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炒り卵のカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!

カロリー調査隊

このページでは炒り卵のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。

炒り卵のカロリーは190kcal(100gあたり)!これってどうなの?

引用元:キッコーマン

炒り卵の可食部100gあたりのカロリーは、190kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中640位です。これは多い順にすると上位40%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。

また、日本食品標準成分表の「卵」ジャンルので炒り卵のカロリーを評価すると、15件中3位です。これは上位から20%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。

カロリー190Kcal
全体での評価640位 / 1592件中(上位40%…平均的
「卵」ジャンル内での評価3位 / 15件中(上位20%…高い
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炒り卵はカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!

なぜ炒り卵のカロリーは平均的?なにが含まれているの?

引用元:キッコーマン

なぜ炒り卵のカロリーは平均的なのか?



炒り卵のカロリーは、可食部100gあたり190kcalで、「平均的」と評価されています。その理由を以下の栄養データを参照しながら説明します。

カロリー


炒り卵は、可食部100gあたり190kcalのエネルギーを提供します。このカロリーは、他の食材と比較して平均的な値です。炒り卵は、一般的に油で調理されるため、脂質の含有量が多くなります。しかし、他の栄養素のバランスを考慮すると、全体的なカロリーは平均的と評価されています。

糖質


炒り卵は、可食部100gあたり2.5gの糖質を含んでいます。この糖質の量はかなり低いと言えます。炒り卵は、糖質制限をしている方や糖質を控えたい方にも適しています。

食物繊維


炒り卵には、可食部100gあたり食物繊維が含まれていません。食物繊維は、腸の働きを促進し、便通を良くする効果がありますが、炒り卵にはそれがありません。そのため、他の食材と比較して食物繊維の摂取量は低いと言えます。

タンパク質


炒り卵は、可食部100gあたり13.3gのタンパク質を含んでいます。このタンパク質の量は多いと言えます。タンパク質は、筋肉の修復や再生に重要な栄養素であり、身体の構成要素としても重要です。炒り卵は、タンパク質を多く含むため、食事の栄養バランスを考える上で良い選択肢となります。

脂質


炒り卵は、可食部100gあたり16.7gの脂質を含んでいます。この脂質の量も多いと言えます。ただし、脂質はエネルギー源として重要な栄養素であり、脂溶性ビタミンの吸収にも関与しています。適度な脂質の摂取は必要ですが、摂りすぎには注意が必要です。

以上の栄養データを考慮すると、炒り卵のカロリーは平均的と評価されています。炒り卵は、タンパク質が豊富であり、糖質の摂取を控えたい方にも適しています。ただし、脂質の摂取量には注意が必要です。バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「炒り卵」のカロリー内訳

栄養素栄養素の量1グラム
あたりの
カロリー
栄養素
によるカロリー
炭水化物のうち、糖質2.5g410kcal
炭水化物のうち、食物繊維0g20kcal
たんぱく質13.3g453.2kcal
脂質16.7g9150.3kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

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上記が「炒り卵」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、150.3kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。

炒り卵は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?

引用元:キッコーマン

炒り卵は、低糖質ダイエットに使える?



最近、健康志向の人々の間で注目されている低糖質ダイエット。糖質制限をすることで、体重の管理や血糖値のコントロールが可能とされています。しかし、糖質制限をすると食事のバリエーションが少なくなりがちで、食事の楽しみが減ってしまうこともあります。



炒り卵の糖質量は2.5g



そんな中、炒り卵が低糖質ダイエットに使えるということが注目されています。炒り卵は、卵を溶いて調味料と一緒に炒めたものであり、糖質量が非常に低いことが特徴です。実際、一般的な炒り卵の糖質量は約2.5gとされています。



炒り卵の効果的な利用方法



炒り卵を低糖質ダイエットに効果的に利用するためには、いくつかのポイントがあります。



まず、炒り卵を主菜として摂ることが大切です。炒り卵はたんぱく質が豊富であり、満腹感を与える効果があります。そのため、炒り卵を主菜として摂ることで、食事の満足感を高めることができます。



また、炒り卵には脂質も含まれています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素であり、満腹感を持続させる効果もあります。炒り卵には油を使って炒めることが一般的ですが、適度な脂質摂取を心掛けることで、食事の満足感を高めることができます。



さらに、炒り卵には調味料を加えることで味のバリエーションを増やすことができます。塩やしょうゆ、胡椒など、好みの調味料を加えることで、食事の楽しみを感じることができます。



まとめ



炒り卵は低糖質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。糖質量が2.5gと非常に低く、たんぱく質や脂質も含まれているため、満腹感を与える効果があります。炒り卵を主菜として摂り、適度な脂質摂取と調味料の利用を心掛けることで、食事の満足感を高めることができます。低糖質ダイエットを実践しながらも、食事の楽しみを失わずに健康的な生活を送ることができるでしょう。

炒り卵は、低脂質ダイエットに使える!?

