このページでは、魚のたたみいわしを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
たたみいわしのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはたたみいわしの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 348 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0.7 | g | |
└糖質 | 15.5 | g | 普通 |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 75.1 | g | 多い |
脂質 | 5.6 | g | 普通 |
食塩相当量 | 2.2 | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> (いわし類) たたみいわし」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、たたみいわしがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
たたみいわしはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:NHKきょうの料理
たたみいわしとは?どんな食材?
「たたみいわし」とは、日本の伝統的な魚の一つです。この食材は、いわしを特殊な製法で加工したものであり、その特徴的な風味や食感が魅力です。
特徴1:風味豊かな味わい
たたみいわしは、いわしの身を丁寧に開いて、骨を取り除いた後、特殊な調味料で味付けされます。この調味料には、醤油やみりん、砂糖などが使用され、独特の甘みとコクが加わります。また、調味料によって魚の旨みが引き立てられ、風味豊かな味わいが生まれます。
特徴2:ふわっとした食感
たたみいわしは、加工過程で魚の身が柔らかくなり、ふわっとした食感が特徴です。魚の身がやわらかくなることで、口の中で溶けるような食感を楽しむことができます。この食感は、一般的な焼き魚や煮魚とは異なり、独自の食べごたえを提供してくれます。
特徴3:多彩な使い方が可能
たたみいわしは、そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理に活用することができます。おにぎりやお弁当の具材として使ったり、お酒のおつまみとして楽しんだりすることができます。また、サラダやお茶漬けのトッピングとしても重宝されています。そのため、さまざまなシーンで活躍する食材として知られています。
以上のように、たたみいわしは風味豊かな味わい、ふわっとした食感、多彩な使い方ができる魚の食材です。伝統的な製法で加工されたこの食材は、日本料理の一部として愛されており、多くの人々に楽しまれています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はたたみいわしがダイエットにどう役立つか説明します!
たたみいわしはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:NHKきょうの料理
1. 高タンパク質であるため、筋肉の成長や修復に役立つ
たたみいわしは100gあたり75.1gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は筋肉の成長や修復に不可欠な栄養素であり、適切な量を摂取することは健康的な食事に欠かせません。たたみいわしはタンパク質を豊富に含んでいるため、筋肉の成長や修復をサポートする役割を果たすことができます。
2. 低炭水化物であるため、糖質制限に適している
たたみいわしは100gあたり0.7gの炭水化物を含んでいます。炭水化物はエネルギー源として重要ですが、過剰な摂取は血糖値の上昇や肥満の原因となることがあります。たたみいわしは炭水化物の含有量が少ないため、糖質制限を行っている方に適した食材と言えます。
3. 低脂質であるため、健康的なダイエットに適している
たたみいわしは100gあたり5.6gの脂質を含んでいます。脂質はエネルギー源として必要ですが、摂りすぎると体重増加や動脈硬化のリスクが高まります。たたみいわしは脂質の含有量が比較的少ないため、健康的なダイエットを行いたい方に適している食材です。
以上のように、たたみいわしは高タンパク質でありながら低炭水化物・低脂質であるため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。特に筋肉の成長や修復、糖質制限、健康的なダイエットを目指す方におすすめです。ただし、塩分の含有量が多いため、塩分摂取量には注意が必要です。
おすすめ:たたみいわしのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
たたみいわしに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:ぐるなびシェフごはん
1. 多くのミネラルを含んでいる
たたみいわしはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅など、多くのミネラルを含んでいます。これらのミネラルは体の健康に重要な役割を果たし、骨や歯の形成、神経伝達、血液の酸素運搬などに関与しています。
2. カルシウムやリンが豊富
たたみいわしにはカルシウムが970 mg、リンが1400 mg含まれています。カルシウムとリンは骨や歯の形成に不可欠なミネラルであり、骨粗鬆症や歯の欠損を予防するために摂取する必要があります。たたみいわしはこれらのミネラルを手軽に摂取できる食材として適しています。
3. 亜鉛が豊富
たたみいわしには亜鉛が6.6 mg含まれています。亜鉛は免疫機能の維持や傷の治癒に重要な役割を果たすミネラルです。また、亜鉛は味覚を正常に保つためにも必要です。たたみいわしを摂取することで、亜鉛の適切な摂取量を確保することができます。
以上のように、たたみいわしは多くのミネラルを含み、特にカルシウム、リン、亜鉛が豊富です。これらの栄養素は健康維持に必要な役割を果たすため、バランスの取れた食事に取り入れることが重要です。
たたみいわしに含まれるビタミンを解説!
「たたみいわし」のビタミンの特徴
「たたみいわし」に含まれるビタミンの特徴は以下の3つです。
1. ビタミンAの含有量が多い
「たたみいわし」にはレチノールという形でビタミンAが含まれており、可食部100gあたり410 μgもの量が含まれています。ビタミンAは視力の維持や免疫力の向上に関与しており、健康な体を維持するために必要な栄養素です。
2. ビタミンDの含有量が多い
「たたみいわし」にはビタミンDが含まれており、可食部100gあたり50 μgもの量が含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収や骨の形成に関与しており、健康な骨を維持するために必要な栄養素です。
3. ビタミンB群の含有量が多い
「たたみいわし」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸といったビタミンB群が豊富に含まれています。これらのビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、健康な体を維持するために必要な栄養素です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はたたみいわしの使用例としてレシピをご紹介します。
たたみいわしを使ったレシピ3選!
#1 たたみいわしと細ねぎの炒めうどん
たたみいわし、細ねぎ、ベーコン、ゆでうどん、紹興酒、紅しょうが、サラダ油、しょうゆ
このレシピはたたみいわしを使った炒めうどんです。たたみいわしの香ばしさと細ねぎの風味が楽しめます。…
レシピを見る#2 松木一浩先生のたたみいわしと新じゃがのミルフィーユ
たたみいわし、新じゃがいも、からし明太子、オリーブ油、細ねぎ、しょうゆ
このレシピはたたみいわしと新じゃがいもを使ったおかずミルフィーユ料理です。香ばしいたたみいわしと、柔らかくなった新じゃがのマッシュにからし明太子を混ぜたタラモサラダ風を、交互に重ねたおかずミルフィーユを作ります。…
レシピを見る#3 かつおぶしとパルミジャーノチーズのおせんべい たたみいわし風
かつおぶし、パルミジャーノレッジャーノチーズ粉末、マヨネーズ、タルタルソース
お酒のあてにお勧めレシピ。鰹節のコクとチーズのコクが一体化し、ワインにも日本酒にも合う一品です。…
レシピを見る最後に、たたみいわしの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「たたみいわし」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 348 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0.7 | g | |
└糖質 | 15.5 | g | 普通 |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 75.1 | g | 多い |
脂質 | 5.6 | g | 普通 |
「たたみいわし」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 10.7 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 7.9 | g | 多い |
コレステロール | 710 | mg | 多い |
食塩相当量 | 2.2 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「たたみいわし」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 850 | mg | 多い |
カリウム | 790 | mg | 多い |
カルシウム | 970 | mg | 多い |
マグネシウム | 190 | mg | 多い |
リン | 1400 | mg | 多い |
鉄 | 2.6 | mg | 多い |
亜鉛 | 6.6 | mg | 多い |
銅 | 0.13 | mg | 多い |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 410 | μg | 多い |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 410 | μg | 多い |
ビタミンD | 50.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.7 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.2 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.33 | mg | 多い |
ナイアシン | 8.2 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.27 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 16.0 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 2.95 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
原材料: かたくちいわし、まいわし等の幼魚/ビタミンC: 酸化防止用として添加品あり
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。