このページでは、魚のみなみまぐろの脂身を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
みなみまぐろの脂身のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはみなみまぐろの脂身の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 322 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 6.6 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 20.3 | g | 多い |
脂質 | 28.3 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (まぐろ類) みなみまぐろ 脂身 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、みなみまぐろの脂身がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
みなみまぐろの脂身はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
みなみまぐろの脂身とは?どんな食材?
みなみまぐろの脂身は、豪州産の南洋まぐろの部位であり、高級な食材として知られています。その特徴は以下の3つです。
1. 豊かな味わい
みなみまぐろの脂身は、豊かな脂がしっかりとのっています。この脂身には、まろやかでコクのある味わいがあり、口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。また、脂が程よい甘みをもっているため、一度食べるとやみつきになること間違いありません。
2. 上質な栄養価
みなみまぐろの脂身は、良質な脂が含まれています。この脂には、不飽和脂肪酸やオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、健康に良い影響を与えるとされています。また、ビタミンDやビタミンEも多く含まれており、美肌や免疫力の向上にも役立ちます。
3. 多彩な調理法
みなみまぐろの脂身は、そのまま刺身として楽しむことはもちろん、焼き物や煮物、揚げ物など、さまざまな調理法で活用することができます。脂がじんわりと溶け出し、旨味を引き立てるため、どのような料理にも一層の深みと風味を与えてくれます。
以上のように、みなみまぐろの脂身は、豊かな味わいと上質な栄養価、多彩な調理法の特徴を持つ、贅沢な食材と言えます。ぜひ、特別な日のおもてなしや美食のひとときに、みなみまぐろの脂身をご堪能ください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はみなみまぐろの脂身がダイエットにどう役立つか説明します!
みなみまぐろの脂身はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. タンパク質が豊富である
「みなみまぐろの脂身」は、可食部100gあたり20.3gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は身体の成長や修復に必要な栄養素であり、筋肉や骨の形成にも関与しています。タンパク質はまた、満腹感を与えるため、ダイエットや健康的な食事にも役立ちます。
2. 脂質が多く、エネルギー源となる
「みなみまぐろの脂身」は、可食部100gあたり28.3gの脂質を含んでいます。脂質はエネルギー源として重要な栄養素であり、身体の機能を維持するために必要です。また、脂質はビタミンの吸収を助ける役割もあります。ただし、摂取量には注意が必要であり、適量を摂ることが健康的な食事のポイントです。
3. 糖質が低く、糖質制限に適している
「みなみまぐろの脂身」は、可食部100gあたり糖質がわずか6.6gであり、低糖質の食事に適しています。糖質制限は、血糖値の上昇を抑えるために効果的であり、糖尿病の予防や管理にも役立ちます。また、糖質制限は体重管理やダイエットにも効果的であり、健康的な食事の一環として取り入れることができます。
以上のように、「みなみまぐろの脂身」はタンパク質が豊富であり、脂質が多くエネルギー源となるため、健康的な食事に役立ちます。さらに、糖質が低く糖質制限にも適しているため、糖尿病や体重管理にも効果的です。ただし、摂取量には注意が必要であり、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
おすすめ:みなみまぐろの脂身のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
みなみまぐろの脂身に含まれる無機質の栄養を解説!
1. 栄養バランスが良い
「みなみまぐろの脂身」は、ナトリウムやカリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅などの無機質栄養素を含んでいます。これらの栄養素は、体の機能を維持するために必要な役割を果たしています。特に、鉄は酸素運搬や免疫機能の向上に重要な役割を果たし、亜鉛は免疫機能の維持や傷の治癒に関与しています。そのため、「みなみまぐろの脂身」は栄養バランスが良い食材と言えます。
2. リン、ヨウ素、セレンが豊富
「みなみまぐろの脂身」はリン、ヨウ素、セレンが多く含まれています。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関与しています。また、セレンは抗酸化作用を持ち、細胞のダメージを防ぐ役割を果たしています。これらの栄養素は、健康な体を維持するために重要な役割を果たしています。
3. カルシウム、マンガンが低い
一方で、「みなみまぐろの脂身」にはカルシウムやマンガンが少ないことが特徴です。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠な栄養素であり、マンガンは酵素の働きを助けています。そのため、「みなみまぐろの脂身」を摂取する際には、他の食材とのバランスを考えてカルシウムやマンガンを補う必要があります。
以上のように、「みなみまぐろの脂身」は栄養バランスが良く、リン、ヨウ素、セレンが豊富な食材です。ただし、カルシウムやマンガンは少ないため、他の食材との組み合わせを考えて摂取することが大切です。
みなみまぐろの脂身に含まれるビタミンを解説!
「みなみまぐろの脂身」に含まれるビタミンの特徴
1. ビタミンAの特徴
「みなみまぐろの脂身」に含まれるビタミンAは、主にレチノールとして存在しています。可食部100gあたりの含有量は34 μgで、多いと言えます。また、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は0 μgであり、含まれていません。レチノール活性当量も34 μgであり、多いと言えます。
2. ビタミンDの特徴
「みなみまぐろの脂身」に含まれるビタミンDは、可食部100gあたりの含有量は5 μgで、多いと言えます。
3. ビタミンEの特徴
「みなみまぐろの脂身」に含まれるビタミンEは、主にα-トコフェロールとして存在しています。可食部100gあたりの含有量は1.5 mgで、多いと言えます。一方、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは0 mgであり、含まれていません。
その他のビタミンについては、ビタミンB1は0.1 mgで多い、ビタミンB2は0.06 mgで普通、ナイアシンは11 mgで多い、ビタミンB6は1 mgで多い、ビタミンB12は1.5 μgで多い、パントテン酸は0.29 mgで普通、ビオチンは4.4 μgで多い、ビタミンCは5 mgで多いという特徴があります。
ただし、ビタミンKと葉酸は「みなみまぐろの脂身」には含まれていないことに注意してください。
最後に、みなみまぐろの脂身の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「みなみまぐろの脂身」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 322 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 6.6 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 20.3 | g | 多い |
脂質 | 28.3 | g | 多い |
「みなみまぐろの脂身」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 50.3 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.0 | g | 普通 |
コレステロール | 59 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「みなみまぐろの脂身」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 44 | mg | 普通 |
カリウム | 280 | mg | 普通 |
カルシウム | 9 | mg | 低い |
マグネシウム | 29 | mg | 普通 |
リン | 210 | mg | 多い |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 38 | μg | 多い |
セレン | 120 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 34 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 34 | μg | 多い |
ビタミンD | 5 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.5 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.10 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.06 | mg | 普通 |
ナイアシン | 11.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 1.00 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 1.5 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.29 | mg | 普通 |
ビオチン | 4.4 | μg | 多い |
ビタミンC | 5 | mg | 多い |
別名: インドまぐろ、とろ/切り身(皮なし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。