引用元:dancyu

炒り卵は、低脂質ダイエットに不向き?



低脂質ダイエットは、健康を維持するために重要な要素です。そのため、脂質の摂取量を減らすために、多くの人々が食事内容に気を使っています。卵は、その中でも一般的な食材の1つであり、様々な料理に利用されています。しかし、卵の中でも特に「炒り卵」は、低脂質ダイエットには不向きな食品とされています。



炒り卵の脂質量



炒り卵は、卵を溶いて調理することで作られます。一般的な炒り卵の脂質量は、16.7gとされています。低脂質ダイエットを実践している人にとっては、この量はかなり高いと言えるでしょう。脂質の摂取量を制限している場合、炒り卵はその目的には合わない食品となります。



炒り卵の脂質の種類



また、炒り卵に含まれる脂質の種類も問題とされています。炒り卵には、主に飽和脂肪酸が含まれています。飽和脂肪酸は、心臓病や高血圧などのリスクを増加させるとされています。低脂質ダイエットを実践している人にとっては、このような脂質の摂取は避けたいものです。



代替案としての卵の活用



しかし、卵は栄養価が高く、タンパク質やビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいます。そのため、低脂質ダイエットを実践している人でも、他の調理方法で卵を活用することは可能です。例えば、卵白のみを使用した料理や、ゆで卵などは、脂質の摂取を抑えることができます。また、卵を使わない代替品として、豆腐や野菜を活用することもできます。



まとめ



炒り卵は、低脂質ダイエットには不向きな食品です。その脂質量や含まれる脂質の種類から、脂質の摂取を制限している人にとっては避けた方が良いでしょう。しかし、卵は栄養価が高いため、他の調理方法で活用することは可能です。低脂質ダイエットを実践している人は、卵の代わりに豆腐や野菜を利用するなど、工夫をすることが重要です。

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最後に、炒り卵の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「炒り卵」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー190Kcal平均的
炭水化物0.3g
└糖質2.5gかなり低い
└食物繊維0g無し
たんぱく質13.3g多い
脂質16.7g多い

「炒り卵」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分70.0g普通
有機酸-g無し
灰分0.9g普通
コレステロール400mg多い
食塩相当量0.4mg普通
アルコール-g無し

「炒り卵」のビタミン・無機質等

ナトリウム160mg普通
カリウム140mg普通
カルシウム58mg多い
マグネシウム13mg普通
リン200mg多い
1.8mg多い
亜鉛1.4mg多い
0.05mg普通
マンガン0.03mg普通
ヨウ素22μg多い
セレン31μg多い
クロム0μg無し
モリブデン5μg多い
ビタミンA
└レチノール180μg多い
└α-カロテン-μg無し
└β-カロテン-μg無し
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量-μg無し
└レチノール活性当量180μg多い
ビタミンD4.7μg多い
ビタミンE
└α-トコフェロール2.4mg多い
└β-トコフェロールTrmg無し
└γ-トコフェロール2.7mg多い
└δ-トコフェロール0.1mg多い
ビタミンK21μg多い
ビタミンB10.07mg普通
ビタミンB20.42mg多い
ナイアシン0.1mg低い
ビタミンB60.11mg普通
ビタミンB121.1μg多い
葉酸μg無し
パントテン酸1.16mg多い
ビオチン26.0μg多い
ビタミンC0mg無し

別名:スクランブルエッグ/植物油(なたね油)/調理による脂質の増減:第1章表14参照/ビタミンD: ビタミンD活性代謝物を含む(ビタミンD活性代謝物を含まない場合: 2.0 µg)/試料:通常の鶏卵(栄養成分が増減されていないもの)、栄養強化卵

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

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