このページでは、魚のむろあじを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
むろあじのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはむろあじの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 147 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.4 | g | |
└糖質 | 6.5 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 23.6 | g | 多い |
脂質 | 6.9 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (あじ類) むろあじ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、むろあじがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
むろあじはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
むろあじとは?どんな食材?
「むろあじ」とは、魚の一種であり、日本の海水域で生息している美味しい魚です。
むろあじの特徴
むろあじは、体長が約30cmほどで、銀色の体と黄色い斑点が特徴的です。また、体形は細長く、背びれと尾びれが黄色く輝いています。
むろあじの味と食べ方
むろあじは、淡白ながらも上品な味わいを持ち、身はやわらかくて繊維が細かいため、口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。主に刺身や寿司ネタとして利用され、新鮮な状態で食べることがおすすめです。また、焼き魚や煮物にしても美味しくいただけます。
以上、むろあじについての説明でした。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はむろあじがダイエットにどう役立つか説明します!
むろあじはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「むろあじ」の栄養データについて
「むろあじ」の栄養データを見ると、以下のような特徴があります。
1. タンパク質が多い
「むろあじ」は、可食部100gあたりに23.6gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に必要な栄養素であり、健康的な食事には欠かせません。特に筋肉をつけたい方や運動をしている方にとっては、タンパク質の摂取は重要な要素となります。
2. 糖質が低い
「むろあじ」には、可食部100gあたりに6.5gの糖質が含まれています。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると血糖値の上昇を引き起こす可能性があります。そのため、糖質を抑えた食事を心掛けたい方にとっては、糖質が低い「むろあじ」は適した食材と言えます。
3. 塩分が低い
「むろあじ」には、可食部100gあたりに0.1gの塩分が含まれています。塩分の摂り過ぎは高血圧や心臓病のリスクを高める可能性がありますので、塩分を制限したい方にとっては、塩分が低い「むろあじ」は適した食材と言えます。
以上のように、「むろあじ」はタンパク質が多く、糖質や塩分が比較的低い食材です。これらの特徴から、健康的な食事に役立つと言えます。特に筋肉の形成や糖質制限、塩分制限を意識した食事をしたい方にとっては、積極的に「むろあじ」を取り入れることがおすすめです。
おすすめ:むろあじのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
むろあじに含まれる無機質の栄養を解説!
「むろあじ」の特徴
「むろあじ」は、以下のような栄養データがあります。
1. カリウムやマグネシウム、リンなどのミネラルが多い
「むろあじ」は、カリウムやマグネシウム、リンといったミネラルが多く含まれています。これらのミネラルは、体内の代謝や神経伝達物質の合成に関与しており、健康な体を維持するために必要な栄養素です。
2. ナトリウムや銅などのミネラルは普通量
「むろあじ」に含まれるナトリウムや銅などのミネラルは、普通量とされています。適度な摂取量を心がけることで、バランスの取れた食事を実現することができます。
3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは含まれていない
「むろあじ」にはヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといったミネラルは含まれていません。これらのミネラルは他の食材から摂取する必要がありますが、他の栄養素が豊富な「むろあじ」をバランスよく食べることで、必要なミネラルを摂取することができます。
以上のように、「むろあじ」はカリウムやマグネシウム、リンなどのミネラルが多く含まれており、ナトリウムや銅などは普通量とされています。また、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは含まれていません。バランスの取れた食事を実現するために、積極的に「むろあじ」を摂取することがおすすめです。
むろあじに含まれるビタミンを解説!
「むろあじ」のビタミンの特徴
1. ビタミンAの含有量は少ないですが、レチノール活性当量は普通程度です。
- レチノールは4 μg含まれており、多くはありませんが、普通の量と言えます。
- 一方、α-カロテンやβ-カロテン、β-クリプトキサンチンなどのプロビタミンAは含まれておらず、ビタミンAの主要な供給源とは言えません。
2. ビタミンDの含有量は多いです。
- 6 μgのビタミンDが含まれており、多いと言えます。
- ビタミンDは日光によっても合成されるため、魚の中でも特に多く含まれている「むろあじ」は、ビタミンDの良い供給源となります。
3. ビタミンB群の含有量は多いです。
- ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸の含有量が多く、健康維持に必要なビタミンB群を豊富に摂取することができます。
最後に、むろあじの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「むろあじ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 147 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.4 | g | |
└糖質 | 6.5 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 23.6 | g | 多い |
脂質 | 6.9 | g | 普通 |
「むろあじ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 45 | % | 特になし |
水分 | 67.7 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.4 | g | 普通 |
コレステロール | 64 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「むろあじ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 56 | mg | 普通 |
カリウム | 420 | mg | 多い |
カルシウム | 19 | mg | 普通 |
マグネシウム | 35 | mg | 多い |
リン | 280 | mg | 多い |
鉄 | 1.6 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.0 | mg | 普通 |
銅 | 0.13 | mg | 多い |
マンガン | 0.02 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 4 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 4 | μg | 普通 |
ビタミンD | 6 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.6 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.18 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.32 | mg | 多い |
ナイアシン | 15.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.57 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 13.0 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.74 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。