このページではむろあじのくさやのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
むろあじのくさやのカロリーは223kcal(100gあたり)!これってどうなの?
むろあじのくさやの可食部100gあたりのカロリーは、223kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中537位です。これは多い順にすると上位33%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでむろあじのくさやのカロリーを評価すると、296件中54位です。これは上位から18%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。
カロリー | 223Kcal |
全体での評価 | 537位 / 1592件中(上位33%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 54位 / 296件中(上位18%…高い) |
むろあじのくさやはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜむろあじのくさやのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
なぜむろあじのくさやのカロリーは平均的のか?
「むろあじのくさや」は、可食部100gあたり223kcalのカロリーを持つ魚です。このカロリーは他の食材と比較して「平均的」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参照して解説します。
カロリー
「むろあじのくさや」のカロリーは、可食部100gあたり223kcalとなっています。この値は他の食材と比較して平均的と評価されています。カロリーは食材のエネルギー量を表す指標であり、一般的な食事において必要なエネルギー摂取量を考慮して評価されます。
糖質
「むろあじのくさや」の糖質は、可食部100gあたり9.6gとなっています。この値は低いと評価されています。糖質は体内でエネルギー源となる炭水化物の一種であり、過剰摂取は血糖値の上昇を引き起こす可能性があります。低糖質の食材は、糖質制限を目指す方や糖尿病の管理に適しています。
食物繊維
「むろあじのくさや」には食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化器官の働きを促進し、便通を良くする効果があります。食物繊維は一般的に食事に取り入れることが推奨されていますが、むろあじのくさやは食物繊維が含まれていないため、その点では注意が必要です。
タンパク質
「むろあじのくさや」のタンパク質は、可食部100gあたり49.9gとなっています。この値は多いと評価されています。タンパク質は体の組織や筋肉の構成要素となる重要な栄養素であり、適切な摂取が必要です。特に筋肉を増やしたい方や運動を積極的に行っている方にとって、タンパク質の摂取は重要です。
脂質
「むろあじのくさや」の脂質は、可食部100gあたり3gとなっています。この値は普通と評価されています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素であり、体内の機能にも関与しています。適度な脂質の摂取は健康維持に必要ですが、過剰摂取は肥満や生活習慣病のリスクを高める可能性があります。
以上の栄養データから、「むろあじのくさや」のカロリーが平均的と評価される理由が明らかになりました。総合的に見て、カロリーは他の食材と比較して適切な範囲にあり、糖質や脂質も適度な量であるため、平均的と評価されています。ただし、食物繊維が含まれていない点には注意が必要です。栄養バランスを考慮しながら、適切な量の「むろあじのくさや」を摂取することが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「むろあじのくさや」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 9.6g | 4 | 38.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 49.9g | 4 | 199.6kcal |
脂質 | 3.0g | 9 | 27kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「むろあじのくさや」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、199.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
むろあじのくさやは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
むろあじのくさやは、低糖質ダイエットに使える?
魚の中でも特に人気がある「むろあじのくさや」は、糖質量が9.6gとなっております。この数字を見ると、低糖質ダイエットにはどちらかというと不向きな食材と言えるでしょう。
糖質量は控えめ
「むろあじのくさや」は、糖質量が控えめであると言えます。一般的な食品と比較すると、糖質の摂取量を抑えることができるため、ダイエット中の方にとっては選択肢の一つとなるかもしれません。
低糖質ダイエットには不向き
しかし、低糖質ダイエットを行っている方にとっては、「むろあじのくさや」はあまり適していない食材と言えます。糖質量が9.6gという数字は、他の魚の種類に比べるとやや高めです。低糖質ダイエットでは、糖質の摂取を極力抑えることが求められるため、この数字は少し気になるところかもしれません。
バランスの取れた食事が大切
ダイエットを成功させるためには、単一の食材だけでなく、バランスの取れた食事が重要です。食材の糖質量だけに注目するのではなく、タンパク質や脂質の摂取量も考慮しながら食事を組み立てることが大切です。
まとめ
「むろあじのくさやは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きだが、糖質量は控えめ」ということが分かりました。糖質を抑えたい方にとっては、他の魚の種類を選ぶ方が良いかもしれません。しかし、バランスの取れた食事を心掛けることが大切ですので、食材選びには注意しましょう。
むろあじのくさやは、低脂質ダイエットに使える!?
むろあじのくさやは、低脂質ダイエットに使える?
魚の中でも「むろあじのくさや」は、低脂質が3gということがわかりました。しかし、「むろあじのくさやは低脂質ダイエットにどちらかというと不向きだが、脂質の量は控えめ」ということが言えます。
むろあじのくさやの脂質量は控えめ
むろあじのくさやは、他の魚に比べて脂質の量が控えめです。そのため、低脂質ダイエットを行いたい方にとっては良い選択肢と言えるでしょう。脂質を摂りすぎることが気になる方には、むろあじのくさやを積極的に取り入れることでバランスの良い食事が実現できます。
むろあじのくさやは低脂質ダイエットにどちらかというと不向き
一方で、むろあじのくさやは低脂質ダイエットにはどちらかというと不向きな魚とも言えます。なぜなら、低脂質ダイエットでは脂質の摂取を極力抑えることが求められるため、むろあじのくさやの脂質量が3gという数値はやや高めです。そのため、完全に低脂質な食材を選びたい方には、他の魚を選ぶことをおすすめします。
まとめ
むろあじのくさやは低脂質ダイエットに使える食材ではありますが、どちらかというと不向きと言えます。脂質の量が控えめではありますが、3gという数値は他の魚に比べるとやや高めです。低脂質ダイエットを行いたい方は、他の魚を選ぶことを検討すると良いでしょう。ただし、脂質を気にする必要がない方にとっては、むろあじのくさやはバランスの良い食事の一部として取り入れることができます。食事のバリエーションを豊かにするためにも、むろあじのくさやを時々楽しむのも良いでしょう。
最後に、むろあじのくさやの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「むろあじのくさや」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 223 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 9.6 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 49.9 | g | 多い |
脂質 | 3.0 | g | 普通 |
「むろあじのくさや」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 30 | % | 特になし |
水分 | 38.6 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 8.2 | g | 多い |
コレステロール | 110 | mg | 多い |
食塩相当量 | 4.1 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「むろあじのくさや」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1600 | mg | 多い |
カリウム | 850 | mg | 多い |
カルシウム | 300 | mg | 多い |
マグネシウム | 65 | mg | 多い |
リン | 810 | mg | 多い |
鉄 | 3.2 | mg | 多い |
亜鉛 | 3.2 | mg | 多い |
銅 | 0.26 | mg | 多い |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | Tr | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (Tr) | μg | 無し |
ビタミンD | 2 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.2 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.24 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.40 | mg | 多い |
ナイアシン | 16.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.64 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 12.0 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.09 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
廃棄部位: 頭部、骨、ひれ等
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。