ぶりのカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

ぶりのカロリーは260kcal（100gあたり）！これってどうなの？

ぶりの可食部100gあたりのカロリーは、260kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中428位です。これは多い順にすると上位26％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。

また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでぶりのカロリーを評価すると、296件中39位です。これは上位から13％に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。

カロリー	260Kcal
全体での評価	428位 / 1592件中（上位26％…高い）
「魚」ジャンル内での評価	39位 / 296件中（上位13％…高い）

なぜぶりのカロリーは高いの？なにが含まれているの？

「ぶり」のカロリーが高い理由

「ぶり」は、可食部100gあたり260kcalのカロリーを持っており、他の食材と比較して「高い」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参照します。

糖質の低さ

「ぶり」は、可食部100gあたり9.7gの糖質を含んでいます。この数値は他の食材と比較して「低い」と評価されています。糖質が少ないため、ダイエット中や血糖値を気にしている人にとっては適した食材と言えるでしょう。

食物繊維の欠如

「ぶり」は、可食部100gあたり食物繊維を含んでいません。食物繊維は消化を助け、便通を促す役割がありますが、ぶりにはそれが含まれていないため、食物繊維を摂取するためには他の食材との組み合わせが必要です。

タンパク質の多さ

「ぶり」は、可食部100gあたり26.2gのタンパク質を含んでいます。この数値は他の食材と比較して「多い」と評価されています。タンパク質は筋肉の形成や修復に欠かせない栄養素であり、特に運動をする人や筋肉を増やしたい人にとっては重要な栄養素です。

脂質の多さ

「ぶり」は、可食部100gあたり20.4gの脂質を含んでいます。この数値は他の食材と比較して「多い」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。適度な摂取量を心掛けることが大切です。

以上の栄養データから、「ぶり」のカロリーが高い理由が明らかになりました。糖質は少なく、タンパク質や脂質は多いため、エネルギー源としてのカロリーが高くなっています。ただし、食物繊維の欠如に注意が必要であり、バランスの良い食事を心掛けることが重要です。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「ぶり」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	9.7g	4	38.8kcal
炭水化物のうち、食物繊維	(0)g	2	0kcal
たんぱく質	26.2g	4	104.8kcal
脂質	20.4g	9	183.6kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

ぶりは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

ぶりは、低糖質ダイエットに使える？

魚の中でも、ぶりは一般的には高脂肪であることで知られています。しかし、低糖質ダイエットを行っている方にとっては、ぶりの糖質量が気になるところでしょう。

ぶりの糖質量は9.7g

ぶりの糖質量は、100gあたり9.7gとされています。これは、低糖質ダイエットを行っている方にとっては、控えめな数字と言えるでしょう。

ぶりは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きだが、糖質量は控えめ

しかし、ぶりは低糖質ダイエットに使える魚とは言い難いです。なぜなら、ぶりは高脂肪であり、その脂肪分には糖質が含まれているためです。

低糖質ダイエットでは、糖質を極力制限することが目的です。そのため、脂肪分の多いぶりは、糖質制限をする上では避けた方が良いでしょう。

ただし、糖質量が9.7gという点に注目すると、他の高脂肪の魚に比べては糖質量が少ないと言えます。そのため、ぶりを適量摂取することで、低糖質ダイエットを行っている方でも、少しは楽しむことができるかもしれません。

まとめ

ぶりは低糖質ダイエットに使える魚とは言い難いですが、糖質量が9.7gという点に注目すると、他の高脂肪の魚に比べては糖質量が少ないと言えます。そのため、ぶりを適量摂取することで、低糖質ダイエットを行っている方でも、少しは楽しむことができるかもしれません。ただし、糖質制限をする上では、他の低糖質の魚を選ぶことが望ましいです。

ぶりは、低脂質ダイエットに使える！？

ぶりは、低脂質ダイエットに使える？

魚の中でも、ぶりは非常に人気のある食材です。その美味しさと栄養価から、多くの人がぶりを食べることを楽しみにしています。しかし、低脂質ダイエットを考えている方にとっては、ぶりは避けるべき食材とされています。なぜなら、ぶりは低脂質ではないからです。

ぶりの脂質含有量

ぶりの脂質含有量は、100gあたり20.4gとされています。これは、魚の中では比較的高い値です。低脂質ダイエットを行う際には、脂質摂取量を制限する必要がありますが、ぶりを摂取することでその目標が達成できるかどうかは疑問です。

ぶりの脂質の種類

ぶりに含まれる脂質は、主に不飽和脂肪酸です。これは、体にとって必要な栄養素であり、健康に良い影響を与えるとされています。しかし、脂質の種類によっても効果が異なります。ぶりに含まれる脂質は、中性脂肪の増加や動脈硬化のリスクを高める可能性があります。

ぶりと低脂質ダイエット

低脂質ダイエットを行う際には、脂質摂取量を制限する必要があります。そのため、ぶりは低脂質ダイエットには不向きな食材とされています。代わりに、白身魚や鶏肉などの低脂肪な食材を選ぶことが推奨されています。

まとめ

ぶりは美味しさと栄養価から人気のある食材ですが、低脂質ダイエットを考えている方にとっては避けるべき食材とされています。脂質含有量が比較的高いため、脂質摂取量を制限する際には代わりの食材を選ぶことが重要です。低脂肪な食材を選ぶことで、健康的なダイエットを実践することができます。

「ぶり」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	260	Kcal	高い
炭水化物	0.3	g
└糖質	9.7	g	低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	26.2	g	多い
脂質	20.4	g	多い
「ぶり」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	51.8	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.3	g	普通
コレステロール	89	mg	多い
食塩相当量	0.1	mg	低い
アルコール	-	g	無し
「ぶり」のビタミン・無機質等
ナトリウム	40	mg	普通
カリウム	440	mg	多い
カルシウム	6	mg	低い
マグネシウム	28	mg	普通
リン	170	mg	多い
鉄	2.3	mg	多い
亜鉛	0.9	mg	普通
銅	0.10	mg	普通
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	42	μg	多い
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	(0)	μg	無し
└レチノール活性当量	42	μg	多い
ビタミンD	5.4	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	2.1	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.24	mg	多い
ビタミンB2	0.39	mg	多い
ナイアシン	10.0	mg	多い
ビタミンB6	0.38	mg	多い
ビタミンB12	3.8	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	1.38	mg	多い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	2	mg	普通

切り身

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。