみまぐろの赤身のカロリーを評価すると、296件中205位です。これは上位から69%に位置するカロリーで、評価は同じく「やや低い」となります。
カロリー | 88Kcal |
全体での評価 | 1019位 / 1592件中(上位64%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 205位 / 296件中(上位69%…やや低い) |
みなみまぐろの赤身はカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜみなみまぐろの赤身のカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
みなみまぐろの赤身のカロリーはやや低い理由
みなみまぐろの赤身は、可食部100gあたりのカロリーが88kcalで、他の食材と比較して「やや低い」と評価されています。このカロリーがやや低い理由について、以下の栄養データを参考に説明します。
糖質
みなみまぐろの赤身の糖質は、可食部100gあたり4.7gで、「かなり低い」と評価されています。糖質の量が少ないため、カロリーも低くなっています。
食物繊維
みなみまぐろの赤身には食物繊維が含まれておらず、「無し」となっています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与えるため、カロリーが低くなる要因となります。
タンパク質
みなみまぐろの赤身のタンパク質は、可食部100gあたり21.6gで、「多い」と評価されています。タンパク質は体を作るために必要な栄養素であり、カロリーが低い一因となっています。
脂質
みなみまぐろの赤身の脂質は、可食部100gあたり0.4gで、「低い」と評価されています。脂質の量が少ないため、カロリーも低くなっています。
以上の栄養データから、みなみまぐろの赤身のカロリーがやや低い理由は、糖質や脂質の量が少なく、タンパク質や食物繊維が豊富であることによると考えられます。これらの要素がカロリーを抑える効果を持っているため、健康的な食材として選ばれています。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「みなみまぐろの赤身」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.7g | 4 | 18.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 21.6g | 4 | 86.4kcal |
脂質 | 0.4g | 9 | 3.6kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「みなみまぐろの赤身」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、86.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
みなみまぐろの赤身は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
みなみまぐろの赤身は、低糖質ダイエットに使える?
みなさん、低糖質ダイエットを実践されていますか?最近、糖質制限が注目される中、食事に含まれる糖質量を気にされる方も多いのではないでしょうか。
みなみまぐろの赤身の糖質量は4.7g
そこで、今回は魚の中でも特に人気のある「みなみまぐろの赤身」に注目してみましょう。みなみまぐろの赤身は、糖質量が4.7gと比較的低いことが特徴です。
通常、糖質制限を行う際には、ご飯やパン、麺類などの主食を控えることが求められます。しかし、魚のみなみまぐろの赤身は、低糖質ながらも栄養価が高いため、ダイエット中でも安心して食べることができます。
みなみまぐろの赤身は低糖質ダイエットに少し効果的
低糖質ダイエットは、血糖値の上昇を抑えることで脂肪の燃焼を促進し、ダイエット効果を高めると言われています。そのため、糖質量が少ない食材を選ぶことが重要です。
みなみまぐろの赤身は、糖質量が4.7gと比較的低いため、低糖質ダイエットにおいては少し効果的と言えます。また、赤身にはたんぱく質や不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、食事の満足感を高めることができます。
ただし、低糖質ダイエットを行う際には、食材の糖質量だけでなく、バランスの良い食事を心掛けることも大切です。偏った食事は栄養不足や体調不良の原因となるため、バランスの取れた食事を心がけましょう。
まとめ
みなみまぐろの赤身は、低糖質ダイエットにおいては少し効果的と言えます。糖質量が4.7gと比較的低いため、ダイエット中でも安心して摂取することができます。また、赤身には栄養価が高く、食事の満足感を高める効果も期待できます。
しかし、低糖質ダイエットを行う際には、バランスの取れた食事を心掛けることが重要です。食材の糖質量だけでなく、栄養素の摂取バランスにも注意しましょう。健康的なダイエットを目指して、みなみまぐろの赤身を取り入れてみてはいかがでしょうか。
みなみまぐろの赤身は、低脂質ダイエットに使える!?
みなみまぐろの赤身は、低脂質ダイエットに使える?
みなみまぐろの赤身は、低脂質が0.4gであることが分かりました。このことから、みなみまぐろの赤身は低脂質ダイエットに特に効果的であると言えます。
低脂質の食材として優れている
みなみまぐろの赤身は、低脂質であるため、ダイエット中の方にとって理想的な食材です。脂質を制限することは、体重を減らすために重要な要素の一つです。みなみまぐろの赤身には、0.4gの脂質しか含まれていないため、脂質制限を行いたい方にとっては最適な選択肢と言えるでしょう。
栄養価も高い
みなみまぐろの赤身は、低脂質だけでなく、栄養価も高いです。タンパク質やビタミン、ミネラルなど、身体に必要な栄養素が豊富に含まれています。ダイエット中は、カロリーを制限することが多いため、栄養バランスが偏りがちですが、みなみまぐろの赤身を摂取することで、栄養をバランス良く摂ることができます。
食べ方の工夫がポイント
みなみまぐろの赤身を低脂質ダイエットに活用するためには、食べ方にも工夫が必要です。調理方法としては、蒸したり焼いたりすることがおすすめです。油を使わずに調理することで、さらに脂質を抑えることができます。また、みなみまぐろの赤身をサラダや刺身にすることで、さっぱりとした食べ方ができます。
まとめ
みなみまぐろの赤身は、低脂質ダイエットに特に効果的な食材です。低脂質でありながら栄養価も高く、食べ方を工夫することで、さまざまな料理に活用することができます。ダイエット中の方は、ぜひみなみまぐろの赤身を取り入れて、健康的な食事を楽しんでください。
最後に、みなみまぐろの赤身の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「みなみまぐろの赤身」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 88 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 21.6 | g | 多い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
「みなみまぐろの赤身」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 77.0 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.2 | g | 普通 |
コレステロール | 52 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「みなみまぐろの赤身」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 43 | mg | 普通 |
カリウム | 400 | mg | 多い |
カルシウム | 5 | mg | 低い |
マグネシウム | 27 | mg | 普通 |
リン | 240 | mg | 多い |
鉄 | 1.8 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 5 | μg | 多い |
セレン | 73 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 6 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 6 | μg | 普通 |
ビタミンD | 4 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.0 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.05 | mg | 普通 |
ナイアシン | 11.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 1.08 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 2.2 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.30 | mg | 普通 |
ビオチン | 2.2 | μg | 普通 |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
別名: インドまぐろ/切り身(皮なし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。