みなみまぐろの脂身のカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

みなみまぐろの脂身のカロリーは322kcal（100gあたり）！これってどうなの？

みなみまぐろの脂身の可食部100gあたりのカロリーは、322kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中296位です。これは多い順にすると上位18％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。

また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでみなみまぐろの脂身のカロリーを評価すると、296件中12位です。これは上位から4％に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。

カロリー	322Kcal
全体での評価	296位 / 1592件中（上位18％…高い）
「魚」ジャンル内での評価	12位 / 296件中（上位4％…高い）

なぜみなみまぐろの脂身のカロリーは高いの？なにが含まれているの？

みなみまぐろの脂身のカロリーは高い理由

みなみまぐろの脂身は、可食部100gあたり322kcalという高いカロリーを持っています。この高いカロリーの理由について、以下の栄養データを参照して説明します。

高い脂質含有量

みなみまぐろの脂身は、可食部100gあたり28.3gの脂質を含んでいます。脂質は他の食材に比べて多く、脂質は1gあたり9kcalという高いエネルギー量を持っています。そのため、脂質の含有量が多いことがカロリーの高さの一因となっています。

多くのタンパク質

みなみまぐろの脂身は、可食部100gあたり20.3gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は1gあたり4kcalというエネルギー量を持っています。タンパク質は体の組織を作り、修復するために必要な栄養素です。みなみまぐろの脂身が多くのタンパク質を含んでいるため、カロリーの高さに寄与しています。

低い糖質含有量

みなみまぐろの脂身は、可食部100gあたり6.6gの糖質を含んでいます。糖質は1gあたり4kcalというエネルギー量を持っていますが、みなみまぐろの脂身は糖質の含有量が比較的低いです。糖質の含有量が低いため、カロリーの高さの要因とはなりにくいです。

食物繊維の不足

みなみまぐろの脂身は、可食部100gあたり食物繊維を含んでいません。食物繊維は消化を助け、便通を正常化するために重要な役割を果たします。食物繊維はカロリーを持たないため、カロリーの高さに直接的な関係はありませんが、食物繊維の不足は食事のバランスに影響を与える可能性があります。

以上のように、みなみまぐろの脂身のカロリーが高い理由は、脂質とタンパク質の含有量が多いことが主な要因です。ただし、糖質の含有量は比較的低く、食物繊維は含まれていません。これらの要素が組み合わさって、みなみまぐろの脂身のカロリーが高くなっていると考えられます。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「みなみまぐろの脂身」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	6.6g	4	26.4kcal
炭水化物のうち、食物繊維	(0)g	2	0kcal
たんぱく質	20.3g	4	81.2kcal
脂質	28.3g	9	254.7kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

みなみまぐろの脂身は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

みなみまぐろの脂身は、低糖質ダイエットに使える？

みなみまぐろの脂身は、糖質量が6.6gであり、低糖質ダイエットにどちらかというと不向きですが、糖質量は控えめです。

みなみまぐろの脂身の糖質量

みなみまぐろの脂身は、糖質量が6.6gです。低糖質ダイエットを行っている方にとっては、この数値はやや高いと言えるでしょう。

低糖質ダイエットに不向きな理由

低糖質ダイエットでは、糖質の摂取を制限することが目的です。そのため、糖質量の少ない食材を選ぶ必要があります。みなみまぐろの脂身は、糖質量がやや高いため、ダイエットにはあまり適していないと言えます。

糖質量は控えめ

一方で、みなみまぐろの脂身は、他の魚に比べると糖質量は控えめです。糖質制限を行っている方でも、適量を摂取することで、栄養バランスを保つことができるでしょう。

まとめ

みなみまぐろの脂身は、低糖質ダイエットにどちらかというと不向きですが、糖質量は控えめです。糖質制限を行っている方は、適量を摂取することで、バランスの取れた食事を楽しむことができるでしょう。ただし、糖質量には注意が必要ですので、食事内容を計画する際には、栄養価や糖質量を考慮して選ぶようにしましょう。

みなみまぐろの脂身は、低脂質ダイエットに使える！？

みなみまぐろの脂身は、低脂質ダイエットに不向き

魚の中でも特に人気のある「みなみまぐろ」は、その美味しさと栄養価の高さから、多くの人々に愛されています。しかし、低脂質ダイエットを目指す方にとっては、注意が必要な食材と言えるでしょう。

みなみまぐろの脂身の脂質量

みなみまぐろの脂身には、28.3gの脂質が含まれています。これは、低脂質ダイエットを考える上で非常に高い数値です。低脂質ダイエットでは、一般的に1食あたりの脂質摂取量を10g以下に抑えることが推奨されています。そのため、みなみまぐろの脂身を摂取することで、一食分の脂質摂取量のほとんどを超えてしまうことになります。

低脂質ダイエットに向かない理由

低脂質ダイエットを行う目的の一つは、体脂肪を減らすことです。脂質は高カロリーなため、摂りすぎると体脂肪が増えてしまう恐れがあります。そのため、低脂質ダイエットでは脂質摂取量を制限し、カロリー摂取を抑えることが重要です。

みなみまぐろの脂身には、その美味しさとは裏腹に高い脂質量が含まれています。そのため、低脂質ダイエットを行う上では、避けるべき食材と言えるでしょう。代わりに、低脂質の魚や野菜を積極的に摂取することをおすすめします。

まとめ

みなみまぐろの脂身は、低脂質ダイエットには不向きな食材です。その脂質量が高いため、脂質摂取量を制限する目的のダイエットには適していません。低脂質ダイエットを目指す方は、他の低脂質の食材を積極的に取り入れることをおすすめします。

「みなみまぐろの脂身」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	322	Kcal	高い
炭水化物	0.1	g
└糖質	6.6	g	低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	20.3	g	多い
脂質	28.3	g	多い
「みなみまぐろの脂身」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	50.3	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.0	g	普通
コレステロール	59	mg	多い
食塩相当量	0.1	mg	低い
アルコール	-	g	無し
「みなみまぐろの脂身」のビタミン・無機質等
ナトリウム	44	mg	普通
カリウム	280	mg	普通
カルシウム	9	mg	低い
マグネシウム	29	mg	普通
リン	210	mg	多い
鉄	0.6	mg	普通
亜鉛	0.4	mg	普通
銅	0.05	mg	普通
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	38	μg	多い
セレン	120	μg	多い
クロム	1	μg	多い
モリブデン	0	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	34	μg	多い
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	34	μg	多い
ビタミンD	5	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	1.5	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.10	mg	多い
ビタミンB2	0.06	mg	普通
ナイアシン	11.0	mg	多い
ビタミンB6	1.00	mg	多い
ビタミンB12	1.5	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.29	mg	普通
ビオチン	4.4	μg	多い
ビタミンC	5	mg	多い

別名： インドまぐろ、とろ／切り身（皮なし）

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。