このページではぶりのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ぶりのカロリーは222kcal(100gあたり)!これってどうなの?
ぶりの可食部100gあたりのカロリーは、222kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中540位です。これは多い順にすると上位33%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでぶりのカロリーを評価すると、296件中55位です。これは上位から18%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。
カロリー | 222Kcal |
全体での評価 | 540位 / 1592件中(上位33%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 55位 / 296件中(上位18%…高い) |
ぶりはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜぶりのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
「ぶり」のカロリーは平均的な理由
「ぶり」は、可食部100gあたり222kcalのカロリーを持ち、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。この評価がなされた理由について、以下の栄養データを参照しながら説明します。
糖質の低さ
「ぶり」は、可食部100gあたり7.7gの糖質を含んでいます。この糖質の量は比較的低く、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。糖質の低さは、ダイエットや血糖管理を考える人にとっては好ましい特徴です。
食物繊維の欠如
「ぶり」には食物繊維が含まれていません。食物繊維は、腸の働きを活発にし、便通を促す効果があります。食物繊維の不足は、便秘の原因となる可能性があります。そのため、「ぶり」は食物繊維が無いと評価されています。
タンパク質の豊富さ
「ぶり」は、可食部100gあたり21.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、体の細胞や筋肉の構成要素として重要な役割を果たしています。タンパク質の摂取は、筋肉の修復や成長に欠かせないため、適切な量を摂取することが重要です。「ぶり」はタンパク質が多いため、筋肉の健康維持に役立つ食材と言えます。
脂質の多さ
「ぶり」には、可食部100gあたり17.6gの脂質が含まれています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。そのため、「ぶり」の脂質の多さは注意が必要です。
以上の栄養データを考慮すると、「ぶり」のカロリーは他の食材と比較して平均的と評価されています。糖質は比較的低く、タンパク質は多い一方で、食物繊維が無く、脂質が多いという特徴があるためです。バランスの取れた食事を心掛ける際には、これらの栄養データを参考にすることが重要です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ぶり」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 7.7g | 4 | 30.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 21.4g | 4 | 85.6kcal |
脂質 | 17.6g | 9 | 158.4kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ぶり」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、158.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ぶりは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
ぶりは、低糖質ダイエットに使える?
「ぶりは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きだが、糖質量は控えめ」という内容で、600文字でライティングします。
ぶりの糖質量は7.7g
ぶりは、美味しい魚の一つとして知られています。しかし、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、ぶりが適しているかどうか気になるところです。そこで今回は、ぶりの糖質量について調査しました。
ぶりの糖質量は、100gあたり7.7gと言われています。低糖質ダイエットを行っている方にとっては、この数字は少々気になるかもしれません。しかし、他の魚と比べると、ぶりの糖質量は控えめと言えます。
ぶりは低糖質ダイエットにどちらかというと不向き
ぶりは、脂肪分が多く含まれており、そのためにエネルギー源として糖質を多く消費します。そのため、低糖質ダイエットを行っている方にとっては、ぶりはどちらかというと不向きと言えるでしょう。
低糖質ダイエットでは、糖質の摂取を制限することが目的です。そのため、糖質量が少ない魚を選ぶことが重要です。ぶりの糖質量は控えめではありますが、他の魚と比べるとやや高めです。
まとめ
ぶりは、低糖質ダイエットに使えるかどうかという問いについて考えてみました。ぶりの糖質量は7.7gと控えめではありますが、脂肪分が多く含まれており、エネルギー源として糖質を多く消費します。そのため、低糖質ダイエットを行っている方にとっては、ぶりはどちらかというと不向きと言えるでしょう。
低糖質ダイエットを実践している方は、他の魚を選ぶことをおすすめします。糖質量が少ない魚を選ぶことで、より効果的なダイエットが可能となります。ぶりは美味しい魚ですが、低糖質ダイエットにはあまり適していないと言えるでしょう。
ぶりは、低脂質ダイエットに使える!?
ぶりは、低脂質ダイエットに使える?
「ぶりは低脂質ダイエットに不向き」という内容で、600文字でライティングしてください。
ぶりは、日本料理や寿司の定番として親しまれている魚です。その美味しさと栄養価の高さから、健康や美容を意識する人々にも人気があります。しかし、ぶりは低脂質ダイエットには不向きな食材と言われています。
ぶりの脂質含有量
ぶりの脂質含有量は約17.6gと、他の魚に比べて高めです。低脂質ダイエットでは、1日の摂取カロリーのうち脂質の割合を抑えることが重要です。脂質は高カロリーなため、過剰摂取すると体重増加や体脂肪の蓄積につながります。そのため、低脂質ダイエットを目指す人には、ぶりは避けるべき食材と言えるでしょう。
ぶりの栄養価
一方で、ぶりは栄養価の高い食材でもあります。タンパク質やビタミン、ミネラルなど、身体に必要な栄養素が豊富に含まれています。特にEPAやDHAといった不飽和脂肪酸が多く含まれており、血液をサラサラにする効果や脳の健康維持に役立つとされています。
ぶりを食べる上での注意点
ぶりを低脂質ダイエットに取り入れる場合、以下の点に注意する必要があります。
まず、ぶりの調理方法によって脂質の摂取量が変わることを理解しておきましょう。焼き魚や照り焼きなどの調理方法では、脂質が多くなる傾向があります。一方で、蒸しや煮物などの調理方法を選ぶことで、脂質を抑えることができます。
また、ぶりを食べる際には、適量を守ることも大切です。摂取カロリーを抑えるためには、食べ過ぎに注意する必要があります。ぶりの脂質含有量が高いため、食べ過ぎると逆にダイエット効果を損なう可能性があります。
まとめ
ぶりは美味しさと栄養価の高さから人気のある魚ですが、低脂質ダイエットには不向きな食材と言えます。脂質含有量が高いため、摂取カロリーを抑えるためには避けるべきです。しかし、ぶりには栄養価の高い成分も含まれているため、適量を守り、調理方法にも気を付けることで、バランスの取れた食事に取り入れることができます。
最後に、ぶりの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ぶり」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 222 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.3 | g | |
└糖質 | 7.7 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 21.4 | g | 多い |
脂質 | 17.6 | g | 多い |
「ぶり」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 59.6 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.1 | g | 普通 |
コレステロール | 72 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「ぶり」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 32 | mg | 普通 |
カリウム | 380 | mg | 多い |
カルシウム | 5 | mg | 低い |
マグネシウム | 26 | mg | 普通 |
リン | 130 | mg | 普通 |
鉄 | 1.3 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.7 | mg | 普通 |
銅 | 0.08 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 24 | μg | 多い |
セレン | 57 | μg | 多い |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 50 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 50 | μg | 多い |
ビタミンD | 8 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.0 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.23 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.36 | mg | 多い |
ナイアシン | 9.5 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.42 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 3.8 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.01 | mg | 多い |
ビオチン | 7.7 | μg | 多い |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
切り身/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 40 %、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。